なぜ母は怒ってしまうのか?|“余裕のなさ”から見つけた私の子育て軸
私が怒るとき、家の中は散らかっている。
そう、私が怒るときって、状況はいつも同じ。
心にも時間的にも余裕がないとき。
だから掃除をする暇もなく、散らかった部屋を見てはイライラ…。
家の中が散らかってきたら、私の「怒りアラート」がチカチカ光り出す。
ありがたいことに、最近は子どもたちもそれに気づくようになってきました。
だから私は、仕事をコントロールすることに決めました。
フリーランスを選んだのもそのため。
子どもたちの受験期は仕事を休んで寄り添う。
臨機応変にできる代わりに収入は不安定だけど、それでも「不安よりも子どもを優先したい」と思えたのです。
そして、実は仕事以上に大切なのが“人付き合いのコントロール”。
ママ友とのお付き合いは、幼稚園の頃は程よく。
でも今はビックリするほどゼロに近い。
正直、これが私には最高の選択でした(笑)
怒りや迷いの裏にあるのは、母としての「余裕のなさ」。
その仕組みに気づいたことで、私はようやく自分の子育ての軸を見つけられたのです。
この記事は「『私でいいんだ』を取り戻す|母の自己肯定感」シリーズ第3話です。
▼前回は、こちら
なぜ、私は怒ってしまうのか?
私はこんなに怒りっぽい性格だっただろうか?
いや、違う。
本来の私は、穏やかな性格。
競争心はあまりなく、でも興味のあることにはどんどん進んでいけるタイプ。
それなのに。
子どもを持つということは、私の性格をも変えてしまうほど大きな出来事なのかもしれません。
とはいえ、根っこの穏やかさは変わっていません。
むしろ母になってからは、そこに喜怒哀楽の「喜ぶ」「怒る」「哀しい」「楽しい」という感情の振れ幅が加わりました。
この振れ幅は、母であるからこそ与えてもらった、かけがえのない宝物です。
そんな私ですが…
やっぱり一番やっかいなのは「怒る」感情。
「早くして!」
「片づけて!」
まるで口癖のように繰り返したあと、気づけば怒りが大爆発してしまう。
こうなったら、自分でも止められません。
子どもたちは、私の怒りが収まるのをじっと待つしかない。
怒りの正体は「余裕のなさ」
少しずつ気づいたことがあります。
私が怒るのは、母親として欠けているからじゃない。
ただ、余裕がなくなっているからでした。
心に余裕がないとき。
時間に追われているとき。
そして、家の中が散らかっているとき。
この3つが重なると、私の「怒りアラート」は一気に点滅します。
「片づけて!」が止まらなくなり、ほんの小さなことにもイライラ。
でもそれは、私がダメな母だからではなくて、余裕をなくしているサインなんだと気づきました。
だからこそ、私は「どうすれば余裕をつくれるか」を考えるようになったのです。
余裕をつくるための工夫
怒りの正体が「余裕のなさ」だと気づいてから、私は暮らし方を少しずつ見直しました。
まず意識したのは、仕事のコントロール。
フリーランスという働き方を選んだのも、子育てに合わせて臨機応変に動けるからです。
特に子どもたちの受験期は、仕事を思い切って休み、そばで支えることを優先しました。
もちろん収入が安定しない不安もありましたが、それでも「不安よりも子どもを優先したい」と思えたのです。
そして実は、仕事以上に大切なのが人付き合いのコントロールでした。
幼稚園の頃は程よく付き合っていたママ友も、小学校に入る頃から少しずつ距離をとるように。
中学生・高校生になると、本当にお付き合いがなくなりました。
なぜかというと、、
幼稚園では仲良かった子どもたちも、成績や受験、スポーツの得意不得意で比べられるようになり、そのたびに、お母さんたちの複雑な感情を受け取ってしまうからです。
「〇〇ちゃん、勉強もスポーツもできて羨ましいな(うちの子は…という苛立ち)」
「〇〇くん、なんて良い子なの(うちの子は反抗ばかり…という哀しさ)」
こんな感じですね。
とくに私が疲れてしまったのは、こんな言葉でした。
「本当にうちの子、何をやってもダメで。私の子だから仕方ないけど」
その子も、そのママも素敵なところがたくさんあるのに。
謙遜かもしれないけれど、否定する言葉を耳にするのは、とてもつらかったのです。
だから私は、ママ友たちから自然と離れていきました。
結果的に、この距離感が私にはちょうどいい。
今では胸を張って言えます。
正直、これが最高!(笑)
心と時間の余裕をどう守るか。
この工夫を意識するようになってから、私の「怒りアラート」は確実に鳴りにくくなっていきました。
私の子育て軸
怒りや迷いと向き合ってきた日々の中で、私が大切にしていることは、たったひとつです。
「あなたはどうしたい?」
そして
「私はそれをサポートするよ」
正解なんて、どこにもありません。
でも、“うちの子にとっての正解”を一緒に探すことならできる。
私はたくさん失敗してきました。
感情を爆発させてしまった日も、自己嫌悪で眠れなかった夜もあります。
それでも今は、「私の子育てでよかった」と心から思えるのです。
母親だって人間。
怒ることもあれば、泣くこともある。
でもその一つひとつが、子どもと一緒に歩いてきた証なんだと思います。
最後に
もし、あなたも「今日も怒ってしまった」と自己嫌悪しているなら。
それは母親失格のサインじゃありません。
ただ「余裕が足りなくなっているよ」という合図かもしれません。
完璧じゃなくてもいい。
怒った日も泣いた夜も、すべてが子育てのプロセス。
一緒に“うちの子の正解”を探していきましょう。
この記事は第2章『私でいいんだ』を取り戻す|母の自己肯定感シリーズの第3話でした。
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