7月のまとめと、新作『パーヴェルとショパン』
暑いですねぇ。2026年7月最終日の今日、今月を振り返ってみます。
7月前半、濃厚レビューをもらいました!
6月末に完成した、創作漫画『もうひとつのデビュー』
🌟twitter(X)で長文レビューをいただきました!
これが本当に長文で渾身のレビューなんですよ。まさか自分の作品でこんな風に語ってくれる方がいらっしゃるとは…。しかも的確なツボ。感激です!
#創作大賞感想
— 名瀬口にぼし (@nsgt_nbs) June 26, 2026
ハイハイミミさまの「もうひとつのデビュー」を拝読しました!
こちらはショパンとその周辺の人々を題材にした創作漫画シリーズの最新作で、今回はショパンの親友でポーランドの若き地方領主のティトゥスが主人公の遠距離友情編です。切なくて心に沁みます。…
『慣れない田舎暮らしの中で過ぎ去った日々に想いを馳せつつ一歩ずつ前進していくティトゥスの姿には、就職や進路に迷いがあるときに読むと特に勇気づけられるんじゃないでしょうか!?』
『現実社会で大人になる道を選んだ』ティトゥス。
『見果てぬ夢を追い続けた』ショパン。
生活スタイルが変わることで、ふたりの友情はどうなったのか?
続いたのか、消えたのか?
ティトゥスの話を制作する前に、疑問がありました。
ショパンとティトゥス、彼らの友情は死ぬまで一生続いたのだろうか?
それとも、ふたりの心は大人になって離れてしまったのか?
生の感情として理解したかったので、身近な例をあげて考えてみました。
例えばバンドマンやアーティスト。
彼らは学校卒業後、『就職組』と『バイト組(夢追い)』に分かれます。生活スタイルや興味が変われば共通話題は少なくなる。一方が華やかに成功し、一方が地道で平凡なら、お互いを避けることもあるかもしれません。
実は歴史上の人物も、同じ悩みを持っていたのではないか?
これは隠れたテーマでもありました。
読み当ててくださってとても嬉しいです。
可愛い絵柄だけど歴史物として骨太なところもあるビルドゥングスロマンな連作マンガ、おすすめです。
『ビルどぅんぐすろまん』ってなんだろ?ってググったのは内緒です!🤣
もうひとつのレビュー
わたしの作品を初めて読む、という方からも、レビューをいただきました。非常に新鮮でした!
いままで、連作を前提に描いていたのでどうしても、「このエピソードには前の話があって繋がっている、だから続きは…」と考えてしまう。
物語は、その前後を断ち切った読切として成立していたのか?
この視点がレビューから読み取れます。作者として考えながら読みました。
コメント欄にも感想を多数いただきました。ありがとうございます!
7月後半…新作準備!
新作『パーヴェルとショパン』
パーヴェルは、ショパンの友だち。2つ年上の14歳です!

パーヴェルの油彩肖像画は、23歳にしては幼い感じがします。
お父さんは大柄でゴツイ人。しかし息子は体の線が華奢で、やや神経質な感じがします。なぜだろう?少ない資料からイメージが膨らみます。
この肖像画が気に入ったので、この絵を元にキャラデザしました。
なお、この軍服は大尉の制服です。昇進前の少年には使えない。
探したら、もっと幼い頃の肖像画がありました。軍服着てるぞ?よしよし。この肖像を元に軍服は描こう。何しろ彼は、4歳で近衛隊軍属なのですよ。将来を約束されたエリート貴族ですね。家庭環境はかなり複雑ですが。
パーヴェルに表情をつけてみよう!

ショパンにも表情をつけてみよう!

わたしの『ショパンシリーズ』のショパンの年齢を考えますと…
『寄宿生たち』が10歳。
『デビュー』は19歳。
『天才の育て方』の後半が12歳になりたて。
今回の『パーヴェルとショパン』は1822年秋設定なので、12歳後半。
12歳12歳12歳……。小学校6年生くらいですね。
頭がいいので世の中わかった気になってるけど、背も低いし、あどけない。大人顔負けの技術や冴えを披露して、大いにちやほやされる。
けれど、自分はまだ大人に保護されて当然だとわかっている、12歳です。
【疑問】ふたりは何語で話していたのかな?
ここで突然疑問が湧いてきました。
ショパンはポーランド人。パーヴェルはロシア人。
舞台はポーランドの首都ワルシャワ。
ふたりは仲が良かったようですが、何語を話していたのかな??
ワルシャワに6年以上住むパーヴェルが、普通に考えるとポーランド語を話す気がします。
が、当時の情勢を見ると、ロシア帝国はポーランドを支配しています。
支配した側の言葉が公用語になり、された側が仕方なく学ぶ。それが19世紀の常でしょう。ロシア帝国宮廷側の人間でもあるパーヴェルが、わざわざ支配地のポーランド語を勉強するかな?
しかし、ショパンがロシア語を話すのも、想像がつきません。
当時、文化的にはポーランドの方が上のようなんですね。地理的にもポーランドは西ヨーロッパに近い。ロシア帝国は軍事は強いが、文化は洗練されたヨーロッパ文化を輸入する側です。
そしてなにより、ポーランド人の誇りは高い。山のように高い!
おとなしくロシア語を勉強するようにはみえません。
当時の宮廷を調べましたら、
各国の上流階級の公用語は、フランス語。
ショパンのお父さんはフランス語の先生ですし、ショパン少年も宮廷や上流階級に頻繁に出入りしてる以上、フランス語をある程度話せたと思います。
パーヴェルにも、優秀なフランス語の家庭教師がついてます。
だからふたりはきっと、フランス語で会話していたのでしょうね。

8月に向けて
新作『パーヴェルとショパン』は、twitter(X)で、少しずつ公開しています。
「母を思い出せない」
— ハイハイミミ🎶ショパン漫画と絵本 (@xhihimimi) July 18, 2026
ショパンのピアノを聴きながら、パーヴェルがポツリとつぶやく。いったい何があったのか。
『パーヴェルとショパン』制作中。
本編はここからスタート。#パーヴェルとショパン #漫画制作 #WIP pic.twitter.com/D7CXxlbXto
全32p。キリのいいところまで描き上げたら、数回にわけてnoteにも載せる予定です。更新頻度は月1~2回。
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