このところの記録づくめの寒暖の到来で台所でとっさに献立を切り替える

はじめに
例年にない気候がつづく。寒いかと思ったら翌日はあたたかい。まさにこの時期のためにある言葉が「小春日和」。そんな寒暖に合わせて台所に立つと臨機応変につくるものを変えてしまう。
きょうはそんな話。
へんな12月
ことしの気候は例年どおりの月があっただろうか。もはや季節感はおかしくなったまま暮れを迎えた。いまだに柿が山盛りで店にならんでいる。色だけ見てみかんと間違え手に取ったほど。果物のならぶようすだけみると晩秋のよう。
ひと雨降るごと、風が吹くごとに寒さが一段と増してくるのが通例。今月に入って雨が降ると、さあ、寒くなるぞと構えていたが、みごとにはずれた。なんと暖かくなってしまった。なぜかいつもの季節の変化と違う。
記録では
それも度を越して部屋の窓を夕刻近くまで開け放つほどあたたかな日すらある。前の日の寒さの印象のまま鍋にしようかと店でそろえた素材。台所に向かうと思いのほかあたたかい。かと思うと昼間に風が吹きはじめ急に夕方をまえに寒くなる日もある。いつも何をつくって食べようかとたいてい帰りの車を運転しながら残りもののぐあいや買い足すものなどを思い描きつつ考える。
いざ家に帰り着き、台所にたつとその場は思い描いた室温と違うことがたびたび。帰り道に作ろうと思っていたいずれもをかき消し、肌の感じる温度に合わせてあらためてつくる料理を考える。
干しやさい
寒暖を繰り返すなか、「小春日和」が舞い込んだおかげで、ぼんやり考えていた干しだいこんづくりは無理かも、カビてしまうといったん取り消し。年を越してからにしようといったんはあきらめた。
先週に寒さのなか、干し大根を煮物に入れて食べるイメージが頭の隅でちらつき、しかたがないので店で高価な干しだいこんを買おうかどうしようか迷ったほど。例年ならばいちばんだいこんの採れる時期をねらって数本分を軒下に干してつくったものだった。
ふとん干し
だいこんを干すかわりに、こんなあたたかな日はふとんを干すほうがいい。料理からべつの家事への切り替えはなかなか難しいが、きょうはまだ頭に余裕があった。これで今晩はぬくぬくして太陽の匂いを吸い込んだふとんで寝られる。
ついでの厳冬時期をこれから迎えるので、いちばんあたたかなシーツや毛布など寝具の仕舞い場所を確認しておく。いつも寒さが来てからあわてて探しまわるので、こんな予想外に訪れたあたたかな余裕のある日こそやっておこうと。
おわりに
ふたたび食事の準備について。このところしごとの終わる時間が遅くなるなど変化にともない、家で料理する時間を節約。しごとの日のべんとうは前日に、ふだんの食事は昼食と夕食の分をまとめてつくる。これでずいぶん時間を節約できた。
それにしてもこのあたたかさは12月と思えない。昼間に暖房がいらず、ベランダでせんたくものを干していてうしろからの陽射しを暑く感じるほど。これはあきらかにおかしい。
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