あらためて干し野菜をつくることを通じて栄養豊富なはずだと気づいた
はじめに
農業をやっているころは生産した野菜の販売、そして商品にならない分をいかに自家消費するか懸命だった。そんなときでも干し野菜づくりをやっていた。かさ減らしにはうってつけだし、なによりおいしくなる。
いまはしごとの半分以上をやめて、むしろボランティアのほうが多いぐらい。時間も余裕がある。おかげで何でもやることの意味や意義に気づけて満足。干し野菜づくりもまさにそう。
きょうはそんな話。
たくさん食べられない
野菜がおいしい時期。店にならぶどれをとってもはずれがない。はくさいにしろ、だいこんにしろどれも安くて豊富にある。ひところ値上がりしたにんじんも値が落ち着きつつある。ごぼうやながいもなどの地中で育つ野菜はいずれも値が安定している。
日もちするならば大きめで買うほうが得なのは承知しているつもりだが、ひとり暮らしではなかなかそうはいかない。くふうがもとめられる。安いときに買って調理してかさを減らして冷蔵もしくは冷凍して保存。あるいは干して保存がきくようにする等など。
干していく
ちょうどいちばん寒い時期。この時期こそ燃料を消費せずにそんな野菜をコンパクトに保存する作業をはじめた。確定申告の作業に入る前に済ませたい。ちょうどタイミングよく大きなだいこんが90円。これはねらいどおり。さっそく購入して持ち帰り間髪おかずに包丁を入れ短冊状に。その経緯に関しては数日前に記事にした。
それから1週間ほど干しつづけどうやら完成。いつもながらちょうどいい色合い。このだいこんは当たりだったようで、干している最中からよく香った。きっとおいしい煮物ができるだろう。
ほかにも
もうすぐ雨が降り寒さがすこしだけ緩む頃、ホダ木で育てるしいたけがたくさん出るはず。その頃は大小まじりで安くなる。そのまま冷凍してすこしずつ使ってもいい。だがおすすめはもちろん干ししいたけ。これも天日で干すだけ。
陽にあたるとあっというまに縮んで小さくなる。大きなざるにひろげたり、野菜干しに入れて裏表ひっくり返しながら陽にあてる。こちらもふんわり香ってくる。どうして陽にあてるといずれもよい匂いを放つのだろう。
なにもいらない
エネルギーを余分に使わず、しかもおいしいものができる。市販品の干す作業は近ごろは乾燥機を用いたものが多いと聞く。だが個人でそこまでする必要はなく、せっかくよく陽の射すベランダがあるのだから利用しない手はない。
この作業の結果、野菜のかさは大幅に減る。干しだいこんの栄養成分を確認すると、じつにミネラルが豊富。鉄などびっくりするほど。もとのだいこんではなかなか摂れない栄養を効果的に摂り入れられる。これはわかりやすい道理。
それから農作物を作っていた頃はせめて動物害を防げまいかと畑まわりにぐるりととうがらしを植えていた。すると秋にはたくさん実る。ほとんど販売していたが、のこりは収穫後に天日干しして乾燥とうがらしとして家用に。陽によくあててのちは明るい陰干し。こうしたほうがあざやかな色が残りやすく日もちした。
おわりに
ニンジンやごぼうなども干していた。どうやら根菜はいつもそうしてきた。たけのこも干したことがある。そういえば干すのとはちがうが、この時期はちょうどじゃがいもの種イモの芽出しの時期。陽のあたる縁側に置いて芽出ししていた。
適当なサイズに切ったうえで、もう一度かるく干してから畑に。この時期は太陽に頼る作業がつづいていた。
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