茶番社会を風刺したエレクトロリポップ曲 「双子座のバイキング」 制作日誌 1/2
人類の歴史は茶番の歴史。資本主義の末路社会への風刺を、キュートなハロウィン・キャンディーに仕立てた曲と動画を制作しました。
自分で作詞作曲し、デモをカバーする形でSUNO AIで生成してます。一聴すると若者に夢を持たせるようなポップミュージックでありながら、そんな音楽ビジネスに対するアンチテーゼなひねくれポップ。
オレみたいに、モーニング娘の「日本の未来は世界が羨む」というバブリーなフレーズに騙された氷河期世代も多いはず。そしてそんな音楽が未だにコンビニで流れてる。
曲の解説はYouTubeの説明に書いてあるので省略し、ここからは敬語という茶番を捨てて制作日誌を書いていこう。
序章
この曲は今年の春にギターで作った。メロディを乗せてる流れでキーが高くなり、裏声で歌詞のない歌を付けた。
弾き語ってると自然に身体が左右にスウィングしてきたので当初は女の子がスウィングしながら歌う動画を構想していた。その後放置して、秋になってプロジェクトを再開した。
歌い手を募集することも考えたが、フォロワーも少なく金も払いたくないため相手側にメリットがないし、人と関わるのもめんどくさいのでやめた。
自分で歌うことも考えた。おっさんの裏声1本では痛いので2トラック重ねると割と可愛くなった。これがヒントになり、二隻のバイキングに乗った双子がスウィングする構想が浮かんだ。
自分で録る場合、その後の編集が今のオレには精神的・肉体的(ストレートネック)にかなり辛い。先月に本作の姉妹作「へびつかい座の双子たち」の為に課金した"SUNOの野郎"のクレジットがまだ残ってたので結局それを消費することにした。
可愛くてシニカルな歌詞
歌詞を書く必要があった。今までの経験上、AIを使わずに自分で書いた方が早いので今回は全部自分で書いた。今回は日本人受けしそうなロリボイスを使った曲なので日本語の曲にした。
茶番な世界への失望と怒り、「茶番に合わせるか否か」という葛藤を可愛く歌うというコンセプトは作曲時点で出来ていた。
「茶番」「二つの世界を往来する、愛と裏切りの可愛い双子の悪魔」「ロリポップ」「バイキング」。テーマがはっきりしてたので歌詞は割とすんなり書けた。ハロウィンシーズンだしロリポップ曲なので"Trick or Treat"を加えた。
結果的に、「茶番世界に従う者、逸脱する者、両極を行き交う者による三者面談」という構成の茶番劇となった。
2番の毒を積み立てた部分では自分が悩まされてきたADHDや躁鬱、BPDの破滅的な人生を表してる。そんな激情の毒も、飲みほしてしまえば次第に慣れてくる。
「釈放を恐れて」は、最近書いた、noteへの甘い毒で締め括った映画レビュー記事で扱った「ショーシャンクの空に」のブルックス爺さんへのオマージュ。
SUNOでデモをカバー
歌詞が出来たのでギターと裏声メロディ、GarageBandのAIドラムで作ったデモをSUNOにアップしてそれをカバーした。
前作のへびつかい座の時もそうだったけど、ボーカルが次のセクションにまたがりながらフェードアウトしていく時にそれが再現されないパターンが多かった。さらに今回は日本語なので漢字の読み方の問題も発生したので一部ひらがなに変える必要があった。

裏声だからメロディラインをはっきり認識出来てない様子だった。原曲のギターは微妙に不協和音を使ってるのでそれもSUNOが苦手とするものだった。
そこでメロディのガイドトラックをテクノポップっぽいスクエア波の音で加えてリトライしたところ、まともになった。
ほんとはギター以外をSUNOで生成して、それとギターをミックスさせたかった。オリジナル曲感を出したかったのもあるし、ギターでかき鳴らした不協和音をフィーチャーしたかった。
ギターの代わりにベースを入れたデモを作ることも考えたけどベースラインを考えるのが面倒だった。ドラムと歌だけだとスケール感が全然原曲と乖離してしまった。結局、前作同様にAI版とギターデモ版を別々に作ることにした。
生ギターの音では不協コードが認識されないのでコードをピアノの音で打ち込んでリトライすると、かなりまともに生成されるようになった。結局ドラムも繋ぎ目以外は自分で打ち込んだ。

試しに曲の1番だけで50曲くらい生成して、気に入った曲が3つ出来た。
つづく👇🏻
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