SNS運用とかnote運用とか考える前にやった方がいいこと/note「読者開発」をひも解く
すでに「noteつぶやき」でシェアしましたが、9年無料noteを中心にやってきましたが、3月からnoteメンバーシップを始めることにしました。
その理由は3つあります。
①:noteの新しい使い方を開発したくなった。
②:昨今「パーソナル編集者」という新しいスタイルが登場して、その手法に疑問が湧いた。
③:「noteで文章の情報アウトプットしても報われることが無くてつらい時期があった」のを思い出して自分なりのnoteの使い方をシェアしたくなった。
noteメンバーシップへの想いとか経緯を書くだけでは「日記」になってしまうので、noteに必要な「読者開発」についての情報をシェアしつつ、想いも書き残しておこうと思います。
伝わるひとに伝わると嬉しいです。熱量高めの約5,000字。ご興味のある方は、どうぞおつきあいください。
池松潤/Jun Ikematsu
コミュニケーションデザイン/事業計画/エクイティストーリー/エンタープライズ営業コンテンツ/マーケティング/コンテンツなど。スタートアップCEOの壁打ち相手。慶応義塾大学卒/博報堂を経てスタートアップの若手と世代間常識を埋める現役58歳。ときどき婦人公論.jpにコラムなど。 ⇒ https://lit.link/junikematsu
◆そもそも「読者開発」とは何か?
「SNS運用とかnote運用とか考える前にやった方がいいこと」に「読者開発」という考え方があります。手短に言うと、SNS時代が到来して窮地に陥ったニューヨーク・タイムズ(NYT)が打ち出した「NYTをV字回復に導いたリポート」の目玉です。

大きな新聞社だから関係ないと思った方こそ読んだほうがいいやつです。なぜなら「誰もが情報発信できる」ということは、NYTもnoteユーザーも同一線に並んでいるということだからです。日本語訳もありますので、下記に置いときます。
「イノベーション・レポート」は2014年にNYTがまとめた社内文書です。BuzzFeedが全文すっぱ抜いて公開して、世界中のメディア関係者で話題となり、バイブルのように読まれました。もう10年前のこと。NYTは当時、BuzzFeedやハフポなどの新興ネットメディアに読者を奪われて業績が悪化していました。紙も売れない、ネットもダメで追い込まれていたのです。しかしこのリポートに書かれた「改革」を実施してV字回復しました。現在もNYTの業績は好調です。その原点にあるのが「読者開発」なのです。
NYタイムズ、10〜12月13%増益 デジタル読者35万人増
2025年2月6日 日本経済新聞

◆「読者開発」の3つのツボ
SNS運用とかnote運用とか考える前にやった方がいいこと。それが「讀者開発」です。noteにアップしたら終わり。そういう使い方してませんか?「読者開発」とは、読んでくれるヒトを探して、読んでもらえるように工夫して(企画して)、どうすれば読んで気に入ってもらうか?その色んな施策が「讀者開発」です。noteでハッシュタグ #note運用 で探しても出てきません。なぜなら多くの人は、noteの利用方法を「短期的な時間軸」でしか見ていないからです。
記事を出したら終わり。本を出したら終わり。そんな人はゴロゴロしてます。それは紙の時代のままの考え方が残っているからでしょう。下記の図をご覧頂ければわかると思うのですが、記事をUPしてからの方が重要です。厳密に言うとアップしてからを想定していることが重要です。
目先のビュー数やフォロワー数対策より重要なのが、中長期的な視点で自分と同じ価値観や美意識をもった讀者にどう読んでもらうか?という讀者開発です。その方が自分も疲れないし、楽しく書くことができます。

僕なりのnote「讀者開発」のガイドラインは3つあります。
1:そもそも「(5秒で)何者か?」わかるURLがあるか?
※僕の場合はコレです。
2:(コアな誰かが)シェアしたくなる工夫は?
※このnoteの場合は図解や引用noteです。
3:掘れば掘るほど読みたくなるコンテンツの蓄積(ストック)があるか?
※僕の場合はコレとかコレです。
もはや「情報大洪水」で短期的な時間軸でしか考えられない時間貧乏なヒトが大勢をしめています。そんな状況で「読んでもらう」とは「時間を割いてもらう」こと。つまり≒「お金がかかる」に近いことです。
つまり「時短社会」どう向き合うのか?というスタンスが求められているのではないでしょうか?もちろんアルゴリズムを理解することも大事ですが、上記の3つを深堀りすると、かなりの長さになります。なので割愛しますが、勘違いしないでほしいのは、「時短」に真っ向から向き合って「抗う」って意味ではないです。
「時短に踊らされているヒト」に読んでもらうのではなくて、「時短に惑わされていないヒト」に読んでもらうって意味と思ってください。文章を書ける人は希少です。noteの外側の世界を見えれば感じるのですが、文章を(しっかり読んで)書ける人は本当に少ないと思うのです。
だから「時短社会」で「どんなコンテンツを発信するか?」について、思慮深く考える必要があります。自分らしさを失うと「noteの奴隷」(ツールの奴隷)になってしまいますから。noteを続けて使っている人は少ないです。途中で苦しくなったり、興味を失ってしまったり。それを知っているからシェアしたいのです。
◆フォロワー数じゃなくて「文章」を読んでくれるヒトに届けたい
もう数年前から、フォロワー数じゃ読まれないってコトは分かっているのに「フォロワー数で判断するヒト」の数は一向に減りません。なぜでしょうか?それを突き詰めて考えると先が見えてきます。
どんなSNSも、アルゴリズムという計算式で動いているので「ハック」は可能です。フォロワー数を増やしたり、再生数を向上させる方法はあります。投稿の時間帯、パッと見て「いいね」がつきやすいタイトル、誰もが興味を持ちやすい「ネタ選び」などです。あとnoteに気に入ってもらって「今日のオススメ記事マガジン」などにピックアップされると読まれます。あと「スキ」の仕方の工夫で読まれてる人も知ってます。
そうやって細かくチューニングしていけば「数値」は伸びます。それを紹介しているnoteアカウントがあるのも知ってます。そしてそんなnoteが結構稼いでいるのも知ってます。#バズるnote で探せばたくさん出てきます。
で。。「何のためにnoteをやっているの?」ってことです。
いやいや。数字が全てなんだよ。「数字をあげてから言え」という声が聞こえてきそうです。そうですね。私も「どうすればnote で数字が伸びるか?」考えまくった時期がありました。がしかしnoteを9年続けてきて分かったことは「数字を追うと数字の奴隷になる」だと思うのです。
けっして「長く続けたらいい」とは言いません。
でも自分が納得したnote の使い方をするのはホント難しいです。
だから、その向き合い方から、実践方法までシェアしたいと思います。
◆「文章を読んでくれるヒト」に届けたい
読んでいるようで、YouTubeの倍速みたいに「実は読んでない」ヒトはすごく増えてるように感じます。
「流し読み」(軽く読んでいて、ホントに読んでない)
みんな忙しいです。では「読んでくれるヒト」や「読んで、しかもシェアしてくれるヒト」に対してしっかり書いてるでしょうか? 読んでくれた人の記憶に残るようなコンテンツを書けているでしょうか。これは、自戒を込めて考えることです。
僕なりのnoteを書く「5つの基本」的な考え方
1:まず自分の書きたいことを考える。
2:次に、自分の「問いかけたいこと」を考える。
(言いたいこととは違う)
3:読んでほしい人が「読みたいことは何か?」に思いを巡らせる。
(ニーズとシチュエーションを考える)
4:どう書くか?特にAIが苦手な「起承転結の”転”」をどう書くか?まずは「章立て」を考える。
5:1周回って「自分の視点」はどうなのか?どの視座か?を明確にする。
・・・暫くアタマを冷やす。で。しっかり書く。
このやり方が全てのnoteユーザーに当てはまるとは思いません。なぜなら「読んでほしいヒト」はそれぞれ違うからです。
でもはっきりしているのは「短期的な時間軸」で「数字」を追うと、自分の「問いかけたいこと」が見えなくなります。それを僕は「SNSの奴隷」と呼んでます。「中長期的な時間軸」でnoteを書くことが、「noteを上手に使いこなすコツ」なのではないでしょうか。noteはツールです。私なりの使いこなし方を見つけたって感じです。この事を教えてくれる人が居なくて随分苦労しました。だからこのnoteを書いてます。
※ココまで読んでも「フォロワ―数を増やしたいんだ」「noteでデカく稼ぎたいんだ」という方は、この先は読まない方がいいです。
◆なぜnoteメンバーシップなのか?
①:noteの新しい使い方を開発したくなった。
雑誌社の新規事業開発も手伝っているので、「読者開発」を自ら実践する必要が生じました。何よりも「noteで収益を得る」って考え方が馴染まなかったので、今まで避けてきました。そこにちゃんと向き合おうと思いました。
②:昨今「パーソナル編集者」という新しいスタイルが登場して、その手法に疑問が湧いた。
以前はnoteワークショップなど開催してましたし、コロナ禍・時期には「noteレーダーチャート診断」という「note文章・壁打ちの無料相談」をやってました。noteの上手な使い方をnoteメンバーシップでDiscordを使ってやろうと思います。
③:「noteで文章の情報アウトプットしても報われることが無くてつらい時期があった」のを思い出して「noteメンバーシップの上手な使い方」をシェアしたくなった。
「讀者開発」や「noteライティングスキル」を活かした情報を「noteメンバーシップ」でやります。。このnoteはステキだなって「紹介インタビュー記事」も書きたいと思います。
なによりも、感じたのは「note有料課金を使って、自分らしい収入を得る方法」に挑戦しつつ、そのありさまをシェアしたいと思ってます。

◆「noteは私の人生の質を高めてくれるツール」
いままで、noteを「影響力をもつため」に使うのではなく「会うべきひとに出会うため」に使わせてもらってきました。

note で知り合って一緒にイベントをしたり、お仕事をもらうきっかけになったり、note は私の人生の質を高めてくれるツールでした。
noteのおかげで良い方向に変わった歴史は、下記のnoteを読んで頂ければ、わかってもらえると思います。これは、note社内でもnote社の現代史的な感じで社内シェアされたようです。その節はありがとうございました。
これからは「note が私の人生の経済的な質も高めてくれるツール」 として使いこなしていきたいと思います。
「なんだカネか」と言う人もおられるでしょう。私が言いたいのは「誰もが使える」けど「誰もが使いこなせているわけではない」ツールがnote だと思うのです。だからユーザー視点で「経済的にも魅力がある、自分らしいnoteの使いこなし方」をシェアできたらイイなと思ってます。
◆いま準備している「5つの新しい取り組み」
次のnote「noteメンバーシップに興味を持ってくれた方へ」で詳細は書きますが、新しい取り組みとして下記の5つを準備しています。
1:「noteはじめました」でイイなと思ったひとの紹介・noteマガジンを開始
https://note.com/ikematsu/m/m00c8d1167a2b
2:「noteメンバーシップはじめました」でイイなと思ったひとの紹介・noteマガジンを開始
https://note.com/ikematsu/m/mde1a8d45c410
3:掲示板とDiscordを使った「note文章・壁打ち相手」を準備
※横の繋がりの「場」づくり(note酒場的なイベント)企画など
4:予告的な「縦・動画」での新しい讀者開発
・tiktok
https://www.tiktok.com/@note_rainbow
・YouTube
https://www.youtube.com/@note_rainbow
5:英文・併記
※日本人向けにnoteメンバーシップを使いたい海外のひと向け
まだ日本に銀行口座を持っているひとにしか使えないけど、Googleと資本業務提携をしたので、世界展開するだろうから。
正解は誰にもわかりませんが、やりながら探して行きたいと思います。実践的で経済的にも「質も高めてくれるnoteの使い方」をアウトプットしていければいいなと。あと「資本主義をささえるコンテンツビジネス大転換期」も深堀りしていきたいなと思ってます。
おわりに
婦人公論.jpで書いてる雑誌コラムでは書けなかった部分も書いたりして、会いたい人に会う企画とか、自分ならではのアウトプット活動にしていければいいなと思ってます。もちろん今まで通り「note で知り合って一緒にイベントをしたり」「お仕事をもらったり」するのは引き続き無料noteとして続けたいと思います。
ながなが書きましたが、ココまで読んで頂きありがとうございます。
これからも、応援してもらえたら幸いです。
次のnoteは開始告知の「noteメンバーシップに興味を持ってくれた方へ」を書きます。3月UP しました。予定です。
これからも、よろしくおねがいします。
池松潤

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