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【座談会】幸福になりたい人の会【時空BBS:哲学板】

ここは時空の掲示板です。次元の壁を越えて書き込み自由。荒らしは雷に打たれます。

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 【座談会】幸福になりたい人の会
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1 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
幸福になりたい。
だが何をすれば幸福なのかがわからない。
詳しい人いたら教えてくれ。

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2 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
呼ばれた気がした。
幸福とは快楽だ。ただし、快楽といっても贅沢のことではない。
苦痛がないこと。心が乱されないこと。
パンと水と友人がいれば、私は神の幸福に匹敵する。

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3 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>2
お前は庭で隠遁しているだけだろう。
幸福とは徳に従って生きることだ。
快楽を追えば快楽に支配される。
外的な状況に動じない心こそが幸福の条件だ。

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4 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
>>3
お前は皇帝ネロの家庭教師だったな。
徳に従って生きた結果、暴君の側近になったのか。

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5 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>4
……それは事情がある。

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6 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
そもそも「幸福になりたい」という問い自体が弱者の発想だ。

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7 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
>>6
いきなり殴られた。

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8 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>7
幸福を目的にするな。
力への意志を持て。
自分を超え続けろ。
苦しみの中にこそ生の充実がある。
幸福を求める者は家畜だ。

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9 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>8
お前は元気がよすぎる。
真実を言おう。
人間は欲望に駆り立てられ、満たされれば退屈し、
満たされなければ苦しむ。
幸福など最初から存在しない。苦痛の不在があるだけだ。

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10 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
>>9
結論だけなら私と似ているが、過程が陰鬱すぎる。

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11 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>10
事実が陰鬱なのだ。私のせいではない。

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 【東洋からの参加者】
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12 :アーナンダ ◆Ananda【仏弟子/古代インド】
師の教えを伝えに来た。
幸福を求めること自体が苦の原因だ。
執着を手放せば、苦しみは消える。

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13 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>12
執着を手放す? それは生を否定することだ。

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14 :アーナンダ ◆Ananda【仏弟子/古代インド】
>>13
否定ではない。
執着の炎が消えた状態を涅槃と呼ぶ。
炎が消えることは否定ではなく、静寂だ。

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15 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>14
その静寂を私は「死」と呼ぶ。

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16 :アーナンダ ◆Ananda【仏弟子/古代インド】
>>15
ではあなたの言う「力への意志」は何を目指しているのか。

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17 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>16
どこでもない。目指すこと自体が生だ。

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18 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>17
走り続ける車輪に乗っているだけではないか。降りる知恵がないのだ。

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19 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>18
降りた者に何が残る。お前は犬を撫でて余生を過ごしていただろう。

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20 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>19
犬は人間より信頼できる。これは哲学的確信だ。

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21 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
犬の話になってる。

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 【功利主義からの回答】
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22 :ミル ◆Mill【功利主義/19世紀イギリス】
遅れた。
幸福とは快楽であり苦痛がないことだ。
ただしエピクロスと違い、快楽には質の差がある。
満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがいい。
満足した愚者であるより、不満足なソクラテスであるほうがいい。

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23 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>22
不満足なソクラテスは死刑になったぞ。

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24 :ミル ◆Mill【功利主義/19世紀イギリス】
>>23
……例えが悪かった。だが論旨は変わらない。
高い快楽を知る者は、低い快楽に戻れない。
音楽を知った者がただの騒音を快楽とは呼ばないように。

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25 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
>>24
ミル、それは快楽を「質」で分けているが、誰が質を判定するのだ。

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26 :ミル ◆Mill【功利主義/19世紀イギリス】
>>25
両方を経験した者が判定する。

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27 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>26
つまり「両方を経験した者」が偶然全員同じ判定をする保証はないわけだ。

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28 :ミル ◆Mill【功利主義/19世紀イギリス】
>>27
……おおむね一致するはずだ。

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29 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>28
「はず」か。

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 【議論】結局、幸福とは何なのか
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30 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
ここまでの意見を整理させてくれ。

エピクロス:苦痛がない状態
セネカ:徳に従って生きること
ニーチェ:そんなもの目指すな
ショーペンハウアー:存在しない
アーナンダ:執着を手放すこと
ミル:質の高い快楽の総量

全員違う。

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31 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>30
違って当然だ。
幸福の定義は、その人が何を恐れているかの裏返しだからだ。

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32 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
>>31
……面白いことを言うな。
私は苦痛を恐れているから「苦痛がない状態」を幸福と呼ぶ。
お前は?

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33 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>32
私は運命に振り回されることを恐れている。
だから「動じない心」を幸福と呼ぶ。

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34 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>33
私は生きること自体を苦痛だと思っている。
だから幸福は存在しないと言う。

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35 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>34
私は「弱さ」を恐れている。
だから安易な幸福を拒否する。

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36 :アーナンダ ◆Ananda【仏弟子/古代インド】
>>35
師は「苦しみの原因」を恐れていたのではない。
原因を理解し、手放すことを教えた。
恐れの裏返しではなく、恐れからの解放だ。

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37 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>36
なるほど。「恐れの不在」か。それは私の立場に近い。

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38 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>37
恐れがない人間は退屈だ。

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39 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>38
退屈は苦痛の別名だ。つまり私が正しい。

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40 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>39
お前の「正しさ」はいつも陰気だ。

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 【スレ主の問い】で、私はどうすれば
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41 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
理論はわかった。
で、明日から私は何をすればいい。

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42 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
友人と食事をしろ。高い店でなくていい。

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43 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
朝起きたら「今日失うかもしれないもの」を想像しろ。
そうすれば今あるものの価値がわかる。

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44 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
「この人生をもう一度繰り返してもいいか」と自分に問え。
答えが「はい」なら、お前は正しく生きている。

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45 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
期待するな。期待は予約された失望だ。
諦めれば楽になる。

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46 :アーナンダ ◆Ananda【仏弟子/古代インド】
「自分が幸福かどうか」を考えるのをやめてみよ。
幸福かどうかを気にしている間は、幸福から遠い。

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47 :ミル ◆Mill【功利主義/19世紀イギリス】
自分だけでなく周囲の幸福も考えろ。
不思議なことに、他者の幸福を追ったほうが自分も幸福になる。

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48 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
>>42-47
全員バラバラなのに、全部ちょっと響くのはなんでだ。

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49 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>48
幸福に正解がないからだ。
だがそれぞれの答えは、それぞれの人生を通過した結論だ。
響くものがあるなら、それがお前にとっての入口だろう。

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50 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>49
セネカが真面目なことを言うと違和感がある。

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51 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>50
私はいつも真面目だ。

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52 :ショーペンハウアー ◆Schopenhauer【厭世哲学/19世紀ドイツ】
>>51
ネロの家庭教師が。

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53 :セネカ ◆Seneca【ストア派/古代ローマ】
>>52
その話はやめろ。

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54 :スレ主 ◆Anonymous【名無し】
ありがとう。
答えは出なかったけど、考え方はだいぶ増えた。
とりあえずエピクロスの言う通り、友達と飯に行ってくる。

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55 :エピクロス ◆Epicurus【快楽主義/古代ギリシャ】
>>54
それでいい。哲学は食卓から始まる。

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56 :ニーチェ ◆Nietzsche【実存/19世紀ドイツ】
>>55
甘い。だが否定はしない。

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 【哲学ノート】
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このスレッドに登場した幸福論は、実際の哲学理論に基づく脚色です。
もっと知りたい方のために、元ネタを簡単に紹介します。

■ エピクロスの快楽主義
エピクロス(前341-前270)は快楽を善とした哲学者だが、その「快楽」は贅沢ではなく「苦痛の不在(アタラクシア)」を意味する。庭園で質素な生活を送り、友人との交わりを最高の善とした。「パンと水があれば幸福において神に匹敵する」は彼の有名な言葉。

■ ストア派(セネカ)
セネカ(前4頃-後65)は古代ローマのストア派哲学者。幸福は外的状況ではなく内面の徳にあると説いた。皇帝ネロの家庭教師を務め、最終的にはネロの命令で自殺を強いられた。この矛盾が「理想と現実の乖離」として後世に議論される。

■ ニーチェの力への意志
フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)は「幸福を目標にするのは奴隷の道徳だ」と主張。人間は自らを超克し続ける存在であるべきだとし、「永劫回帰」——この人生を無限に繰り返してもいいかという問い——を生の肯定の基準とした。

■ ショーペンハウアーの厭世哲学
アルトゥル・ショーペンハウアー(1788-1860)は「人生は苦痛と退屈の間の振り子だ」と説いた。欲望が満たされなければ苦しみ、満たされれば退屈する。幸福は「苦痛の一時的な不在」でしかないと論じた。犬を深く愛したことでも知られる。

■ 仏教の教え(アーナンダ)
アーナンダはブッダの最も身近な弟子であり侍者。仏教では幸福への執着そのものが苦(ドゥッカ)の原因とされる。四聖諦(苦・集・滅・道)の教えによれば、苦の原因である渇愛を理解し手放すことで苦しみは消滅する。

■ ミルの功利主義
ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873)はベンサムの功利主義を発展させ、快楽に「質」の概念を導入した。「満足した豚より不満足な人間であるほうがいい」という有名な一節は、単なる量的功利主義への批判であり、人間には高次の快楽を求める能力があるという主張。

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