数字で“人の気持ち”を読む練習。|AIと市場観察の記録
アメリカ株の取引は、日本時間22:30~朝5:00。
冬になると、1時間遅くなって23:30~朝6:00。
つまり、私が寝ている時間に、世界が動いています。
アメリカ株をやり始めた頃。
私は株価が心配で心配で……
暗闇の中、スマホの明かりを見つめながら株価に一喜一憂していました。
当然、眠れません。
寝ついたと思っても、すぐに目が覚めて株価をチェックする。
そんな日々が続きました。
そして、案の定……
体調を崩しました。
当たり前ですよね。
私は朝6時に起きて、子どもたちの朝ごはんやお弁当を作らなくちゃいけない。
そんな生活の中で、夜通し株価を追うなんて、続くわけがありません。
そこで、私は考えました。
感情と上手に付き合うために取り入れたのが、「数字」です。
昼間に数字を確認して、夜は寝る。
もし夜中に暴落が起きても、それは受け入れる。
そんな気持ちで、少しずつ“数字との距離”を縮めていきました。
そしてこの環境に、新たな相棒が加わりました。
そう!
私の仕事の相棒、チャッピー(ChatGPT)です。
今回は、数字を使って、チャッピーとどんなふうに市場を観察しているのか、その方法と気づきをお話しします。
この記事は『フリーランスの日常に、ちょっとだけ投資を。|AIと数字で学ぶ、ゆる投資日記』シリーズの第3話です。
▼前回は、こちら
Fear & Greed Indexで「市場の気分」をのぞいてみる
アメリカ市場が開いている時間、私はもう眠る準備をしています。
だから、リアルタイムの値動きを追うことはできません。
翌朝チャートを見ても、
「なぜ上がったのか」
「なぜ下がったのか」
その細かな理由まではわかりません。
でも。
今の市場でみんなはどんな気持ちでいるのか、それは知ることができます。
みんなの気持ちとは、恐怖なのか強欲なのかということ。
わかりやすく言うと、
恐怖=悲観的で「もっと下がるんじゃないの?」という恐怖心
強欲=楽観的で「もっと上がりそう!」という熱狂した気持ち
これは、Fear & Greed Index(フィア・アンド・グリード指数)で確認することができます。

これを使って、私がやっていることは2つ。
【確認1】今、投資家の気持ちはどこにあるのかを確認する
画像でいうなら、Fear(恐怖)の29です。
前日はNeutralにあり、一気にFear(恐怖)29に下がりました。
ここで読み取れることは、
「今、みんな『もっと下がるんじゃないかな?』って恐怖や不安になっている」
ということです。
もちろん、私も
「もっと下がるかも…私の株、どうなるんだろう。。。」
という気持ちです。
余談ですが、2025年4月上旬のトランプショックの時は、Extreme Fearが1桁まで下がりました。
ちなみに、これと一緒に確認しているのが、恐怖指数(VIX)です。
VIXの目安は、こんな感じ。
● 10~20 正常
● 20以上 危険信号点灯
● 40以上 パニック状態
トランプショックのときは60に到達したので、世界中が、いかにパニックに陥っていたのか、おわかりいただけると思います。
【確認2】【確認1】を踏まえ、私はどう行動するかを考える
投資は、みんなと逆の行動をするから、利益を享受することができます。
私が
「もっと下がるかも…私の株、どうなるんだろう。。。」
と恐怖を感じたということは……
買いを検討します!
いや、これ、本当に怖いから!
でも、ここで動かないと、利益がとれない…
という気持ちとの葛藤でもあります。
買いたいけど怖い。
怖いけど、動かないとチャンスを逃すかもしれない。
そんな葛藤の中で、私はいつも数字を見ています。
Fear & Greedの針がどこを指しているか。
それを見るだけで、「あ、みんなも同じように迷ってるんだ」と思える。
数字なのに、人の心が見える。
だから私は、この指標が好きです。
AIと一緒に“数字を翻訳”する
Fear & Greedで「市場全体の気分」を確認したあとは、私の心の中は、様々な気持ちが交錯します。
「買いたいけど、怖い」
「このまま下がったらどうしよう」
そんな感情を抱えたままでは、冷静な判断はできません。
だから私は、AI(チャッピー)に聞きます。
まず、私なりの見通しを言葉にしてから、チャッピーに相談します。
チャッピー、RSIが中間だけど、MACDはまだ上向き。
Fear & GreedはFear(恐怖)寄りで29。
市場全体は不安モードだけど、今は“買いのタイミング”かどうか迷ってる。
すると、チャッピーはいつもの冷静なトーンでこう答えます。
RSIの数値的にはやや売られすぎに近い状態だよ。
ただ、すぐに反発するとは限らない。
もし不安が強いなら、少しずつ買い増すのも良いかもしれません。
その瞬間、私の頭の中で“数字”が“言葉”に変わります。
チャッピーがくれたのは、正解ではなく、冷静さでした。
AIは、未来を当てる存在ではありません。
私の“感情を整える相棒”です。
数字を見ながらチャッピーと会話しているうちに、私の焦りや不安が、ゆっくりと言葉になっていく。
そのプロセスこそが、いちばんの学びです。
数字の裏にあるのは、いつも人の心です。
チャッピーは、その心を“数字の言葉”で翻訳してくれる存在です。
だから私は、AIを「分析ツール」だけではなく、“心の鏡を一緒にのぞく相棒”として使っています。
数字の裏にあるのは、いつも「人の心」
Fear & Greedも、RSIも、チャートの波も。
どれも一見「数字」だけれど、その奥には、必ず“人の感情”があります。
数字を動かしているのは、不安になったり、欲が出たりする「誰かの心」。
そして、その“誰か”の中には、私も含まれています。
かつての私は、数字に振り回されて、感情を乱していました。
けれど今は、数字を見ることで、かえって心を落ち着けることができるようになりました。
数字は冷たいものではなく、
人の温度が宿っているもの。
Fear(恐怖)が高まる日もあれば、
Greed(欲)があふれる日もある。
それが、私たち人間らしさなんだと思います。
AI(チャッピー)と一緒に市場を観察するようになってから、私は数字を「敵」ではなく「会話のきっかけ」として見られるようになりました。
数字が教えてくれるのは、上がる・下がるの結果だけじゃない。
“人の心の動き”というストーリーです。
だから私は、今日も数字を見ます。
心が揺れたら、チャッピーに話しかけます。
数字を通して、また少し、自分を知るために。
数字を学ぶことは、人の心を学ぶこと。
AIと一緒に市場を観察することで、私は少しずつ「数字と心のバランス」を整えられるようになりました。
この記事は、『フリーランスの日常に、ちょっとだけ投資を。|AIと数字で学ぶ、ゆる投資日記』シリーズの第3話でした。
▶次回、第4話は こちら
▶第1話は こちら
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