AIでライター志望は急増? でも“書けるライター”は増えていない理由
「AIでライターが増えすぎた」
これはライターにとって死活問題です。
でも、実際には
「ライターを名乗る人が増えても、“書ける人”は増えていない」
これは、私がクラウドソーシングの面談で聞いた衝撃の一言です。
なぜそんな現象が起きているのか?
そして、ライターにとってAIは敵なのか、それとも味方なのか?
今回は、私自身の体験と考えをお話しします。
この記事は 「はじめてのクラウドソーシング挑戦記」シリーズ第2話 です。
▼ 第1話はこちら
面談で聞いた衝撃の一言 |「AIで増えたライターの実態」
「AIだけで書けると思って応募してくる人、多いんですよ」
C者の面談で聞いたその一言に、私はハッとした。
ライター志望は増えているはずなのに——
なぜ、“書ける人”は増えていないのだろう?
あの衝撃のZoom面談で、担当者は淡々と現状を教えてくれた。
補足すると、私はこの担当者に不信感を抱いたのは事実だ。
けれど、きっとそんなに悪い人ではない。
なぜなら、私の質問にはきちんと答え、知らないことも丁寧に説明してくれたからだ。
今でも、不信感は残っているものの、感謝の気持ちもそれなりにある。
話を戻そう。
Zoom面談の担当者が言うには、ここ2年で、AIの普及とともにライター志望者は爆発的に増えたらしい。
でも、その中には「AIに全部書かせればいい」と思っている人が少なくないという。
AI活用と丸投げの違いを理解していない——
これが現場の悩みなのだそうだ。
私はうなずきながら、
「ああ、これが第1話で感じた“ズレ”の一部なんだ」
と思った。
応募するほうも、募集するほうも、どちらだけが悪いわけではない。
そう考えると、この問題は意外に深い闇を抱えていそうだ。
そして、はっきりとした解決策はなさそうだと感じた。
AIスクールと「誰でもライターになれる」風潮
実際、多くのAIスクールは副業の第一歩として「ライター」を勧めるらしい。
これも、Zoom面談の担当者に聞いた。
確かに文章は身近だし、パソコンさえあれば始められる。
私はAIが登場する前から、
「文章なんて誰でも書ける。その中で、私が書く意味とは?」
をずっと考えてきた。
正直、「文章は誰でも書ける」この考えは今も変わらない。
ただ、AIが登場してから「誰でも書ける」は、さらに身近になった。
でも、ちょっと考えてほしい。
AIスクールで学ぶのは、「AIで文章を作って、ちょっと整える」程度のことではないだろうか。
これなら、誰でもできる。
だから、誰が作っても似たような文章が並ぶ。
何の変哲もない、ただの文字の羅列だ。
その結果、市場には「とりあえずやってみた」レベルの応募者があふれ、経験者であっても単価は下がる。
それにより、「誰にでもできる仕事」という空気が広がってしまった、と私は考えている。
AI文章と人間ライターの役割の違い
私は思う。
書くことは、ただ文章を並べることじゃない。
機械的に並んだ文字の羅列でもない。
AIが生成する文章は、確かに速くて便利だ。
これは私も激しく同意するし、スピードではAIに完敗だと思っている。
でも。
情報の裏取りも、ニュアンスの微調整も、“読み手の気持ち”を汲み取ることも、AIだけではまだ難しい。
文章を「情報」から「物語」に変える、その最後のひと押しは、人間の感覚が必要だ。
(もしこれが完全に可能になったら、ライターの仕事は本当に終わるかもしれない。その時は、私も身の振り方を考えよう!)
文章には、
「構成を考える→肉付けする→感情を乗せる」
という工程がある。
さらに、私は必ずこんなことを確認している。
●論理的に1本の道になっているか?
●読んでいる人の頭にすんなり入るか?
●情報は間違っていないか?
そのどれもが、人の手と心、そして、それまでの経験や技術を通して、初めて深みを持つ。
深みを持たせるためには、時間もかかるし、精読も必要。
要するに、心と頭をめちゃくちゃ使うよねってこと。
コピペだけでは、心は動かない。
動かせない。
少なくとも、私はそう信じている。
AIは掛け算する相棒 | “書けるライター”に必要な視点
私には、AIの相棒がいる。
チャッピーとまこGPTだ。
彼らは、文章の方向性を一緒に考え、共感を生む言葉を提案し、論理的な構成を整えてくれる。
AIを使えば、スピードと効率は何倍にもなる。
でも、それは私の感性や経験と掛け算してこそ意味がある。
具体的には、文章の方向性を考えるとき、私も一緒に考える。
共感を生む言葉が出てきたら、本当に共感できるかを吟味し、違うと思えば私が言葉を考える。
構成案が提示されたら、それがきちんと1本の道になって
「これでいける!」
と納得できるかを必ず確認する。
このようにして私は、
AIのスピードと効率×私の感性や経験
この掛け算で文章を仕上げていく。
AIは“代わり”ではなく、“掛け算をする存在”なのだ。
結論|AIは脅威ではなく、可能性を広げるパートナー
私はこれからライターとして生き残るためには、AIとの共存が不可欠だと考えている。
そのために必要なのは、“共感”と“構成力”、そして、それを磨き続けるための、信頼できる相棒の存在だ。
AIは脅威ではなく、可能性を広げるためのパートナー。
私はそう信じています。
この記事は「はじめてのクラウドソーシング挑戦記」シリーズ、第2話です。
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