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成績はゴールじゃない|自己肯定感が子どもの学力を育てる

学歴は重要じゃない。でも、できるならいい大学に。
親としてはどうしても心が揺れてしまう「学歴問題」。

私が大学に入学したころから、すでに
「これからの時代は学歴じゃない」
と言われていました。

でも、30年ほどたった今でも、社会は依然として“学歴重視”。
これは良し悪しではなく、ただ「変わっていない現実」なんです。

最近では「AIが活躍するから、もう学歴はいらない」という声も耳にします。

けれど。
本当にそうなるのでしょうか?
これまでだって、結局は変わってこなかったのです。

だからこそ、多くの親が心の中で思ってしまうのだと思います。

「学歴は重要じゃない。でも、できればいい大学に」と。

では、そもそも学歴や成績とは何なのでしょう?

今回はその答えを、まこ式10の法則⑧
「学歴や成績は“自己肯定感”の副産物」
としてお伝えします。


 この記事は「自己肯定感を伸ばす子育て学|まこ式10の法則」シリーズ第9話です。
▼前回は、こちら


成績はゴールじゃない

子育てをしていると、どうしても「テストの点」「成績表の数字」に一喜一憂してしまいがちです。

でも、それらはただの通過点。

そこから、自己分析して、

「ここはよかった。このまま続けよう」
「ここはイマイチだった。こう改善しよう」
など、次の通過点でいい結果を出すために、

「私はどうしたらいいんだろう?」

を考えるいい機会なのだと、私は考えています。

結局、成績を“ゴール”にしてしまうと、勉強はただの苦行になってしまいます。

本当に大切なのは、「学ぶってちょっと面白いかも」と思える気持ちや、
「できた!」という小さな成功体験を積み重ね、次へ繋げること。

点数や学歴は、その延長線上にある“結果”にすぎません。
大切なのは、自己肯定感を土台にして「もっとやってみよう」と思える流れであって、成績そのものを追いかけることではないのです。

自分から学びたくなる流れ

小学生の頃は通信教育「チャレンジ」にお世話になっていた我が家。
中〜高学年になると、朝勉以外でも「もっと算数をやりたい!」と自分から動く子が出てきました。

そんな時、私が心がけていたのは

「やりたい!」を尊重すること。

その子はYouTubeの無料動画を使って、中学数学を先取りで学び始めました。
今の時代は本当に便利で、「学びたい」という気持ちさえあれば、無料で学べる教材や動画がいくらでもあります。

その環境に背中を押されるように、子どもは楽しそうに学び続けていました。

もちろん、得意・不得意科目はそれぞれあります。
でも全体を通してみれば、どの子も「やらされる勉強」ではなく、自分から学ぶ流れをつかんでいたのです。

子どもたちに「勉強って好き?」って聞いてみた

ある日、子どもたちに「勉強って好き?」と聞いてみました。

「大好きってほどじゃないけど、嫌いじゃない」
「できないときはちょっと苦しいけど、解けたときはすごく嬉しい」
「勉強できると褒めてもらえるのが嬉しい」
「自分は“できない子”って思ってない。できるのが当たり前だと思っている」

こんな答えが返ってきたのです。
その中で、私が一番うれしかったのは

「自分は“できない子”って思ってない。できるのが当たり前だと思っている」

という言葉でした。

まさに、これこそが自己肯定感。
勉強は苦行ではなく、「できるようになる喜び」と「褒められる嬉しさ」があるから続けられる。
この感覚こそ、自己肯定感を土台にした“学びの姿勢”なのだと感じました。

成績や学歴は目的じゃない

我が家は、結果として、良い成績や早稲田大学合格といった成果につながりました。

でもそれは、

「できるようになる喜び」と「褒められる嬉しさ」を積み重ねてきた自信=自己肯定感の副産物

にすぎません。

「学歴は重要じゃない。でも、できればいい大学に」

親なら誰もが抱くこの揺れは、自然な気持ちです。

だけど、本当に大切なのは学歴や成績そのものではなく、「できた!」「うれしい!」を積み重ねられる自己肯定感です。
その積み重ねがあれば、結果として良い成績や進学につながることもあります。
でも、それはあくまで“副産物”。

親が子どもにできることは、子どもに「勉強させること」ではなく、自信を積み重ねられる環境をつくること
私はそのことを、子育てを通して強く実感しています。


この記事は「自己肯定感を伸ばす子育て学|まこ式10の法則」第9話でした。
▶次回、第10話は こちら
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