インシデントは、畑を肥やすチャンスかもしれない
先日、師長さんからこんな確認がありました。
「この間の転倒の件ですが、看護師への報告とカルテ記載はされていましたか?」
スタッフからは報告を受けていましたし、インシデントレポートも提出されていました。
ただ、看護師への報告やカルテ記載については、私も「言っているはず」としか答えられませんでした。
そこで翌朝、該当スタッフに事実確認をしました。
「一つ確認なんだけど、あの時、看護師さんへの報告はしたっけ?」
スタッフは少し申し訳なさそうな表情で、
「すみません…。」
そして、
「私、どうすればいいですか?」
と聞いてきました。
私は、
「師長さんには僕の方から事実を伝えて、これから改善していくことを話しておくよ。」
と伝えました。
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午後の部会では、個人を責めることはせず、みんなに確認だけしました。
「インシデントが起きた時は、まず現場で看護師さんや職責へ報告してください。カルテ記載をして、最後にインシデントレポートです。
順番が多少前後しても構いません。わからなければ、まず職責に相談してください。
一番大切なのは、**報告すること**です。」
みんな頷きながら聞いてくれました。
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今回の出来事で改めて思ったことがあります。
インシデントが起きると、「ミスをなくそう」という方向に意識が向きがちです。
もちろん、それも大切です。
でも、主任として育てたいのは、
**安心して報告できるチーム**です。
「怒られるかもしれないから黙っておこう。」
ではなく、
「まず相談しよう。」
そう思える雰囲気があれば、結果的に患者さんの安全にもつながります。
だから私は、インシデントが起きた時こそ、
**畑を肥やすチャンス**
だと思っています。
一つの出来事をきっかけに、
報告の大切さを確認し、
相談しやすい空気を育て、
チーム全体が少しずつ成長していく。
派手ではありません。
でも、こういう積み重ねが、強いチームを育てていくのだと思います。
今日もまた、畑に小さな栄養を一つ加えられた気がしました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました😊
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