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日本弁理士会とnoteで開催した、「#これ考えた人天才」投稿コンテストの審査結果を発表します!

2025年11月4日から約1ヶ月にわたって開催した、心に残る天才的なアイデアについて語る「#これ考えた人天才」投稿コンテスト。期間中(11/4-12/4)には、4,950件もの作品をご応募いただきました!発明のすごさをあらためて感じさせてくれる、すばらしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。

noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

選考の結果、下記のとおり受賞者が決定いたしました。


グランプリ(1作品)

「ありそうでなかった!」 1gの発明

自転車の盗難という日常の課題を「鳥のうんち」という斜め上の発想で解決する——「鳥のうんちシール」を紹介した、yurina | ストーリーディレクターさんの作品が、グランプリに選ばれました。たった1gのシールをサドルに貼るだけで、泥棒の心理に「触れたくない」という不快感を抱かせ、盗む気そのものを削ぐという革新的なアイデア。シール開発者が理想の形状や素材を追い求め、試行錯誤を重ねながら完成へと近づいていくプロセスも丁寧に読み解いています。ひらめきの価値を再発見させてくれる作品です。

審査員からも「制作秘話への言及もあり、書き手の熱量が伝わってくる」、「独創性の塊」、「発明者の思考過程を追体験しているよう」、「タグに共感して書いてくれたことがよく伝わってくる」、「このテーマを選んだ視点もおもしろく興味深い」と、その着眼点の鋭さと構成力が高い評価を集めました。

【受賞者コメント】
今回「これ考えた人天才」をテーマに執筆する中で、実はアレもコレも日本の発明品だと知りました!
ガラスの破片と板チョコから思いついた折る刃式カッターナイフ、刺身こんにゃくから着想を得た熱さまシート、昆布だしの成分を利用したうま味調味料・味の素など。
受賞作では「昨日自転車を盗まれそうになったあなたが、今日思いつくかもしれない発明の話」をしています!
この度は素晴らしい機会をありがとうございました。

yurina | ストーリーディレクターさん

日本弁理士会賞(2作品)

これ考えた人天才 ~『写ルンです』から内視鏡へ、知財が繋ぐ「光の技術」の物語~

スマホのない時代、富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」をゲストに配り、結婚式を撮影してもらったという半澤和洋|和洋ブックスさん。プロには撮れない自然体の写真の数々をいまでも見返しているそう。そんな青春を彩った技術が、時を経てご自身の健康を守る「内視鏡」へとつながっていた事実に、驚きと深い感動を覚える作品です。

審査員からは「当時の風景が目に浮かぶ共感性と、技術の連鎖に着目した独自の視点がすばらしい」「知財の重要性まで言及されており、本コンテストの意図に合致する内容」と高く評価されました。

木の板4枚で、車椅子の父の世界が広がった話

不慮の事故により車椅子生活となったお父様と、その介護に寄り添うお母様の日常をつづった、影と輪郭さん。外出を阻む段差という壁を、ホームセンターの木材とかまぼこの板という組み合わせで解消し、ふたたび外の世界へと踏み出す家族の姿を鮮やかに描き出しました。2人で一緒にたのしむことを諦めないご両親の強さと、それを見守る作者の優しい視点が胸を打ちます。

審査員からも「コロンブスの卵のようなアイデア」、「著者自身のエピソードと、不便を解消する発明がみごとに結びついている」「テーマに合致しているかを意識してくれているところがうれしい」と評価されました。

審査会の様子をうつした写真
審査会の様子

コンテストを振り返って

以下、日本弁理士会 note担当からのコメントです。

この度は「#これ考えた人天才」コンテストに、4,950件もの熱意あふれるご応募をいただき、誠にありがとうございました。

寄せられた作品の数々を拝見し、私たちは「発明」や「知的財産」が、決して遠い世界の難しい話ではなく、日々の生活を豊かにし、誰かの不便を解消したいという切実な想いから生まれるものであることを改めて教えられました。

サドルの上の小さなシールから、医療を支える高度な光学技術、そして家族の歩みを支える手作りのスロープまで、アイデアが形になり、それが誰かの幸せに繋がる。その一連のプロセスこそが、私たちが守り育んでいきたい「知財」の原点です。

本コンテストが、身近に隠れた「天才的なアイデア」に光を当て、発明の楽しさや尊さを共有するきっかけとなれば幸いです。素晴らしい作品をありがとうございました。

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投稿期間は終了しましたが、心に残るアイデアや発明について、あらためて考えるきっかけになれればと思います。

ほかの投稿作品についても、以下よりぜひご覧ください。