【負のループ】暴飲暴食が止まらないメカニズム
うつになると定期的に暴飲暴食したくなりませんか?
なぜだかわからないけど、無性に食べたい。
これらは偶然じゃなくて、脳の仕組みと思ってる
ストレスが溜まると甘いものに手が伸びる
お腹は減ってないのに、菓子パンがやたら食べたくなる
頭がぼんやりして、なんとなく炭水化物をかきこむ
もしこうなってたら、セロトニン不足かも
セロトニンってなんだっけ?
そもそも、なぜ炭水化物を欲するのか?
セロトニンの材料となるトリプトファンは食事を栄養として吸収された後、血液を通して脳に届ける必要があります。
だけど、トリプトファンを脳に届けようとしても、うまく届かないことがある。
その理由は、脳に届くための通路が限られていて、他のアミノ酸と競争しているからです。
脳には、脳を守る為にフィルター(血液脳関門)があって、トリプトファンは他のアミノ酸を押しのけて通り抜ける必要があるからです。
ライバルが多いと“順番待ち”になるようなイメージです。
そのフィルターを通るにはライバル(他のアミノ酸)が多すぎるんです。
バリン
ロイシン
イソロイシン
フェニルアラニン
チロシン
メチオニン などなど…
ダメだ。こんなにライバルがいるなんて。
トリプトファンじゃあ勝てない。
そこで登場するのが、、、
ライバルを蹴散らすヒーロー 炭水化物
そんな競合が多い中、トリプトファンが脳に届きやすくする方法があります。
それが炭水化物を食べる事。
なぜかというと、
炭水化物(ごはん、パン、甘いもの)を食べると、血糖値が上がり、インスリンが出ます。
このインスリンの作用で、
トリプトファン以外のアミノ酸が筋肉に取り込まれ、
脳へ向かうアミノ酸の数が減り、
結果、トリプトファンが脳に入りやすくなる!
ありがとう!リンスリン!ありがとう!炭水化物!!
つまりは、炭水化物を食べると、アミノ酸のライバルが減り、セロトニンの材料となるトリプトファンは脳に届きやすくなるというわけです。
「過食」は脳からのSOS
セロトニンが不足して炭水化物を過食してしまうのは、ある意味で「脳が助けを求めてる」状態とも言えるんです。
気分が沈んだり、ぼーっとしたり、不安で落ち着かない時に
脳は無意識に「セロトニン増やしたい!」と思って、
炭水化物を食べたくなる。
これは生理的にとても合理的な脳のSOSな反応とも言えるんです。
セロトニンが足らないぞ!!助けてくれー!!ってね
過食は長期的には逆効果
糖質の高い炭水化物や甘いもので無理やりセロトニンを補おうとするのは一時しのぎ。
長期的にはお勧めしません。
急激な血糖値の上下 → 気分の乱高下
習慣化 → 甘いもので感情をコントロールする癖
身体的な不調 → 肌荒れ、疲れ、太りやすくなる
過食は、一時的には脳でセロトニンが作られるけど、
根本的なセロトニン不足の解消にはつながりません。
なので、普段からセロトニンが増える食事をする必要があります。
セロトニンを増やす正しい食べ方は?
「タンパク質+少量の炭水化物」のセットが理想的。
(タンパク質の一部がトリプトファンになります。)
具体例に
納豆ごはん+味噌汁
バナナ(の皮)+ヨーグルト
卵かけごはん
こういったシンプルで手軽な食事が、脳の栄養補給になります。
材料は整った。だけど、食事だけだと足らないんです。
セロトニンスイッチを入れる
食事でセロトニンの材料を取り入れた後、
身体に刺激を入れ、脳にセロトニンを作らせる必要があります。
例えば、
朝日を浴びる
リズム運動をする(ウォーキング・咀嚼・呼吸など)
安心できる時間や空間をつくる(お気に入りの音楽・香り・人・空間)
「材料」だけじゃなく、「刺激を入れる」も大切なんです。
まとめ
セロトニン不足で炭水化物を無性に食べたくなるのはSOSな反応
炭水化物はトリプトファンを脳に届けるヒーロー
過食は長期的に逆効果。生活習慣の見直しが大事
「材料を食べる」「脳へ届ける」「刺激を入れる」の3つの流れ
最後に
「また食べすぎてしまった…」
「自分は意思が弱い…」
そうやって自分を責める必要はありません。
それはあなたのせいじゃなく、脳の自然な仕組みなんですね。
よかったら、今日からバナナの皮を食べてみてください。
さらにセロトニンの増やし方を知りたい方はこちら!
セロトニンを増やそうとして日光浴をしたが逆に悪化する理由や、セロトニンが増える流れを知ることで、余計な不安を減らすことができます!!
