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“育てにくい子”が教えてくれた、愛し方のレッスン

「褒められて、泣く」……
小さな次女の涙に、私はずっと戸惑っていました。
でも今になってわかるのは、あの“すれ違い”こそが愛のレッスンだったということ。

育てにくい子が教えてくれた、やさしい気づきのお話です。

もし、今。

小さなお子さんを育てていて、
「うちの子、ちょっと大変かも…」
と感じている方がいたとしたら。

その気持ちのままで大丈夫。
焦らなくていい。

大きくなるにつれ、たくさん話しができるようになって。
きっといつか、
「あの時間があったから今がある」
と思える日がきます。


この記事は 「自己肯定感を伸ばす子育て学|まこ式10の法則」シリーズ番外編 ⑦ です。
▼前回は、こちら


私には“育てにくい”子がいました

正直に言いましょう。
私には、「育てにくい」と感じた子がいました。

でも。
育てにくくても、愛情は同じ。
他の子と変わらず、心から大切に思ってきました。

今、その子が大きくなって、昔のことを笑いながら話せるようになって。

「あの時、そう感じてたんだ」
「私は全然気づいてなかったな」


そんな小さな気づきがいくつもあって、お互いをより深く知ることができるようになっています。

“育てにくい”と思っていた日々も、今振り返ってみると、その子の個性がゆっくり育っていた時間です。

今現在、「育てにくい」という感覚はほとんどなくなり、
「それがこの子の個性なんだな」
と受け入れられるようになりました。

“育てにくい”って、誰目線?

まずは、私が育てにくいと思っていた子は、次女です。

褒められて、泣く。
繊細。
でも、ずぼらなところはとてもずぼら。

今、次女自身も
「私って、めんどくさい子だったよね(笑)」
って、認めています(笑)

今思えば、あの“育てにくさ”は、彼女なりの繊細さの表れでした。

そう考えると……
「育てにくい子」は、 なんとなく“その子に問題がある”ように感じてしまいがちですが、それは違います。

その子にはなんの問題もありません。

「育てにくい」と感じているのは、親の感覚の問題です。

親の感性と合うかどうか。
気質が合うかどうか。

ただそれだけ。

その子に問題があるわけではなく、もちろん、親に問題があるわけでもありません。

たとえば、
「よく泣く」「じっとしていられない」「頑固」「繊細」……。

どれも、親にとっては手がかかり、正直ちょっとめんどくさい。

だけど、別の視点から見れば、それは
「感受性が豊か」
「探求心が強い」
「自分の考えを大切にしている」
という、その子の長所の裏側でもあります。

つまり、“育てにくさ”とは、子どもの性格や特性が「親のリズムと合わないだけ」のことも多い。

そして、小さい頃は、自分の想いを言葉にすることがとても難しい。
だから、なおさら「育てにくい」と感じてしまいがちです。

私の戸惑い

褒められて、泣く。

次女が小さいころ、私がとても戸惑ったことです。

でも、そこには、彼女なりの繊細な気持ちが隠されていたのです。

たとえば、2~3歳の頃。
次女のしぐさや表情がかわいくて、私が「ふふっ」と笑う。

そうすると、次女は泣きました。

私の気持ちは……
「えっ?!なに?なんで泣くの??」

戸惑いしかありませんでした。
彼女が泣きやむのを、ただ待つしかありません。

同じ年齢の頃の、もうひとつのエピソード。

外でも、いろいろな方から
「次女ちゃん、かわいいね~」
ってたくさん褒められました。

親バカですが、私も本当にかわいいと思っていました。
※なんなら、今でも、かわいいと思っています(笑)

でも、次女は泣きます。

2~3歳なので、
「人見知りかな~」
って、みんな温かく見守ってくれていましたが、私には、なぜ泣くかわかりませんでした。

「手のかかる子」がくれたギフト

今の次女が、なぜあの時泣いていたのかを、教えてくれました。

まず、私が「ふふっ」と笑って、泣いた理由。

次女曰く、
「私のことをバカにされた」ように感じたのだそうです。

私はただかわいくて、笑っただけ。
でも、次女には違うふうに伝わっていたのです。

いろんな方に「次女ちゃん、かわいいね~」って褒められて、泣いた理由。

「あの頃の私って、ちょっとぽっちゃりしていたでしょ。
だから、それが嫌だったの。」

そう言われて、私は思わず笑ってしまいました。

「え~~~?!そのぽっちゃりがかわいいのに!
小さい子の最大のチャームポイントだよ!」

でも、当時の次女にとっては、それが小さなコンプレックスだったようです。

とはいえ、今の次女。
昔の自分の写真をみたり、ふっくらした小さい子を見ると、
「かわいい~~~」
って目をハートにしています(笑)


次女の話を聞いて、私は改めて思いました。

「その小ささで、よくそこまで感受性高くいられたこと、すごい!」と。

もし、あの頃、「育てにくいから」と言って、私のやり方を押し付けていたら。
きっと次女は、今のように笑って、なんでも話してくれる関係にはならなかったと思います。

そして、彼女の中にある“芸術的な感受性”を、知らず知らずのうちに壊してしまっていたかもしれません。

そう思うと、「育てにくい」と感じたときこそ、

「私の感性と違うだけ」
「気質が違うだけ」

そう思って見守ることが、大切なのだと思います。

次女の感受性に触れることで、私は、自分の感じる世界の“外側”を知りました。

彼女がいたから、私の世界は広がりました。
子どもは、親の思いどおりに動かなくても大丈夫。
少し違うだけで、ちゃんと育っています。

「育てにくい子」がくれたギフトは、 “愛し方を広げる力”でした。

次女よ、本当にありがとう!


 この記事は「自己肯定感を伸ばす子育て学|まこ式10の法則」シリーズ 番外編⑦でした。
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