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旅は出発前から始まっている|モンゴル旅行前に観た映画・読んだ本・聴いた音楽|旅の予習【モンゴルGW10日間一人旅】ウランバートル、ナライハ、テレルジ、サインシャンド、カラコルム

旅に出る前に、予習じゃないけどその土地にまつわる映画や本を読むようにしている。旅情も高まるし、何より少しでも事前知識があると旅先での体験がより輝く気がする。せっかくの旅だから、旅をきっかけに新しいものにチャレンジする機会にしたい気持ちもある。座学だと大変だから、エンタメとして手軽に取り入れるのがいい。

今回の旅の出発前に観た、読んだ、聴いたものを記録としてまとめておく。

タイトル写真はテレルジの亀石前にて。のんびりしているラクダ。


モンゴル映画

モンゴル映画は中々ストリーミングサービスにいないので、DVDを借りたりしてなんとか観た。大変!

イーグル・ハンター

名前の通り、鷹匠のお話。この映画の主人公は鷹匠の父を持つ少女。彼女自身も鷹匠を目指す。その日々の中で保守的な価値観の周囲、彼女を支える家族、そして伝統と革新の間で揺れるモンゴル鷹匠の世界が描かれる。

これはAmazon Primeにある。ありがたい。

ウルガ

受賞歴もよくまとまっているのでWikiも貼っておく。

監督のニキータミハルコフはソ連・ロシアの巨匠。それもあって観る前から期待が膨らんだ。

何より何よりロケーションが美しい。広い広い草原。動物。青い空。登場人物たち。

タイトルの「ウルガ」は羊を捕まえる遊牧民の道具のこと。女性の名前かな?と思っていたけど全然違った。やっぱり知らないことがたくさんあるから、旅の前にいろいろ観たり読んだりするのは大事だ。

ワンダフル・フライト

※タイトルには言及ないけど、3つめの映画として紹介されています

ネタバレしないように内容の言及は避けるけど、期待以上の満足度。この映画のことをモンゴル滞在中毎日思い出していた。

ラクダの涙

イタリアとモンゴル出身の映画学生が作った、モンゴルが舞台のドキュメンタリー。ラクダとそのラクダを育てる家族のお話。

大感動。映画用に飾られていないモンゴルのリアル(それでも映画だから違う部分はあると思うけど)がみれた気がして嬉しかった。

モンゴルにまつわる本

もっと読んで行きたかったけど、時間的に3冊。

「街道をゆく 第5巻」 司馬遼太郎

モンゴル旅の準備noteでも書いたこの本。行く前になんとか読めてよかった。

司馬遼太郎御大の名著。当時のモンゴル旅は今とは比べ物にならないくらい大変。

新潟空港から日本を飛び立ち、まずはハバロフスク(ロシアの極東)へ。そこからイルクーツク(ざっくり言うとウランバートルの上のあたり。シベリア)のモンゴル領事館でビザを取得。そこからえっちらおっちらウランバートルへ。

外国で別の国のビザ取得ってどういうこと?と疑問に思っちゃうのは現代人の発想。当時はそれが一番確実な最短ルート。今となっては東京から6時間くらいでびゅんと行けるけど、当時は途方もない大冒険だったモンゴル入国。

入国までの旅もそうだし、入国後のモンゴルでの日々、そして通訳の女性を通して司馬遼太郎氏が追体験したモンゴルに暮らす人の目線。圧倒的な筆力で、冒険的でもはや開拓のような旅が書かれている。

「モンゴル帝国 草原のダイナミズムと女たち」

女たちっていうのがまたいいよね。それを限られた文字数のタイトルに入れたのもスーパーイケてて読みたくなった!読んだ!おもしろかった~~~~!

モンゴルは強い男の群雄割拠と思っていたらなんとなんと摂政として君臨したパワフル女性がいたのです!徹子の部屋のゲストに来て~~~!

「新モンゴル紀行ーザナバザルの造りし美仏のもとへー」菊間潤吾

モンゴルについて調べるうちに、仏教との関わりの面に惹かれる様になった。そんな中見つけたのがこの本。

仏像をつくる芸術家(彫刻家)を仏師と言うのだけど、この本はそんな仏師のザナバザルにスポットを充てている。

転生活仏というチベット仏教に特徴的な概念も相まって、ザナバザルの人生や仏像はより一層神秘的に見えてくる。

モンゴルの文化ととチベット仏教が複雑に絡み合って生まれた稀代の仏師のお話は、モンゴル旅の前に読むと旅のムードに一層浸れる気がする。そして彼の仏像はもう本当にきれい。語りかけてきそうなくらいのオーラを放っている。

モンゴルにまつわる絵本

いつも姪っ子にプレゼントする絵本のアンテナを張っていることもあって、旅の前にはその土地にまつわる絵本をチェックすることが大好き。今回はこの3冊。

「トヤの引っ越し」

ラクダに乗る分の荷物を持って、大移動。落ち着いた場所が新しい我が家。つまり大地が我が家。美しい人生!この3冊の中で特に姪っ子と一緒に読みたい絵本。

「いしになった かりゅうど モンゴル民話」

「スーホの白い馬」でお馴染みの、大塚勇三さんと赤羽末吉さんのゴールデンコンビ。

タイトルの通り、狩人が主人公。動物たちがたくさん出てくるので、旅の前に読むとモンゴルの自然をイメージできて楽しい。民話、昔話でもあり神話でもありアニミズムでもあるような、モンゴルの長い歴史と豊かな精神世界を感じる一冊。

「空とぶ馬と七人のきょうだい モンゴルの北斗七星のおはなし」

ビビットな水色が目を引くけど優しい色使いの表紙。柔らかく生き生きしたきょうだいの表情も相まってめちゃめちゃ魅力的!

北斗七星のおはなしなんて最高じゃんということですぐに読んだ。ネタバレになるのでお話には触れないけど、モンゴルで星を見たいなーという人にはぜひおすすめしたい。

モンゴルの曲|音楽ストリーミング

①モンゴル再生ランキング

ストリーミングサイトごとにランキングの顔ぶれが違っておもしろかった。分布がだいぶ違うのかも。

Spotify

Apple Music

マイケルジャクソンが強い!しっかりモンゴルアーティストも入っていて嬉しかったなあ。たくさん聞いた。

②モンゴルのめちゃめちゃかっこいいバンド  The HU

これは何となくモンゴルのホーミーについて調べていたら見つけた、めちゃめちゃいけてるバンド。

ホームページがすでにかっこいい。そしてロゴが現代的な文化の王家みたい。かっこいい。

ホーミー、馬頭琴など、モンゴルのシグネチャーがふんだんに盛り込まれていて、かつ現代的。そして圧倒的な歌唱力。歌詞の意味は全く理解できないけれど聴いているだけで楽しい。一番好きな曲のMVがこちら。

The HU - Wolf Totem

The HU YouTubeチャンネルより

ホームページとか音楽とかMVは隙がなくかっこよくて近寄りがたいけど、YouTubeにはこんな動画も。優しい人たちなんだろうなあ。引用は上に同じ、The HU YouTubeチャンネルより

The HUを聴きながらウランバートルからカラコルムへ向かう6時間の車移動はなかなかしびれた。ホーミーと馬頭琴、荘厳なサウンドを聴きながら草原を駆け抜けるあの時間は、カラコルム旅の最高のスタートだった。

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