【実況】今日、葡萄を壺に放置してみた【時空BBS:食文化板】
ここは時空の掲示板です。次元の壁を越えて書き込み自由。荒らしは雷に打たれます。
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【相談】壺のブドウがヤバい
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1 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
オラ、困ってる
収穫したブドウを壺に入れといたんだ
冬のために取っといた
今日見たら
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2 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
ブクブクしてる
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3 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
なんか汁が出て
ブクブクして
臭い
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4 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
これ、捨てるべきか
誰か同じことあった人いる?
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5 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>4
捨てるな
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6 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>5
え
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7 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>6
捨てるな
飲め
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8 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>7
飲むの?
これ汁が紫になって臭いんだけど
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9 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>8
私も同じことがあった
パンと水だが
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10 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>9
パン?
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11 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>10
パンを水に浸しておいた壺があった
しばらく忘れていた
開けたら同じようにブクブクしていた
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12 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>11
どうした
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13 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>12
飲んだ
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14 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>13
生きてる?
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15 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>14
生きている
それどころか
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16 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
気分が良かった
神に近づいた感覚があった
神殿の記録係として報告書を書いた
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17 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>16
神?
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【参考】こっちは米を噛みました
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18 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
通りすがります
似たようなことがあったのでお伝えします
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19 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>18
どんな
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20 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
わたしたちは米を噛みます
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21 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>20
ん?
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22 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>20
詳しく
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23 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
米を口に入れて
しばらく噛んで
壺に吐き出します
それを置いておきます
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24 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>23
え
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25 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>23
それは祭祀として?
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26 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>25
はい
神への捧げ物を作るためです
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27 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>26
吐き出した米を
置くの?
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28 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>27
はい
数日すると
光ります
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29 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>28
光る?
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30 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>29
汁が澄んできらめきます
甘くて不思議な香りがします
それを飲むと
神が降りてくるのを感じます
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31 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>30
怖い
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32 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>30
原理は我らのパン水と同じと見た
ただし噛んで吐くという工程が独特である
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33 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>32
他の方法でも出来るのですか?
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34 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>33
パンでも葡萄でも出来るらしい
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35 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>34
では
わたしたちは
噛まなくてもよかったのかもしれぬ
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36 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>35
気づくの遅い
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【降臨】これが何か教えてやろう
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37 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
諸君
諸君らが体験しているのは「発酵」と呼ばれる現象である
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38 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>37
誰
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39 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>38
余は学者だ
後世から参加している
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40 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>39
後世?
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41 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>40
諸君から数千年先の時代の者だ
諸君の壺の中では目に見えぬ生き物が働いている
そやつらが糖を食い、気体と、諸君の言う「気分が良くなる液」を出している
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42 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>41
壺の中に
生き物が
いる?
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43 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>42
いる
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44 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>43
気持ち悪
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45 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>43
神ではなく?
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46 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>45
神でもよい
呼び方の問題だ
我らは後に「酵母」と呼ぶことになる
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47 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>46
神です
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48 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>46
で、あなたは何を発見したのだ
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49 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
余の発見はさらに先にある
諸君らの作ったこの液体を
煮るのだ
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50 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>49
煮る?
もったいない
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51 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>50
煮て
立ち昇る蒸気を
冷やして
再び液体として集める
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52 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>51
なぜ
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53 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>52
そうすると
凶悪なものが出来る
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54 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>53
凶悪
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55 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
今ちょうど実験している
見ていてくれ
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56 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
蒸気を集めた液体が出来た
少量を指に取って舐めた
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57 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
喉が焼けた
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58 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>57
大丈夫?
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59 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>58
素晴らしい
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60 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>59
どっちだ
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61 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
これは諸君らの液の数倍の強さを持つ
少量で酔う
余はこれを「アル・コホル」と呼ぶ
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62 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>61
それは神への捧げ物に向いておりますか
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63 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>62
人間に向いていない
だが人間は飲む
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【結末】農夫、自分の凄さに気づく
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64 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
ちょっと聞いていいか
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65 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>64
どうぞ
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66 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
オラが今日作ったやつ
捨てなくてよかったんだよな
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67 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>66
絶対に捨てるな
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68 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>66
捧げ物になります
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69 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>66
それは人類が数千年使い続ける飲み物の最古の形だ
丁重に扱え
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70 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
……えっ
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71 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
オラ、凄いの作った?
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72 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>71
作った
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73 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>71
人類の食文化史の礎だ
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74 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>71
尊いもの
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75 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
オラ、これで村で一番の物知りになれる?
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76 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>75
なれる
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77 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>75
それどころか
諸君の作ったそれは
後世「ワイン」と呼ばれ
国家の経済を支える商品となる
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78 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>77
お、おお
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79 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
オラ、金持ちになる?
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80 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>79
ならない
諸君の名は記録に残らない
ただ壺の残りかすだけが発見される
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81 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>80
きつい
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82 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>80
我らの記録も同じだな
粘土板に残るのは製法のみ
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83 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>80
わたしたちは噛むという行為だけが後世に伝わりそう
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84 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>83
それ伝わると
だいぶ誤解されそう
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85 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
ちなみにもう一つ言っておくことがある
余の時代の千年後
余の地域では酒が禁じられる
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86 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>85
ええ
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87 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>85
なぜだ
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88 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>87
信仰上の理由でな
余の蒸留技術は残るが
酒は造れなくなる
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89 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
>>88
技術だけ残るのですか
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90 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>89
そうだ
香水や薬の蒸留に使われる
酒のほうは他の地域に伝わる
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91 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>90
酒、旅する
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92 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>91
旅する
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93 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
人類史というのは思ったより長いのだな
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94 :匿名の巫女 ◆【弥生/紀元前500年頃】
わたしの噛んだ米も
どこかに届くでしょうか
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95 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
>>94
届く
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96 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
オラ、もう一回壺に葡萄入れてくる
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97 :匿名の神官 ◆【メソポタミア/紀元前4000年頃】
>>96
増産するのか
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98 :匿名の農夫 ◆【コーカサス/紀元前6000年頃】
>>97
人類のためにな
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99 :ジャービル ◆【アッバース朝/8世紀】
それで良い
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【食文化ノート】元ネタ解説
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■ 最古のワイン──ジョージア(コーカサス地方)
現在のジョージア共和国で、紀元前6000年頃の壺からワインの痕跡が検出されている。2017年に発表された国際調査チームの報告で、新石器時代の土器の内部に酒石酸(ワイン特有の化合物)が残留していることが確認された。これが現時点で人類最古のワインの物的証拠である。当時の製法は、壺に葡萄を入れて放置しただけと考えられている。土着の酵母が糖を食って自然発酵する、それが偶然の発見だった。
■ シュメールのビール──メソポタミア文明
紀元前4000〜3000年頃のシュメール人はすでにビールを飲んでいた。粘土板に刻まれた「ニンカシ讃歌」は酒の女神ニンカシを讃える詩で、実質的にビールの製法書になっている。パンを水に浸して発酵させる方式だったとされる。シュメールのビールは濃厚で、ストローで飲むのが一般的だった。報酬としてもビールが使われ、労働者は一日の働きでビールを受け取っていた記録もある。
■ 口噛み酒──弥生期日本、台湾、南米
唾液に含まれるアミラーゼという酵素が、米のデンプンを糖に分解する。この糖を自然界の酵母が食って発酵させる。これが口噛み酒の原理である。日本では弥生時代から古代にかけて、主に神事のために未婚の女性(巫女)が米を噛んで造ったとされる。『大隅国風土記』に記録が残る。同様の製法は台湾原住民の一部や南米アンデスのチチャ(トウモロコシが原料)にも見られ、人類各地で独立に発明された発酵技術だった。
■ ジャービル・ブン・ハイヤーンと蒸留技術
8世紀のアッバース朝時代に活躍したとされるアラビアの錬金術師・医師。西欧ではラテン名「ゲーベル」として知られる。蒸留器(アランビック)の改良者として広く記録される人物で、当時の先進的な化学知識の体系化に関わったとされる。現代英語の alembic(蒸留器)、alchemy(錬金術)、そして alcohol(アルコール)の語源はすべてアラビア語に遡る。アラビア語の「アル・コホル(al-kuhl, الكحول)」はもともと「きわめて細かい粉末」を意味し、後に「蒸留によって抽出された純粋な精」としての意味に転じた。
ちなみにイスラム法では飲酒が禁じられているが、蒸留技術自体は香水や医薬品の製造技術として残り、発展した。蒸留酒そのものは南ヨーロッパ、やがて北欧へと伝わり、ブランデー・ウイスキー・ウォッカなど各地の蒸留酒文化を生むことになる。
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