《葬送のフリーレン》好きなキャラ:ハイターの「はっはっは」
はじめに
今「第3回キャラクター人気投票」が実施中で、「総勢140のキャラクターから好きなキャラを選んで投票してください!」ということなので、「好きなキャラ」について書いています。
前回はユーベルについて書きました。今回はハイター。
ハイターの「はっはっは」
ハイターが登場している場面と台詞で一番好きなのが「はっはっは」です。ピンポイントで挙げると「私の子供は魔法使いになるかもしれませんよ」の後の「はっはっは」です。(第3巻24話)

ここはハイターの「はっはっは」で回想シーンが終わります。
私はこの回想シーンの終わり方がとても好きで、ハイターの笑い声がこだまして、いつまでも心の中に残るような気がします。劇伴も素晴らしい。私にとっては、アニメ『葬送のフリーレン』第1期の最も素晴らしい場面の一つです。(エピソード11)

そのため、私にとってハイターの思い出は、この「はっはっは」という笑い声で締め括られるようになりました。
そんな印象を他人に残せるかっこよさ。
※ 「私の子供は魔法使いになるかもしれませんよ」の回想シーンの花畑はコスモスでしょうか。花言葉は「乙女の純潔」「調和」「謙虚」です。「僧侶は生涯独身」、パーティー内の論争を丸く収めるのは彼の役割ですし、「謙虚」については言うまでもありません。
親としてのハイター
ハイターは孤児院の出身で魔王を倒した(ということにしておきます)勇者パーティーの僧侶となり、その後は聖都の司教にまで上り詰めた。御者付き二頭立て馬車を使っているのですから「お貴族様」です。引退後は、おそらく南側諸国で事前活動等した後に、森の中の小屋でフェルンを育てた。
フェルンを魔法使いにしたことに関しては、大いに迷いや後悔があったと思います。聖都の司教だったハイターなら、フェルンに「人並み以上の幸せ」を与えることは容易だったはずだからです。けれどもそうはぜずに、魔族を殺す技法である魔力制限を教えて、フリーレンのお供にするためにフェルンを育てました。そういうふうにフェルンは人生のレールを敷かれて育てられました。(それは、フェルンが修行の継続か中断かの判断を任された時の喜びの表情からわかります。第1巻2話)

ただ、フェルンをフリーレンに任せたことについては、満足していたと思いますし、安心したと思います。なぜなら、フリーレンは「子供より先に死ぬことのない親」で、それは多くの親にとって矛盾を抱えた願いだからです。

こういう、決して完璧ではない親としてのハイターも好きです。
フェルンにとってハイターがどんな父親だったかについてはこちらの記事で読解、考察しています。
勇者パーティの僧侶としてのハイター
ハイターの実力は言わずもがなですが、ハイター自身は一貫して「いやぁ、私なんか…」といった態度を貫いています。
ハイターが客観的に自分の実力を評価しているのは、このフリーレンとの出会いの場面のみではないでしょうか。フェルンとファルシュが「熟練の老魔法使い」と評する魔力制限状態のフリーレンを(第4巻37話)、自分を物差しにして「魔力は私の五分の一くらい」「まぁまぁ」と言っています。(第3巻22話)

「僧侶なのでどうも勝手がわからない」と言いながらフェルンの魔法使いとしての基礎を作り上げていますから、魔法使いとしても相当なものでしょう。(フリーレンとパーティーを組んでいたために、魔法使いとして活躍する場面はほとんどなかったでしょうけれども。ちなみに単行本第15巻特装版付属の小説『僧侶の取引』にザインが防御魔法を使用する場面があります)

これはよくあるキャラだと思いますが、やっぱりかっこいいですね。
おわりに
『葬送のフリーレン』の原作マンガはまだ読んだことがないという方には原作マンガを、既に読んだことのある方にはある一つの視点からの再読をお勧めしています。
《葬送のフリーレン》に関する記事は下記のマガジンにまとめています。
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