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もう話してもいいですよね? 片思い世界のエキストラに参加してました

【お願い】映画「片思い世界」のエキストラに参加した時の参加者としての話をまとめているので、ネタバレ要素はほとんど無いと思いますが、気になる方はここから先を読まないようにお願いします。念のためタグにも「ネタバレ」を入れておきます。


本作のエキストラに2回参加させてもらい、自分がどこかに映っているかな?とずっと気になっていたので、予定を無理やり調整して公開初日に見に行きました。

私はミステリー専門なので本作はミステリーじゃないよなって覚悟してたのですが、思いのほか楽しく鑑賞できたし、時間を置いてじわ~っと感動が満ちてきたので、つい大人の財力を発揮してオフィシャルフォトブックとオリジナルシナリオまで購入しました。あと鑑賞前に買ったプログラムもあります。私としてはかなり珍しく、随分と売上に貢献しましたね。

これらを読み込むのも、これからしばらくの間の楽しみです

一見よくありそうで「意外と斬新な設定」を作り上げた脚本家 坂元裕二さんと、広瀬すずさん、杉咲花さん、清原果耶さんの表現力はスゴイなと関心しましたし、横浜流星さんや西田尚美さんを始めとするキャスト陣が優しくて泣ける独特な世界観を魅せてくれる、かなりおもしろい映画だと思います。

なので、ぜひみなさんにも「片思い世界」をお勧めしたいと思ったのですが、私が何かできる事はないかと考えていたら、エキストラに参加した直後のメモを読み返すと撮影現場の雰囲気が強くよみがえってきたので、これをほぼそのまま公開してみようと思いました。映画撮影の裏側を少し知って鑑賞すると、深みがちょっと増せるのでは、と。

余計な情報は不要だという方は、ここで読むのをやめてください。
どうぞよろしくお願いします。


私が参加したのは、港に面する倉庫群とラストシーンの橋の上の2回です。それぞれメモを分けますが、個人的なメモとして書いたものから不要な情報を少し除いて誤字を直した以外は、ほぼそのままで編集していませんので読みにくかったら申し訳ないです。それと敬称略なのもご容赦願います。

肖像権保護等に配慮義務があると考えて写真はほとんど撮影しませんでした。画像も少なくて申し訳ないですが、ご了承願います。では、2つのメモをどうぞ。

待ち合わせ場所の二俣新町駅 まったく存在を知りませんでした

2023/5/21 JR二俣新町駅 富士港運構内

作業員役

朝、5時に出発。駅ナカも営業してなくて食べずにとりあえず移動開始。
舞浜から3駅先の二俣新町駅。駅前はデイリーヤマザキしかなく周りは倉庫や工場ばかりの物流拠点。少しウロウロしたが何も無かった。そのデイリーヤマザキで惣菜パン2つと焙じ茶を買って少し腹に入れた。

男性ばかりのエキストラは30人くらいいて、のんびり後の方で並んでいたら送迎車に乗れずいきなり20分以上待つ事になった。改札前の椅子に座り、未読の「真夏の方程式」を持っていって大正解だった。

食堂が控え室になっててパーティションの裏で女性スタッフがそばにいたまま作業着に着替え、席に着こうとしたら椅子が勝手に動いて盛大にコケた。バックは着替えを入れる事を考えてなかったので小さかったが、まあなんとかなった。

助監督から概要の事前説明あり、今日のシーンは違和感感じるかもしれないけど黙っててもらいたい、真相は映画をお楽しみに。スマホはバイブも切って極力、取り出さないでもらいたい。疑いたくないので、という話だったが、丁寧で明るく分かりやすかった。終日、晴れて安定してたので良い撮影日和だったと思う。結果、誰も盗撮とかしてないと思う。バイブの止め方はネットで調べた。分かりにくい。

最初の10人が出ていった後、1時間半くらいして残り全員が呼ばれた。たぶん午前9時半過ぎ。「真夏の方程式」が捗ったが、何も持ってきてない若者は退屈で辛そうだった。話す人達は外の自販機前で話していたが、それも1時間くらいだった。

富士港運は棒鋼を扱う綺麗な荷下ろし場で、午前の撮影は倉庫と運河の間の荷下ろし場。弁当を受け取るシーンで先の10人は並んでいたが、1人だけカジュアルな女優がいるなと思ったら清原果耶だった。超ラッキーとアガったけどジロジロ見ないように気をつけた。大きな日傘を持ったマネジャーが常に付いていた。

清原は若い作業員が近づき過ぎて尻餅ついて後ろに倒れるシーンを中心に撮影してた。カメラ位置、角度、アップ、流し撮りとか変えて数カット撮っていたが、かなりスタッフの手際は良いのではと思った。清原はほとんどセリフを発しなかった。見えない設定なのではと、周りの人と会話してた。

清原はデニムを履いていたが、それでも足の細さが分かった。地面に敷くクッションの調整も丁寧にやってた。結局、2枚重ねになっていた。

私はここでは2パターンに協力した。上の作業着を脱いで、1つは仲間と弁当持って工事の中に入っていくシーン、2つ目は座って運河を眺めながら弁当を食べるシーン。遠かったけど両方とも割と中央辺りにいた。1つ目の時に左腕にサンオイル?を塗られて汗ばむ感じを出してたが、家に帰ったら、両前腕が酷く日焼けして赤くなってた。他には鼻の頭も。

撮影中に日本製鐵八幡から船が着いて、工場や助監督が慌てて調整してた。

演技というか、昔を思い出して作業員らしく普通に歩いたり弁当を食べてた感じ。映っても小さくて、顔もほとんど分からないだろう位置だったので、全然カメラとか気にならなかった。清原やスタッフはテキパキと撮影をこなしてた。

倉庫の中を日除けにして待つ事もあったが、大半は日を浴びてた。運河を見る位置だったので。ADのエキストラ担当者ほか、時々、お茶を持ってきてくれたり弁当の具合を心配してくれた。

撮影後半は、レールを引いて移動しながら清原や若い作業員のアップを撮っていた。

午前の最後は、食堂でのガヤの音撮り。倉庫の反対側に回ったスペースに集まって2〜3人で弁当食べながらの会話の芝居を数分くらいした。この移動で清原とすれ違ったが、愛想を振りまくことはなく、ちょっと顎を上げて歩いてた。音声さんがマイクで巡っていて撮られると思うとあまり声が出なかったが、いくつか話を振ってみた。

弁当は具沢山でちょっと豪華だった。少し予定より押してたから休憩は30分くらい。スタッフも同じ部屋で食べてた。ゴミは細かく分別されてて捨てるのに少し考えるレベル。

午後の撮影の10人に選ばれた。作業服の色で半々で助監督がその場で選んだ。入れ替え等あるかもと言っていたが結局、残りは終了してた。

倉庫内の棒鋼を積んである中での撮影。清原が入口付近で事務所の小屋に入るとか、歩いて向かうシーン。その後ろで作業していた。一瞬、遠くだったが清原と目が合った気がした。

左右の天井クレーンも動かしてた。倉庫奥から手前に動かしてた。倉庫内は声が響くので音声が入るから、聞こえ始めて少し待って動き始めるとかもやった。

近くのエキストラと時々、会話した。若い方は渋谷でも参加して、宮下公園近くで清原とすれ違う役をずっとやったと言ってた。私はこういう鋼材を作る工事建設をやってたんだと話した。あとはエキストラの情報交換、前日のコンサート会場ではセリフあり、もう1人のイケメン俳優の事は内緒、彼は清原一番推しだが3人とも会いたい、この棒鋼は自動車メーカーに出荷されるらしい、彼は彼女がいなくてディズニーに行ったことない、1人で行ったユニバはすごい人でつまらなかったとか話した。

棒鋼の間を通って材料探ししたり、棒鋼の上に乗って枕木を置いたりした。カメラからは左奥の位置のはず。もう1人と少し相談してアレンジの動きもやってみたが、それを1回やったら終わってしまった。

あとはしばらく倉庫内で待機してた。倉庫前で撮影してたようだったが1時間くらいして誰かが覗き出して、それに加わると広瀬と杉咲もいて3人揃っていて驚いた! 若い作業員を追ってきて彼が養護施設?のかわいらしいクルマに乗り込むシーン。その案内役に西田尚美もいて奇跡かと思った!

その場面や3人が工場に入って歩くシーンを、カメラセットやフォークリフトの動きなども変えて何度も撮り直してた。

陽射しが強かったので4人はトラック影に並んでモンベルチェアに座って待機してた。手前から清原、広瀬、杉咲、西田の順。少し開いた扉の間を通して、少し高くなるように縁石の上に立つとよく見えた。合計20〜30分はそんな光景が見られた。かわいいと綺麗が超高密度になってる贅沢で夢のような光景だった。10mは離れて小さかったけど肉眼で見れたので十分。

時々、杉咲は1人離れて待機や準備してた。その間、清原と広瀬は楽しそうに会話してた。西田は撮影終わったようだった。

その隙間辺りで、若手作業員役のスチール撮影をしてた。スチールは時々、撮影場面を撮ってた。少しは写ってるはず。

途中で2人、さらに2人が構内を歩く役で呼ばれて外に出て行った。残り6人はそのままさらに1時間以上は待機していた。セットっぽい小屋を眺めたりできた。かなりリアルで本当に使ってるのかもしれない。張り紙や備品のいくつかは現地のものだったし。作業の注意事項も残ってたけど、あれは芝居用だったのか見分けがつかなかった。鏡があったので髪型を整えてた。

控え室に行くよう指示があり、1人で本を読んでいたが盗難の疑いかけられるかもと外に出て見物に加わった。台本らしきものがあったし。3人で工場を歩くシーンを繰り返したり、カメラを軽トラに乗せて上から撮ったりを繰り返してた。軽トラは8人くらいで押して停めてをやってた。エンジンかけると揺れるのだろう。

30分ほどして控え室に入るように指示されたので全員で戻った。本を読んでいたら途中で4人も帰ってきた。また歩く作業員がいるかもしれないからと待機。何人かは早く終わらないかなとボヤいてた。

17時過ぎになりエキストラ終了の連絡があったので着替えたが、この時も女性スタッフが近くにいて、ちょっと着替えに悩んだ。

台本らしきモノは記念品の無地ノートで黄色と紫があり、紫を選んだ。外に出るとなんと、すぐそばで清原と杉咲が座って2人だけで待機、顔を寄せて内緒話してた。大ファンならサインとかねだりに行ったに違いない。幸いそういう痛いオジサンはおらず遠目から眺めてたら、彼女たちの前を通って送迎車に向かうよう案内された。

目の前を通った時、2人は「お疲れさまでした」と声は小さかったが何度も言っていた。清原は椅子に座る時、両足を抱えるのがクセかもしれない。朝からなので疲れもあったかもしれないが。

帰りは会話も無く二俣新町駅に着いたら、すぐに電車が着くので急いで乗った。17時33分発。工事地帯の暮れを眺めてた。帰りの舞浜では、ディズニー帰りの客はそんなに多くなく意外だったが、空いてたのでのんびりした雰囲気で帰れた。途中で両腕がすごく焼けた事に気づいた。

東京駅は大混雑だが、空いてた品川止まりに乗れたので、ここでも楽できた。ラッキー。お土産は東京と品川で探したがピンと来なくて何も買わなかった。19時10分過ぎには最寄り駅に着いた。帰ったら鼻の頭が焼けてることを言われた。

すごく楽しい経験ができたエキストラ参加だった。本番の映像に残らなくても大満足。スタッフはすごくキビキビ動いてた。約40人くらい。音声の女性が大きな竿でマイクを遠くに向けてるとか大変そうだったが、ほどよい緊張感とチームワークが感じられた。大変だと思うけどうらやましかった。

2024/2/2 りんかい線東京テレポート 夢の大橋の上

朝7:15集合、終了12:15頃
約15秒くらいの1カットのみ
エンドロール前のラストシーン
3人の女性が明るい未来に向かって旅立っていくので楽しい雰囲気を求められた
凍える寒さだったので難しかったが足踏みよくして体の硬さを取った
うずくまってる人もいた
約500人+犬、子供、ダンサー
若い女性が半分近くいた
誰か俳優来てたけど遠くて不明
晴れ待ちだったが終日曇天
朝は風が吹いてて余計に寒かった
一番奥の中央を奥に歩いたので、豆粒のように映るはず
前回のエキストラで一緒だった人もいた
撮影最終日とのこと

以上、2つのエキストラ参加メモでした。いかがでしたでしょうか?

最初の富士港運の方は、ほぼ丸1日拘束されてたし妙にテンション上がってやたらと細かくメモしていました。メモは帰宅後に振り返りながらスマホのメモ帳に書いたものです。ミステリーを含めて私の好みが分かってしまいそうでちょっとお恥ずかしいです。

1つ、アクシデントらしき事が起こりまして、メモにも「船が着いて」とあるのですが、撮影していた場所の隣のスペースに小さめのタンカー船が着岸してしまいました。背景が変わってしまう影響があります。稼働中の倉庫ならではの出来事でした。それと対岸の別工場からスピーカーで度々、作業指示が飛んでいた声が入ってしまうので、そのタイミングも図りながら撮影が行われていました。

ラストシーンの夢の大橋の方は、天候に恵まれず寒さと強風に加えて時々、小雨が混じる過酷な状況で正直かなり寒くて超辛かったです。4月の春ごろという設定で服装もそれに合わせてもらいたいという要望があったので、春っぽい薄めの服装だったのが仇となりました。

手足が凍りそうな寒さで頭もボーっとしていて記憶も少なかった結果、メモも少なめになったのだと思います。

ラストは3人が明るい未来に向かっていくシーンということで、青空を期待して途中、撮影を中断して1時間くらいの「晴れ待ち」をしたのですが一瞬、弱い陽光が差すくらいで残念ながら青空になることはなく。でも、実際の映像では特に違和感を感じなかったので、そこはさすがプロの映像技術ですね。

実際のラストシーンでは、私は豆粒どころかまったく映っていませんでしたが、たぶん誰かの養分にはなれただろうと自己満足しています。遠くにカメラマンが見えたから、豆粒な私が映っていたカットもあるはずだけど採用されなかったようで。ちょっと残念でしたが、まったく不満はありませんし、主演のお三方と同じ場所と時間を共有できたのは嬉しいことでした。

写真で少し垣間見えると思いますが、この日は合計五百人以上の大勢が集まって、目立った不平不満やトラブルも無く、前後の移動や準備時間を除くと約4時間(うち晴れ待ち1時間を含む)をかけて撮影されました。数名の助監督の方がバラバラに分かれて、エキストラの1人1人に指示や説明をして動きを調整していたのです。それがあのラストシーンになったわけですね。ぜひ劇場でご確認ください。

ベビーカーに1歳くらいのお子さんを乗せたお母さんや、かわいい柴犬やプードルを連れた方もいたのですが、みなさん撮影のために一生懸命、協力されてました。撮影が終了して駅に向かう流れの中で、年配のご夫婦が交通事故で重傷を負った土井裕泰監督に「お体の具合はどうですか?」などと声を掛けて「ありがとうございます。もう大丈夫ですよ」といった穏やかなやり取りもありました。

生憎の悪天候だったにも関わらず、この作品のラストに相応しいキャストや制作スタッフや大勢のエキストラたちの温かい想いがあり、それが映像に宿っているに違いないと、私は信じています。

この記事を公開した 4/5 までTBS系のテレビ番組の多くに主演キャスト3名が映画告知を盛大にしていたり、広瀬すずさんのラジオ番組「よはくじかん(TOKYO FM)」でも杉咲花さんと清原果耶さんが出演されて紹介されてますが、少しでも興味を持った方には、ぜひ劇場で鑑賞してもらいたいです。

誰かに優しくしたくなったり、明日がちょっと明るくなるような、心が温まる作品だと思います。

私のおススメですが、仲良し3人組で観に行くとすごく盛り上がるんじゃないかなって思います。もちろん2人でもいいけど。

(2025/4/6 追記)「片思い世界」をより楽しむには ※特にネタバレ注意

作業や家事の合間をぬって、購入したプログラム(税込 1,200円)とオリジナルシナリオ(税込 1,980円)を急いで読んで一通り、すべての情報に目を通しました。他にはX(旧 Twitter)で「#片思い世界」のハッシュタグを中心に感想などもチェックしました。賛成の方が多かったですが賛否両論ある感想を、みんな楽しんでるな~と嬉しく眺めています。

それで、映画「片思い世界」をより楽しむ方法は次のような感じじゃないかと思ったので、参考にしてみてください。


  1. 「片思い世界」のプログラムを買って冒頭の「解説」と「物語」の2つだけを読む

  2. 劇場で「片思い世界」を観る

  3. 「片思い世界」プログラムの「物語」以降の「インタビュー」から後をすべて何度か読んで把握する

  4. できれば、オリジナルシナリオを買って全部読む

  5. 劇場でもう一度「片思い世界」を観る


こうすることで消化不良はほぼ無くなって「片思い世界」の世界観にどっぷりと浸かれるんじゃないかと思いました。実践されたら、ぜひ感想をコメント欄に書き込んでみてください。

この流れには私なりの理由があります。「片思い世界」は独特で実は新しい「意外と斬新な設定(=多元宇宙論と死生観)」があって、これが賛否両論の否の原因にもなっていると思います。この設定を受け入れられないと話がつまらなくなって「やっぱり豪華なキャストを揃えただけの映画だったじゃん」などと否定的な感想を持ってしまうようです。

真に残念に思いますが仕方ありません。私も多元宇宙論と死生観の組合せはかなり斬新で難解だけど、上手く行けばこれが新しいジャンルを作り出すのではと、生みの瞬間に立ち会っているワクワク感を感じています。

そう思う新しい世界観でしたが、これは私に限った話ではなく、プログラムを読んでいくと土井裕泰監督や出演陣、カメラマンや美術さんなど多くの制作者が脚本を理解しようと苦労し、どう映像で表現するのかとアイデアと工夫を重ねられたのが分かります。それも実績ある歴戦の方々が、です。

プログラムを読んで一番ザワッと心が揺さぶられたのが、合唱する場面で一瞬だけ差し込まれた美咲、優花、さくらと演奏する典真の4人のみが映るシーンでした。このシーンは、新しい世界観で3人に起こってしまう状況を表すために差し込まれていることが分かり、3人が置かれた状況と制作側の深い思慮に思わず涙がこぼれそうになりました。

それと劇伴(映画のために作られた主題歌や挿入歌)が無い理由にも納得しました。たぶん劇伴があったら印象が大きく違っていたのは、私でも分かります。興行的には劇伴があった方がいいはずですが、それをしなかったところに作品を磨く覚悟が見えてスゴイと思いました。

このように多くの出演者や制作者がインタビューに応えていて、異常に分厚いプログラムには彼らの理解や想いが詰まっています。これらを読み進めると「意外と斬新な設定(=多元宇宙論と死生観)」の理解が深まって2回目以降は「片思い世界」がスッと入ってくるように思います。

ですが、映画を観る前にプログラムをすべて読んでしまうと、ネタバレ満載で感動が薄れてしまいそうなので、一度映画を観た後で読んでください。

項目4のオリジナルシナリオは、小説ではなく映画の各シーンを短い文章で説明やまとめられた内容でした。映画を振り返って楽しむのに役立ちますし、本番とは違う内容に気付くとニヤリと嬉しくなります。最後に坂元裕二さんから新しい生活を迎える美咲、優花、さくらに向けたメッセージがあって、これがまた泣かせます。泣きたい方はぜひ!

では、私は時間を見つけてプログラムをもう少し読み込んでから、また劇場に足を運ぼうと思います。みなさんも、ぜひ!

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