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怖くて休職できない人へ②|キャリアの不安編

― 働き方を立て直すための「途中下車」 ―

休職を考えたとき、多くの人がこう思います。

「このままキャリアが終わるんじゃないか」
「もう戻れなくなるんじゃないか」
「これまで築き上げてきたものが・・・」

でも、はっきり言います。

休職では、キャリアは詰みません。

むしろ、これまでの働き方を見直すための
“強制的に立ち止まれる時間”が与えられた、という見方もできます。

私自身、人事として多くの休職・復職・退職に関わり、
当事者として休職からの復職、退職も経験しました。

その立場から、キャリアの話をしてみたいと思います。


休職は「できない人の証明」ではない

休職は、

・能力がないから
・弱いから
・社会不適合だから

そういうレッテルと思われる方もいると思います。
でも、実際はそうではありません。

体と心が「今のペースは無理だよ」と
ブレーキをかけただけです。

誰にでも起こり得ます。
たまたま、今、あなたに起きただけ。

キャリアが止まったのではなく、
走り方を見直すタイミングが来ただけです。


復職のハードルは、思っているほど高くない

復職に対して、こんな不安を持つ人は多いです。

「周りにどう思われるだろう」
「腫れ物みたいに扱われるんじゃないか」
「もう信用されないのでは」

でも、現実は少し違います。

正直に言うと、
みんな、あなたが思うほど他人に興味はありません。

一時的に話題になることはあっても、
仕事はすぐ日常に戻ります。

私も復職の経験がありますが、
緊張感があったのは、”復職初日の昼休憩まで”のほんの数時間でした。

休職・復職は、あなたが思うほど特別なことではありません。
誰にでも起こり得る出来事です。

だから、恥じなくていい。
後ろめたく思わなくていい。
胸を張れとまでは言わないけれど、
背中を丸める必要はありません。


復職するなら「細く、長く」を最優先に

復職後にいちばん大事なのは、
「元に戻そう」としないこと。

元のペースに戻そうとすると、
同じところで、また折れます。

目指すのは、

・折れない
・潰れない
・続けられる

自分のペースを、早めに見つけること。

最初は物足りないくらいでちょうどいいです。

成果よりも、
「今日も無事に終わった」を積み重ねてください。

キャリアは短距離走じゃありません。
マラソンです。


退職という選択も、キャリアの一部

休職の先に、退職を選ぶ人もいます。

それは「逃げ」ではありません。
「合わない場所から降りる」という、
立派なキャリア判断です。

もし退職を考えるなら、
おすすめしたいのが 自己理解とキャリアの棚卸し

・何がしんどかったのか
・何なら続けられそうか
・どんな環境なら力が出るのか

これまでの働き方に、固執する必要はありません。

職種、業界、雇用形態、働く時間。
選択肢は思っているより多いです。


私は「自己実現」のために、副業を選びました

少しだけ、私の話をします。

私は、休職をきっかけに
「この先、どう生きたいか」を考えました。

評価や肩書きよりも、
誰かの役に立っている実感がほしかった。
・サラリーマンとして
・誰かのものさしで評価されて
・自分をすり減らす働き方
を変えたかった。

もう一つ、会社に生活のすべてを依存する働き方を変えたかった。

その延長で、
人事の経験を活かしたキャリアサポートを副業として始めました。
・自分のものさしで
・価値があると思える仕事をしたかった
・自分で稼ぐ力をつけたかった
からです。

本業のキャリアは生活を支える軸として、転職先で継続します。

正解かどうかは、正直わかりません。

でも、
自分で選んだ、という感覚
今の私を支えています。



休職期間は「キャリアを壊す時間」ではない

休職中は、
何も生み出していないように感じるかもしれません。

でも実際は、

・これ以上壊れないための回復
・これからを考えるための準備

をしている時間です。

まずは回復を最優先に、おもいっきり休んでください。
そのうちに、動きたくなる意欲がわいてきます。
その時に、ぜひ今後のキャリアについて考えてみてください。
休職期間中は働き方を見直す絶好のチャンスです。

止まっているようで、
ちゃんと前に進んでいます。


最後に|キャリアは、取り戻せる

続ける道もある。
辞める道もある。

どちらが正しい、ではありません。

大切なのは、
未来の自分を守る選択かどうか。

休職は、キャリアの失敗ではありません。
立て直すための途中下車です。

焦らなくていい。
比べなくていい。

あなたのペースで、
もう一度、道を選び直せばいい。

もし、不安で限界の中会社に行き続けている人がいるなら、
ぜひご自分の体を最優先にしてほしいと思います。

お金も、キャリアも、休職ですべてを失うことはありません。



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