見出し画像

「勉強しなさい」をやめる!|“信じて待つ子育て”で育つ自己肯定感

つい言ってしまう「早くして」「勉強しなさい」

「早く勉強しなさい」「片づけなさい」
――そう言ったあとに、自己嫌悪で落ち込んだ経験はありませんか?

私は何度もあります。
そんな時は、きまって

「あんなこと言わなければよかった…」
「違う言い方できたのに…」

と、自分を責めていました。

でも、そこから見つけたのが “信じて待つ”子育て です。

この方法を取り入れると、子どもは不思議と自分から動き出し、少しずつ 自己肯定感 を育てていけるようになります。

今日は、まこ式10の法則
法則①「指示よりも信じて待つ」
の具体的な子育てのコツをお伝えします。


この記事は 「自己肯定感を伸ばす子育て学|まこ式10の法則」シリーズ第2話 です。
▼前回は、こちら


「指示」より「信頼」|待つ姿勢が育てる力

「早くして!」

これは、私が長女が小さいころ、よく言っていた言葉です。

長女はマイペースのおっとりタイプ。
準備が遅い、食べるのが遅い、何をするのも時間がかかる。
待つ側の私はついイライラして、思わず「早くして!」と言ってしまう…。

でも、ある日、気がついたのです。

私が「早くして!」って言うと、長女の耳がぱたんと閉じることを。
私の言葉をシャットアウトし、自分の世界に入ってしまう姿を見て、ハッとしました。

よく観察すると、時間はかかっても、彼女のやることはとても丁寧!
せっかちな私にはない「自分のペースで丁寧に進める」という長所を持っていたのです。

そんな長女にとって、私の「早くして!」は、彼女のリズムを乱す雑音でしかありませんでした。

それから私は「早くして!」を封印。
言いたくなったときは、心の中でこう唱えるようにしました。

「彼女は今、丁寧に作業している。それを邪魔してはいけない」

もちろん、せっかちな私の心の中から“イライラ”が消えるわけではありません。
そんなときは、心を落ち着けるための3ステップ を意識しています。

イライラしそうなときの3ステップ 

1.承認する
 「彼女は自分のペースで進めてる。これは彼女の良いところ」と認める。

2.提案する
 「そろそろ出発の時間なんだけど、準備はできてるかな?」
 と“命令”ではなく、子どもが選べる“提案”で伝える。

3.任せる
 一度伝えたら、あとはそっと見守る。
 親が“待つ”ことで、子どもは「自分でできた」という小さな成功体験を積める。

“信じて待つ子育て”の3ステップ。
承認 → 提案 → 任せる の循環で、子どもの自己肯定感が自然に育ちます。

もちろん、どうしてもイライラが止められないこともあります。

そんなときは
「10回に1回しか“早くして!”と言わなかった私、えらい!」
と、自分で自分を褒めて、気持ちを切り替えるようにしています(笑)

完璧じゃなくても大丈夫。
親がちょっとだけ待てるようになると、子どもはぐんと伸びていきます。

成長編「勉強しなさい!」への声かけを変える

子どもたちが成長し、中学生、高校生になると、つい言ってしまう言葉があります。

「勉強しなさい!」

でも、お子さまをよく観察してみてください。
中学生も高校生も、朝から夕方まで学校で過ごし、そのあと部活や習い事で夜まで練習に励んでいます。

我が家の子どもたちも、中学生まで、クラブチームでほぼ毎日スポーツをしていました。
学校が終わってから、夜に2時間ほど練習する毎日。

そんながんばっている姿を見ていると、とてもじゃないけれど「勉強しなさい!」とは強く言えませんでした。

でも、親としてはやっぱり勉強もしてほしい。
だからこそ、私はまず 頑張りを認める言葉 から伝えます。

頑張りを認めてから“提案”する言葉

「毎日学校に通うだけで疲れるよね」
「それだけでも本当にすごいことだよ」

そうやって寄り添ったあとで、こう続けます。

「自分でもわかっていると思うけど、そろそろ勉強したほうがいいんじゃない?」

ここでも、 “命令”ではなく“提案”の形で伝えることで、子ども自身の中にある「やらなきゃ」という気持ちが自然に引き出されます。

子どもだって、心の中では「勉強しなくちゃ」って思っています。
だからこそ、寄り添い+提案の声かけは、自己肯定感を守りながら、勉強へのやる気に繋がると、私は思っています。

信じて待つことが力になる(まとめ)

子どもを信じて待つことは、親にとって簡単なことではありません。
「早くして」「勉強しなさい」と言いたくなる気持ちは、誰にでもあります。

でも、そこでほんの少し待ってみると、子どもは自分で動き出す力を育てていきます。

その小さな一歩が積み重なって、やがて 「自分でできた」という自信や自己肯定感 に変わっていくのです。

親が“待つ勇気”を持つことは、子どもの成長を信じること。
完璧でなくても大丈夫。
10回に1回待てただけでも、その積み重ねが親子にとっての大きな力になります。

今日からできるのは、ほんの小さな「待つ」習慣です。
一度ぐっとこらえて見守るだけで、子どもの目が変わる瞬間に出会えます。


この記事は「自己肯定感を伸ばす子育て学|まこ式10の法則」シリーズ第2話でした。
▶次回、第3話は こちら


興味のある記事を探しやすく、まとめています。
▼このシリーズの全体像はこちら


★こちらのシリーズもお読みいただけると嬉しいです★


いつもお読みいただき、ありがとうございます!
またお越しいただけたら、嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!