高校受験体験記|東京の「併願優遇」と神奈川の「併願確約」は何が違う?
東京では「併願優遇」
神奈川では「併願確約」
名前は似ているけれど、仕組みは同じではありませんでした。
長男のクラスのお母さんと話して、初めて知った東京近郊の高校受験事情。
調べてみると、埼玉や千葉にも、それぞれ違う仕組みがありました。
自分の地域の「当たり前」は、県境を越えると当たり前ではないようです。
この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ番外編 ⑫ です。
▼前回は、こちら
東京の「併願優遇」
東京で、高校受験をする場合。
ほぼ必ず話題になるのが、これ。
「併願優遇、どこにする?」
長男が受験生だった去年、併願優遇について書いた記事がこちら。
「併願優遇とは?」をひと言でまとめると、
内申点(学校の成績)などの基準を満たしていれば、合格の可能性がぐっと高くなる制度。
これは、受験の不安を軽くしてくれるので、本当にありがたい制度だと思っている。
神奈川には「併願確約」があるらしい
長男の高校生になって。
クラスには、東京だけではなく、神奈川や埼玉、千葉などから通う子もいる。
そして、クラスのお母さんたちと話していて、気がついた。
神奈川には、「併願確約」と呼ばれる仕組みがあるらしい。
最初は、東京の「併願優遇」と似たものだと思っていた。
でも、話を聞いてみると、どうやら同じではない。
学校によっては、成績などの条件を満たしていれば、書類だけで選考される。
つまり、試験会場に行かなくても合格が決まることがあるらしい。
※すべての学校が同じ仕組みではなく、入試を受ける学校もあるらしい。
それを聞いた瞬間、思わず言ってしまった。
「えっ? 併願なのに、入試を受けなくても合格するの?」
東京の感覚しかなかった私は、かなり驚いた。
東京の併願優遇では、成績などの基準を満たしていても、基本的には入試を受ける。
だから、我が家で初めて高校受験をしたとき。
「併願優遇でも、きちんと入試を受けてきてください」
と先生に言われたことを、今でもはっきり覚えている。
併願優遇、併願確約、確約、併願推薦。名前は似ているけど…
神奈川の「併願確約」の話を聞いて。
東京近郊の仕組みが気になったので、ちょっと調べてみた。
東京では、「併願優遇」
神奈川では、「併願確約」
埼玉では、「確約」
千葉では、「併願推薦」
そんな呼び方をすることが多いらしい。
名前は似ているけれど、その中身は少しずつ違う。
ついでに仕組みも調べてみると、都や県によって、それぞれ特色があった。
ここでは、私がおもしろいと思った違いを、ざっくりあげてみる。
神奈川の「併願確約」には、書類選考だけで、入試を受けない学校もある。
埼玉の「確約」では、北辰テストなどの模試結果を、個別相談に持参することがある。
千葉の「併願推薦」は、東京の併願優遇に近い仕組みもあるらしい。
こんな感じ。
もちろん、呼び方や選考方法は、学校によって異なる。
それでも。
同じ東京近郊の高校受験なのに、住んでいる地域によって、こんなにも仕組みが違う。
調べれば調べるほど、おもしろいなと思った。
自分の地域の「当たり前」は、当たり前ではなかった
私は、東京の高校受験を、長女、次女、長男と、3回経験してきた。
長女の高校でも、他県から通っている子はいたけれど。
併願優遇について、話したことはなかった。
だから今回。
長男のクラスのお母さんと話して、初めて気がついた。
県境を越えると、受験の常識そのものが違う。
同じ高校受験でも。
住んでいる地域によって、仕組みはこんなにも違う。
自分の地域では当たり前だと思っていたことも、少し離れれば、当たり前ではなかった。
この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ番外編 ⑫ でした。
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