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「断られる」よりも怖いこと

「断られるのが怖い。」

これは、「誘う」を考えたときに、多くの人が抱える気持ちだと思います。

「今度、ご飯でも行きませんか?」

「一緒にやってみませんか?」

たった一言なのに、なかなか送れない。

送ったあとも、

「なんて返ってくるだろう。」

と何度もスマホを見てしまう。

私にも、そんな経験があります。


でも最近、少し考えが変わりました。

本当に怖いのは、

断られることではない。

本当に怖いのは、

断られない人生なのではないか。

そんなふうに思うようになったのです。


もちろん、「断られない人生」とは、

いつも誘いが成功する人生ではありません。

そもそも、誘っていない人生です。

挑戦していない人生。

「また今度にしよう。」

「忙しそうだから。」

「迷惑かもしれない。」

そうやって、自分の中だけで完結してしまう人生です。


考えてみると、

私たちは日常の中で、たくさんの「誘いたい」を見送っています。

「あの人と話してみたい。」

「一緒にやってみたい。」

「久しぶりに会いたい。」

でも、その気持ちは、

「また今度。」

という言葉と一緒にしまい込まれてしまう。


不思議なのは、

その「また今度」は、

失敗でもありません。

成功でもありません。

だから、心は傷つきません。

でも、何も始まりません。


もちろん、何でも誘えばいいという話ではありません。

相手には予定があります。

都合もあります。

断られることもあります。

でも、それは、

「今回は違った」

というだけのこと。

「あなたが嫌だから。」

とは、まったく別の話です。


この本を書きながら、

私は何度も思いました。

人生が動く人は、

特別に勇気がある人ではありません。

「断られたらどうしよう。」

と思いながらも、

それでも一通、送れる人です。

勇気があるから送るのではなく、

送るから、人生が少しずつ広がっていく。

その順番なのだと思います。


だから最近は、

「断られたらどうしよう。」

よりも、

「誘ったら、何が始まるだろう。」

そう考えるようになりました。

こちらのほうが、人生はずっと面白いからです。

もっとシンプルに言えば、

楽しそうだから誘う

そのメリットのほうが、

断れたら悲しい

を上回るわけです。


新刊のタイトルを、

『「誘える人」がぜんぶ手に入れる』

にしたのは、そんな思いからです。

この本は、

「上手な誘い方」を解説した本ではありません。

私が伝えたかったのは、

「誘う」という小さな行動には、人生を動かす力がある。

ということです。

人生は、劇的な決断だけで変わるものではありません。

「今度、ご飯でも行きませんか?」

その一言から始まる未来も、たくさんあります。

もし、この本を読んだあとに、

誰か一人でも思い浮かんで、

「連絡してみようかな。」

そう思ってもらえたら、

著者として、これ以上うれしいことはありません。

そのLINE一本で、人生は動き出す。

現在、予約受付中です。



最後に、一つだけ聞かせてください。

あなたが、「誘ってよかった」と思える出来事はありますか?

仕事でも、趣味でも、恋愛でも、友人でも構いません。

きっと、その一言がなければ出会えなかった人、その一歩がなければ始まらなかった出来事が、誰にでも一つはあるはずです。

ぜひ、コメントで教えてください。


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