優秀な人が辞める前に出す「5つのサイン」
先日、こんな記事を書きました。
「優秀な人ほど、転職を匂わせずに辞める」
転職は、相談ではなく「報告」になる。
これは今の転職市場では半ば常識です。
ただし、完全に突然というわけではありません。
多くの場合、その前に小さなサインが出ています。
今日はその話を書きます。
サイン① 雑談が減る
まず分かりやすいのがこれです。
「雑談が減る」
優秀な人ほど、会社に対して感情をぶつけません。
不満があっても愚痴を言わず、静かに仕事をします。
でも、関心が下がると雑談が減ります。
心理的に距離を取り始めているからです。
サイン② キャリアの話をしなくなる
もう一つのサインは、キャリアの話をしなくなることです。
これ生までは「将来こういうことをやりたい」という話をしていた人が、その話をしなくなる。
これは、会社の中で未来を描かなくなった可能性があります。
サイン③ 提案が減る
優秀な人ほど、会社を良くしようと提案します。
業務改善、新しいアイデア、チームのやり方……。
でも、もし提案が減ってきたら。
それは、会社への「期待」が下がっているサインかもしれません。
サイン④ 仕事はちゃんとやる
ここが一番難しいところです。
優秀な人は、辞める前でも仕事をちゃんとやります。
むしろ淡々と成果を出す。
だからマネージャーは「問題なさそう」と思ってしまう。
でも内側では、次の選択肢を静かに検討しているのです。
サイン⑤ 会社の未来への温度が下がる
最後はこれです。
会社の未来について話したとき、温度が少し下がる。
以前は「面白そうですね」と言っていた人が、「そうですね」くらいの反応になる。
ほんの少しの違いですが、ここに大きな変化が隠れていることがあります。
実際に気づけたこともある
ここまで書いておいてですが、過去に一度、サインに気づけたときの経験をお話しします。
その人は、普段とても明るい人でした。
チームの空気もよくしてくれるし、仕事もきっちりやる。
いわゆる「チームの中心」にいるタイプの人です。
でもある時期から、少し様子が変わりました。
「よそよそしさ」という違和感
まず感じたのは、距離感の変化でした。
いつもなら雑談も多く、何気ない会話もしていたのに、どこかよそよそしい。
仕事の話はする。でも、それ以外の会話が減る。
小さな違和感ですが、「何かあるのかな」と感じました。
「引き継ぎ」を前提とした仕事
ただ、仕事はちゃんとやるんです。むしろ、いつも以上に丁寧。
でもよく見ると、それは「未来につながるチャレンジ」ではなく、「引き継ぎを前提とした仕事」になっていました。
「もし自分がいなくなっても困らないように」
そんな設計の仕事です。責任感のある人だからこそ、そうしていたのだと思います。
違和感を伝えてみた
そこで率直に伝えました。
「最近ちょっと違和感を感じてるんだけど、何かあった?」
すると少し沈黙があって、「実は……」と話してくれました。
転職を考えていること。
引き止めることが目的ではない
そのとき自分が考えたのは、「どうやって引き止めるか」ではありませんでした。
それよりも、
ちゃんと話してもらえる状態を作れたか
今苦しそうにしている部分を少しでも軽くできるか
そこでした。
転職は、その人の人生です。
ただ、話してくれたからこそ、その人が持っている責任感を「正しい形で発揮できるようにサポートすること」ができました。
結果として、会社にもプラスになった
その人は最終的に転職しました。
ただ、最後までとても丁寧に仕事をしてくれました。
引き継ぎもスムーズで、チームに迷惑がかからない形で退職してくれました。
そして、関係はそこで終わりませんでした。
転職後も連絡をくれて、その会社からの仕事を発注してくれるようになったのです。
つまり、人としてきちんと向き合うことが、結果として会社にとってもプラスになったということです。
優秀な人ほど、最後までチームのことを考えている
優秀な人ほど、辞めるときまでチームのことを考えています。
だからこそマネージャーは、その責任感を黙って抱えさせるのではなく、「きちんと話せる形」にしてあげる。それが大事なのではないかと思っています。
もしよければ教えてください。
優秀な人が辞める前、あなたの職場ではどんなサインがありますか?
コメントで教えてもらえると嬉しいです。
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