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高校受験体験記|推薦入試を振り返る。中学3年間で積み上げてきたもの(後編)

推薦入試の結果が出たあと、長男と一緒に、振り返りをしました。

前編では、中学3年間で積み上げてきたものを整理しました。
今回の後編では、それらを面接シートや面談の場で、どう言語化していったのかを振り返ります。


この記事は 「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第55話です。
▼前回はこちら


前編のおさらいを。

前回の前編では、推薦入試を振り返りながら、中学3年間で長男が積み上げてきたものを、我が家なりの視点で、整理してみました。

ここで、少しだけ前編のおさらいを。

長男が「積み上げてきたもの」とは、内申点(成績)、学校活動(生徒会や委員会など)、外部クラブでの活動です。

一見すると、それぞれ別の話に見えるけれど。

実は、すべて

「自分で考え、調整しながら積み上げてきた3年間」

として、ひと続きの経験だったように感じています。

そして、それらが、中学3年間で「自分は何をしてきたのか」を語る土台となったと思っています。

では、その積み重ねは、推薦入試の場で、どのように活用されていったのでしょうか。

今回は、
面接シートや面談の場で、それらをどう言語化し、どう整理していったのか
その部分を、改めて振り返ってみたいと思います。


※ここから先も、あくまで、長男と私が振り返って整理した、「我が家の場合」の記録です。
ご家庭によって、受験校によって、推薦入試対策はいろいろあると思っています。


面接シートはAIを活用:長男の場合

まず。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、長男は面接シートを作る時、AIのChatGPTを活用しました。

▼詳しくはこちら


AIを活用した理由は、この2つ。

【理由1】AIで“学校を分析する”(相手を知る)

【理由2】学校分析をもとに“自分の考えを深掘りする”


で、今、AIを活用したことを振り返ってみて、ひと言。

やっぱり、すごく良かった。

なぜなら、AIと会話しながら面接シートを作ることで、長男自身の考えを深堀りしたり、広げたり、そして、しっかりと言葉にすることができたから。

長男ひとりで書いていたら、思考をここまで深くすることはできなかっただろう、と思っています。

長男にとって(「私にとって」もですが)、AIとは、ありきたりの答えを作るためのものではなく、長男が自分の考えを整理し、言葉にするためのものだったのです。


面接シートは「思考整理」だった

そもそも、面接シートの目的とは、なんなのでしょうか?

私は、この2つだと考えています。

【目的1】自分がどんな人か、3年間でどう成長したかを伝えるため

【目的2】高校が“面接の質問を作る材料”にするため


長男は、【目的1】を意識しながら書いていく中で、これまでの3年間を、改めて振り返っていきました。

● なぜ、それをやってきたのか
● うまくいかなかった時、何を考えたのか
● その経験が、今の自分にどうつながっているのか

そうしたことを、ひとつずつ整理して、言語化していきました。

前編で書いた、内申点、学校活動、外部クラブでの活動も、この段階で、初めて「バラバラな出来事」ではなく、

ひと続きの経験として、言葉になっていった

そんな印象があります。

そして、もうひとつ。

面接シートは、高校側にとっては、「面接で、何を聞くか」を考える材料でもあります。

先ほどの【目的2】ですね。
だからこそ、表面的な出来事の羅列ではなく、

● 自分が何を考えてきたのか
● 自分がどう判断し、どう行動してきたのか
● そして、それらをもとに高校や大学で何をしていきたいのか

そのような、自分の思考を整理することが大切なのだと感じています。
つまり、面接シートは、中学3年間で積み上げてきた経験を、自分の言葉で整理するためのものということです。


なぜ、面接で想定質問が出なくても話せたのか?

推薦入試の面接本番が終わった直後。

長男は、こんなLINEを送ってきました。

「終わりました。おもしろかった」

▼詳しくはこちらをお読みください。


「おもしろかった」とは言っていましたが、入試前に準備していた想定質問はまったく出題されなかったそうで。

意外な質問ばかりだったけれど、笑いをとるほどうまく切り返すことができました。

それができた理由は、面接シートを作りながら、長男自身の思考がしっかり整理できていたからだと思っています。

例えが少し難しいのですが、

「こういう質問がきたら、こう答えよう」
という答えを用意していた、というよりも、

「なぜ、自分はそう思うのか」
「自分はどうしたいのか」

を、様々な角度から考え、言葉にすることができていた。
自分の軸がしっかり作られていた。

そんなイメージです。

その軸を作ったのは、やはり、AIを活用しながら、“自分の考えを深掘りする”ことを、何度も繰り返したからです。

だからこそ、先ほども言いましたが、面接シートを作る過程でAIを活用したことは、本当に良かった、と感じています。


それでも、長男にとっては「要」だった

正直なところ、推薦入試で

「何が評価されたのか」
「何が良かったのか」

は、私たちには分かりません。
知る術もありません。

面接の出来だけで決まった、とも思っていません。
面接シートだけが合否の決定打だった、と言うつもりもありません。

ただ、ひとつだけ。
我が家として「確かだった」と感じていることがあります。

それは、中学3年間で積み上げてきたことを振り返り、さらに、そこから、高校や大学でやりたいことまでを考え、整理し、長男の言葉として面接シートに書き切ったこと。

この過程そのものが、長男にとって、大きな意味を持っていたのではないか、と感じています。

長男を見守ってきた、私の個人的な感想になりますが。

推薦入試にとって、面接シートは、単なる「準備」や「対策」ではない。
中学3年間を整理し、そこから、高校や大学でやりたいことを言葉にする「要」であり「武器」である。

推薦入試が終わった今、そう感じています。


この記事は「葉月家×高校受験プロジェクト|長男編」シリーズ第55話でした。
▶次回、第56話は こちら
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