「技術を学び続けた僕が、最後に辿り着いたもの」
27年、身体障害のリハビリに関わってきた。
病院勤務の助手時代も入れると、もうそんな年数になるらしい。
若い頃は、とにかく技術を学びたかった。
PNF、AKA、ルード法、スポーツマッサージ、パートナーストレッチ、クライオセラピー…。
「少しでも良くしたい」
そんな気持ちで、いろんな勉強会に行っていた。
数年前には、久しぶりに筋膜リリースの講習にも行った。
「ああ、やっぱり身体って面白いなぁ」と思った。
でも、今noteでよく書いているのは、
心理やコミュニケーション、関係性、安心感、きっかけ、あり方…
そんな話ばかりだ。
そういえば9年前、転職の面接でこんなことを言われた。
「心理やコミュニケーションに興味あるのはわかった。でも整形や外科のスキルはあるのかね?」
その時、自分がやってきた身体面の経験を改めて説明したのを思い出す。
また、OTの新卒時代には、
「君は精神科とか発達障害の分野の方が向いてるんじゃない?」
と言われたこともあった。
最近ふと、
「ああ、自分は昔から“人そのもの”に興味があったんかもしれんな」
と思うようになった。
もちろん、身体を診るのは今でも大切だ。
実際、
身体から入った方がうまくいく患者さんもいる。
少し動きやすくなることで、
「あ、自分まだいけるかも」
と希望が入る人もいる。
逆に、
まず安心してもらったり、
信頼関係ができてから、
身体が変わり始める人もいた。
どちらかだけでは、うまくいかないことも多かった。
急性期では特に、
痛みだけじゃなく、
不安や焦り、
「もう元に戻らないかもしれない」
という怖さも混ざっている。
だから最近は、
「身体か心か」
ではなく、
“この人には今、どこから入ると届くんやろ”
そんなことを自然と考えている。
昔は、
技術を身につければなんとかなると思っていた時期もあった。
逆に、
心理やコミュニケーションを学び始めた頃は、
「関係性が大事なんや」
とそっちに傾いた時期もあった。
でも長く現場にいると、
結局どちらも必要なんだと思う。
身体からも入れる。
関係性からも入れる。
その両方を行ったり来たりしながら、
その人に合う入り口を探している感じだ。
そう考えると、
昔からなんとなく興味があったことが、
少しずつ前に出てきて、
気づけば今、
1番前に来ているのかもしれない。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました😊
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