垂直思考と水平思考で、“伝わる文章”は立体になる|アイデアを広げるコツ
文章を書く力は、センスではなく「思考の使い分け」で育ちます。
垂直思考で“論理的に深めて整え”、水平思考で“アイデアを広げてつなぐ”。
2つの思考を意識するだけで、文章は驚くほど立体的に伝わります。
この記事では、
「発想を広げる思考」=水平思考
について、お伝えしていきます。
この記事は 「“書く”って、実は簡単!」シリーズ第6話 です。
▼前回は、こちら
「基礎」から「アイデアを広げるコツ」へ
これまで「“書く”って、実は簡単!」シリーズでは、第5話まで書いてきました。
第5話までをひと言でまとめるなら……
「論理的に文章を書く方法」。
もう少し丁寧に言うなら、「共感力のある、論理的な文章を書く方法」です。
そして、「論理的に文章を書く方法」を元に、
「AIをどう活用して書くのか」
「どうすれば、AIと一緒に“生き残っていけるか”」
そんなテーマでお伝えしてきました。
「AIを活用する」は、“自分で考える力”の延長
でも、正直に言うと、
AIの活用法って、結局は自分で試して、使って、考えて、その中で“自分なりのやり方”を見つけていくしかない。
だって、ひとりひとりの仕事も文章も違うから。
「ライター」といっても、その中身は本当に多様です。
だからこそ、第5話までで伝えたのは、AI活用の「土台」となる考え方の基礎。
ここを間違えると、どんなに便利なツールであっても、“伝わる言葉”にはならない。
そして、第5話を書き終えたとき、思いました。
「基礎は伝え終わったな」って。
……でも、そのあと。
ちょっと時間が経って。
仕事をしたり、他の記事を書いたりしているうちに、気づいたことがありました。
「論理的に書くだけでは、足りないな」
量をこなしていけば、“共感力のある論理的文章”は、誰でも書けるようになります。
でも、それだけでは……
“まこ式ライティング”のすべてを伝えきれていないんじゃないか?
そんな想いが、少しずつ湧きあがってきました。
次に必要なのは、「発想を広げる思考」
私がどうやって、noteの記事やシリーズの発想を広げているのか?
仕事で、どうやって構成案を様々な角度から見て、提案しているか?
そこを、まだ伝えていなかったな、と感じたんです。
そこで今回と次回は、 次のステップに必要な、
「アイデアを広げる思考」=水平思考
について、お伝えしていきたいと思います。
“発想力×構成力”という考え方
実は、こちらの記事でも少し触れましたが……
私、もともとは“企画屋”なんです。
▼参考記事はこちら(埋め込み)
企画を考えること。
アイデアを形にすること。
そして、ひとつのテーマをいろいろな角度から見て、広げていくこと。
そんなことが昔から好きで、いつの間にか日常にも染みついていました。
だから、正直……
「誰もが自然にやっていること」だと思っていたんです。
特別なことだなんて、思ってもいなかった。
でも、最近になって気づきました。
「いろいろな角度から物事を考え、広げる」
この思考も、実はライティングには欠かせないんだ、と。
垂直思考:論理的に整える力
企画をしているときも、文章を書いているときも、まず私が意識するのは「論理的に整える」こと。
思いつきだけで進めるのではなく、
「なぜそうなるのか?」
「どうしてそう考えるのか?」
を整理しながら、言葉を積み上げていきます。

縦に掘り下げ、論理・構造・型を整えます。
この“論理的に整える”こそが、垂直思考です。
「筋道を立てる」とも言い換えられます。
垂直思考は、物事を縦に深く掘り、「正解を導く」ための思考法。
どちらかというとAIが得意とするタイプの考え方です。
第5話まででお伝えしてきた 「論理的に文章を書く」も、この垂直思考の一部です。
ライティングの世界では、いわゆる“構成力”や“論理構築力”にあたる部分です。
たとえば、文章を書くときに、
● 結論 → 理由 → 結論
● PASONA(パソナ)の法則
のような“型”に沿って構成していく。
これがまさに、垂直思考です。
※PASONA(パソナ)の法則については、下記も参考にしてください。
▼参考記事はこちら
水平思考:アイデアを広げる力
第5話まででお伝えしてきた
「論理的に文章を書く方法」=垂直思考
と逆の思考が、水平思考です。
垂直思考が“論理的に整える力”だとしたら、水平思考は“アイデア力”です。
固定概念や既成概念にとらわれず、自由な発想で多様なアイデアを生み出す思考法です。
物事を様々な角度からに考え、常識を疑い、創造性を引き出すことを目的としています。
実は、私、これも好きなんです(笑)
論理的に考えることも好きだけど、いろいろな角度から考えることも大好き。
たとえば、物事をこんなふうに考えています。
「これって、本当なのかな?」
「これって、他にどんな考え方・解決策があるかな?」
まさに常識を疑っている感じ。
だって、私、
「私の常識は、他人の非常識」
「他人の常識は、私の非常識」
って、宣言している人なのです(笑)
私が普段noteの記事を書くときも、まさにこの水平思考をよく使っています。
「私の考えって、本当に合っているのかな?」
「子育てを、別の角度から考えてみると、どうなるだろう?」
そうして、水平思考を使って浮かんだアイデアが……
「子育て」×「AI」×「投資」だったり、
「母の自己肯定感」×「働き方」だったり。
水平思考を使って考えると、
思いがけない発見や“共感ポイント”が見えてきます。
水平思考って、子育てや今の流行りの言葉で言うと、
「多様性を受け入れる」ってことでもあります。
実は、この一文も水平思考から生まれました。
私の頭の中では……
「『水平思考』を子育てに当てはめて言うと、どんな言葉になるかな?」
と考えて、浮かんできたのが「多様性を受け入れる」。
ね!
ちょっと言葉遊び、連想ゲームみたいで楽しいでしょ?
そう思うの、私だけかな(笑)
まとめ:垂直思考と水平思考、どちらも“書く力”の一部
「垂直思考」と「水平思考」。
どちらも、書く力を支える大切な柱です。
垂直思考で、考えを「論理的に深めて整える」。
水平思考で、アイデアを「広げてつなげる」。
この2つが交わる場所に、“伝わる文章”が生まれます。
「構成力」だけでも足りない。
「発想力」だけでも届かない。
書くという行為は、論理とアイデア、整理と創造、その両方のバランスの上に成り立っています。
AIが得意なのは、垂直思考。
人間が得意なのは、水平思考。
だから、AIと人が一緒に書く時代には、この2つの力をどう掛け合わせるかが、とても大切です。
次回(第7話・後編)では、
この水平思考を“9つの視点”に落とし込んだ、
オズボーンのチェックリストを紹介します。
この記事は 「“書く”って、実は簡単!」シリーズ第6話 でした。
▶次回、第7話は こちら
▶第1話は こちら
★こちらのシリーズもお読みいただけると嬉しいです★
最後までお読みくださり、本当にありがとうございます!
気が向いたら、またお越しください。
