【座談会】新しい仕事、何もわからん偉人の会【時空BBS:歴史板】
ここは時空の掲示板です。次元の壁を越えて書き込み自由。荒らしは雷に打たれます。
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【悲報】また新しい仕事になった
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1 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
人生で何回「初めての仕事」をやればいいんでしょうか。
攘夷志士をやっていたと思ったら幕臣になり、幕臣をやっていたらパリに飛ばされ、
帰ってきたら幕府がなくなっていて、今度は銀行をやれと言われています。
銀行って何ですか。
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2 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
おう、気持ちはわかるぜ。
おれなんざ蘭学を独学でやってたら、いきなり「軍艦に乗れ」って言われた。
軍艦なんざ見たこともねえよ。
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3 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
何回「初めての仕事」をやればいいか、だって?
私は数えるのをやめたよ。
印刷工、新聞記者、科学者、政治家、外交官。
毎回初日があるんだ。慣れたもんさ。
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4 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
私は五十を過ぎてから天文学を学び始めました。
教室では周りが全員二十代です。
先生は年下です。
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5 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
え、何の集まり?
面白そうだから来た。
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6 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>5
肩書が多すぎる。
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7 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
>>6
あなたも大概では?
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8 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
どっちもどっちだ。
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【告白】初日、何もわからなかった話
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9 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
じゃあ聞くぜ。
新しい仕事の初日、一番「何もわからん」と思った瞬間。
おれからいくと、咸臨丸でアメリカに行くことになって、
出航したら、船酔いでぶっ倒れた。
航海の責任者がだぞ。
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10 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>9
責任者が一番倒れてどうするんですか。
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11 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>10
うるせえ。船は初めてだったんだよ。
結局アメリカに着くまでほぼ寝てた。
同行してた連中には死ぬまで言われたぜ。
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12 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
>>11
船酔いは仕方ないさ。
私の「初めて」は印刷工場だったが、活字の並べ方がわからなくて
初日に刷ったものが全部鏡文字だった。
親方にこっぴどく怒られたよ。
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13 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
私は鉱山の技術を学びに行ったとき、坑道に入って三歩で頭をぶつけて気絶した。
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14 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
>>13
三歩。
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15 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
坑道の天井は低いんです。知らなかった。
これも学びです。
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16 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
私はパリに着いたとき、まずフランス語がわからなかった。
次にお金の単位がわからなかった。
その次に、フランス人がなぜあんなに長い時間かけて食事をするのかがわからなかった。
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17 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>16
三段階の「わからない」。
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18 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
私の場合は……五十歳で江戸に出て、高橋至時先生の門を叩いたとき。
先生が黒板に数式を書いたのですが、一文字もわからなかった。
商人の帳簿の数字とは全く違うものでした。
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19 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
>>18
五十歳で「一文字もわからない」からスタートしたのか。
それはなかなかの勇気だ。
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20 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
>>19
勇気というより、知りたかっただけです。
星の動きを計算したかった。
わからないことは、恥ずかしいことではなく、始まりだと思っていました。
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21 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>20
いいこと言うじゃねえか。
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22 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
>>20
わかる。わからないときが一番楽しい。
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23 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>22
楽しいと思える人と思えない人がいるんです。
私はパリで毎晩、「明日また何もわからないことが起きる」と思うと胃が痛かった。
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【議論】わからないとき、どうしてた?
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24 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
正直に聞きたい。
わからないことだらけのとき、皆さんはどうやって乗り越えましたか。
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25 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
わかるやつに聞いた。それだけだ。
おれは蘭学をやるとき、辞書が一冊しか手に入らなかったから、
全部書き写した。二部作って一部は売った。
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26 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
>>25
辞書を全部手書きで写したのか。
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27 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>26
金がなかったんだ。
写してる間に覚えるから一石二鳥だったけどな。
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28 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
私のやり方は「まずやってみる」だな。
失敗したら直す。また失敗したらまた直す。
雷の実験だって、最初は何もわからないままただ凧を揚げただけだ。
死ぬところだったが。
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29 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
>>28
死ぬところだった、をさらっと言わないでください。
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30 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
私は飽きたら次に行く方式です。
本草学がわからなくなったら発明をやる。
発明がわからなくなったら戯作を書く。
戯作が行き詰まったら鉱山に行く。
ぐるぐる回っていると、なぜか前のやつがわかるようになっている。
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31 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>30
それは特殊な才能では。
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32 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
私は……とにかく先生に質問しました。
五十歳の新入生が毎日質問するので、先生も最初は困った顔をしていた。
でも半年経ったら「伊能さんが一番熱心だ」と言ってくれた。
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33 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>32
年下の先生に頭を下げ続けたってことだろ。
おれにはそれが一番難しいかもしれねえ。
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34 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
>>33
商売で頭を下げ慣れていたので、そこは苦労しませんでした。
知っている人に教えてもらうのは、恥ではなく近道です。
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35 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>34
近道。
……そう考えると少し気が楽になります。
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【衝撃】実はずっとわかってなかった話
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36 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
正直に告白していいかな。
政治家になったとき、法律のことが全くわからなかった。
議会で発言を求められて、印刷工時代の癖で
「この法案のフォントが読みにくい」と言ってしまったことがある。
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37 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
>>36
フォント。
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38 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
おれもアメリカに着いて、英語がわからないから通訳に全部任せてたんだが、
通訳が何を訳してるかもわからなかった。
つまりおれは何もわかっていない状態で外交をやっていた。
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39 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>38
それで大丈夫だったんですか。
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40 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>39
大丈夫じゃなかったが、なんとかなった。
「なんとかなった」と「大丈夫だった」は全然違うからな。
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41 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
測量を始めたとき、最初の計測で出した数字が全部間違っていたことがあります。
北極星の位置を読み間違えていた。
一からやり直しました。
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42 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
エレキテルを修理したとき、仕組みが半分くらいしかわかっていなかった。
でも動いた。
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43 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>42
半分しかわかってないのに動いたんですか。
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44 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
>>43
残りの半分は動いてから理解した。
順番が逆でもいいんですよ。
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45 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>44
それはお前だから言えることだが、一理ある。
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46 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
つまり、この場にいる全員、最初は何もわかっていなかった。
そしてかなりの部分は、今もわかっていない。
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47 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>46
身も蓋もない。
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48 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
>>47
でも全員、何かを成し遂げてるだろう?
わかってからやるんじゃない。やりながらわかるんだ。
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【結論】わからないのが普通
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49 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
今日の話を聞いて、少し安心しました。
皆さん、ちゃんとわかってなかったんですね。
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50 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
「ちゃんとわかってない」は語弊があるが、まあそうだ。
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51 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
五十歳で始めた私が言えることは一つだけです。
わからないことは、何歳であっても恥ずかしくない。
恥ずかしいのは、わからないまま聞かないことです。
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52 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
私からも一つ。
わからなくて当然です。だって初めてなんだから。
初めてのことがわかるわけがない。
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53 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス軍人】
通りすがりだが一言だけ。
パリに出たとき、訛りを笑われて毎日つらかった。
でも砲術の成績だけは誰にも負けなかった。
全部わかる必要はない。一つだけ負けないものがあればいい。
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54 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
>>53
おい、誰だお前。
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55 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>53
いい話をしてくれましたが、通りすがりって。
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56 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
>>53
顔は知ってるぞ。あのコルシカの。
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57 :ナポレオン ◆Napoleon【フランス軍人】
>>56
コルシカのって言うな。
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58 :平賀源内 ◆ひらがげんない【本草学者/発明家/作家/鉱山技師/陶芸家】
どこから来たかは関係ない。
何をやるかだ。
さて、私は次の仕事に行かねば。今度は陶芸です。
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59 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
>>58
また新しい仕事を。
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60 :伊能忠敬 ◆いのうただたか【元商人/測量家】
そろそろ私も失礼します。
明日も先生に質問することがたくさんあるので。
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61 :勝海舟 ◆かつかいしゅう【海軍奉行】
おう、じゃあな。
わからねえことがあったら、またここに来い。
おれたちは全員、わからないことの先輩だ。
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62 :渋沢栄一 ◆しぶさわえいいち【元幕臣/元攘夷志士/現・よくわからない立場】
「わからないことの先輩」。
いい言葉ですね。
では銀行とやらに行ってきます。まだ何もわかりませんが。
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63 :フランクリン ◆Franklin【印刷工/科学者/政治家/外交官】
>>62
それでいい。行ってこい。
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歴史ノート
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渋沢栄一(1840-1931):「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家。若い頃は攘夷志士だったが、一橋慶喜に仕えて幕臣となり、1867年のパリ万博に随行。帰国後、幕府は瓦解しており、新政府の財政官僚を経て銀行家に転身。第一国立銀行(現みずほ銀行)をはじめ約500の企業設立に関わった。キャリアの振れ幅が尋常ではない。
勝海舟(1823-1899):幕末の幕臣。蘭学を独学で学ぶ際、高価な蘭和辞書を一冊借りて二部筆写し、一部を売って学費にしたという逸話がある。1860年、咸臨丸でアメリカに渡ったが、本人を含め多くの乗組員がひどい船酔いに苦しんだ。航海の実質的な指揮はアメリカ人乗組員が担った。
伊能忠敬(1745-1818):下総国佐原の商人。五十歳で家督を譲り、江戸に出て幕府天文方の高橋至時に弟子入り。十九歳年下の師に学んだ。五十五歳から日本全国の測量を開始し、日本初の実測地図「大日本沿海輿地全図」を作成。完成は没後だった。
ベンジャミン・フランクリン(1706-1790):アメリカ建国の父の一人。印刷工として身を立てた後、新聞発行、科学研究(雷の電気実験で有名)、政治家、外交官と次々にキャリアを変えた。独学の人であり、「何でもやってみる」精神の体現者。避雷針の発明でも知られる。
平賀源内(1728-1780):江戸中期の異才。本草学者として出発し、エレキテル(摩擦静電気発生装置)の修理・復元、鉱山開発、浄瑠璃や戯作の執筆、陶芸指導と、あらゆる分野に手を出した。「非常の人」と呼ばれ、好奇心と行動力で時代の枠を超え続けた。
ナポレオン・ボナパルト(1769-1821):コルシカ島出身。九歳でフランス本土の士官学校に入学したが、コルシカ訛りのフランス語を笑われ、孤立した学生時代を送った。しかし数学と砲術では抜群の成績を収め、後にその専門性でフランス軍を率いることになった。
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