いざいざモンゴル 今こそが時 | モンゴル一人旅のテーマ 持ち物準備とお供の文庫本候補【2026年GWモンゴル10日間一人旅】
2026年のゴールデンウイークは、モンゴルに行くことにした。
いつも心は旅にいる
これは私のプロフィールにも書いているのだけど、いつも心は旅にいるのだ。そしてそれに気づけたのは去年、2025年のウズベキスタン旅行がきっかけ。
歴史と観光資源が大きく乖離せず、地元に暮らしている人々の姿が浮かぶような整いすぎていない街並み。何より人が優しく、消費的に誰かの優位に立とうとかそんな気持ちに踊らされている人はいないんだろうと思った。素敵な友達も得た。一人旅だったから孤独だったけど、寂しくなかった。胸がすっとして、素敵な人になりたい、もっと賢くなってウズベキスタンの魅力をもっと深いレベルで享受して、しっかり言葉にできる人になりたいと毎晩思っていた。
日本と比べてインフラは弱いし、いろんなことがゆっくりしている。便利かと言われればまあ不便。カジュアルに停電はするし、お湯もスローだし、タクシードライバーは私情を挟む。それでも私の心の中にはウズベキスタンを懐かしみ愛おしく思う気持ちがずーっとあって、東京であくせく働く私を見守っている。
世界は広い。世界を見て回らずに過ごすのはもったいないし、なによりウズベキスタンで感じたような気持ち、あるいは全く違う、心を打つ体験や景色が静かに私を待っているような気がする。
いざいざ参らんモンゴルへ
漠然と行ってみたいと思っていたモンゴル。この分断と混乱の世の中で、来年はおろか来月、来週のこともわからない。行けるなら行く、時間を無理くり作って行く。ということで、行く。
なぜなぜモンゴル
①同じ大陸、違う国、違う文化のキリル文字
私はモスクワに1年暮らしたことがある。学生として過ごしたモスクワは私にとって初めての海外暮らしであり、初めての首都経験であり、初めての地下鉄体験であり、もうすべてが新鮮だった。モスクワではもちろんだけどすべてがロシア語・キリル文字。そのキリル文字が、モンゴルでも使われている。
ざっと見たところ、ロシア語で使われているキリル文字とモンゴルで使われているキリル文字は微妙に違うようなんだけど、それでも何となく読めるモンゴル語のキリル文字。でもモンゴル語とロシア語は似て非なるものなので、読めても理解できないのだ。これって不思議な体験。こんな体験ができること、他にないはず。モンゴル滞在を通して、この不思議な体験を楽しんで、言語と文字についていろんな事を考えたい。
言語と文字のはざまで、少し迷子になって戸惑いを感じて、読めるのに意思の疎通が図れない生活の中で私は何を感じるだろうか。
②どこまでも続く土地と草原に、あたたかい孤独を感じたい
孤独ってそんなに悪くないなと思うのだ。孤独を感じて、それにさみしさを感じるのは周りに人がいるときな気がする。孤独とうまく付き合えたら、全体的な人間関係だったり、自分自身のストレスもうまくやっていける感じがする。
特にモンゴルは地理的に、孤独を感じる時間を作りやすいと思う。どこまでも続く土地。広がっていき、収束しない空間。砂漠や草原。そこでいろんな事を考えて、一人の動物としての自分を少しでも客観的に捉えてみたい。
③チベット仏教の信仰の姿を見たい
モンゴルはチベット仏教信仰の地であり、神社もいくつかある。ロシアと中国に挟まれており、様々な文化が来ては去って行ったであろうモンゴルでのチベット仏教の姿と、人々の信仰の姿を目に焼き付けたい。
④砂漠と動物は共に存在できるのか?
モンゴル。遊牧民。馬頭琴。砂漠。モンゴルといえばと想像を膨らませると、まず間違いなく頭に浮かぶであろう砂漠。砂漠の美しい眺めももちろんだけど、砂漠に生きる動物や、砂漠を行く動物の姿を見たいのだ。動物をある程度拒絶する環境の砂漠で、動物はどう命をつなげているのか。砂漠は動物にとってゆりかごになりえるのだろうか。
⑤モンゴルの人々にとって人生の拠り所はなんだろうか
これはどの旅でも気にしていること。人々が何を拠り所にして生きているのか。生活の糧は?人生の張りはどこにあるのか。そういうことが気になって仕方ない。
30歳独身女性の私は、モンゴルの人々、特に地方で暮らす人にはとんでもなく異質な存在なのかもしれない。だからもしかしたら、自分はダメな人間だと感じてしまうこともあるかも。でもいいじゃん。旅で気持ちが揺れ動くことは素敵なことだ。
モンゴルで役に立つであろうもの:パッキング準備
防寒具
帽子
ウルトラライトダウン
ウィンドブレーカー
ウール靴下
貼るカイロ 日数*2
シルクのスカーフ
虫よけ
部屋用蚊よけスプレー
蚊取り線香:いい匂いなら尚よし
人用虫よけスプレー
虫よけリング(ブレスレット)
乾燥対策
のど飴
過剰なほどのハンドクリーム
保湿力抜群のアイクリーム:目以外にも使う
全体的な快適グッズ
ネックピロー:首が安定すると熟睡度が違う
着圧ソックス:むくみが取れるととても楽。身体的な障壁はどんどん超えていきたい
たくさんの湿布
酔い止め
フード付きのパーカー:頭は何かにくるまれていると暖かい
シルクのスカーフ:シルクはあったかいのである
日本食①レトルトスープ:やっぱり慣れ親しんだ味は安定感抜群
日本食②レトルト炊き込みご飯:遅くなって外に食べに行きづらい時にも
日本食③レトルト雑炊:お腹の調子があやしいときに頼りになる
水2リットル:なんだかんだ水分補給が大切なのだ。水分不足は頭痛にもなる
軍手:何かと便利
ウェットティッシュ:砂漠とかで役に立つかな?
歯磨きシート・デンタルフロス・マウスウォッシュ
懐中電灯:スマホでもいいけど、一応小さいものを持っていく
旅の必需品 お供の文庫本 3冊
私は、旅の準備として本を買い、数冊読んで数冊持っていく。今回も同様。
今回は10日間の旅ということで控えめに3冊。文庫本とは言え6冊もあるとカバンが重くなるものなのだ。とはいえ直前にたまらず追加してしまうかも。
①『時をかける情緒 まあいいさ』清水ミチコ
タイトルにノックアウトされた。まあいいさだって!心をわしづかみとはこのことである。
元々清水ミチコさんのモノマネが大好きだったけど、「国民の叔母」と自称しているのを安住紳一郎の日曜天国で聞いた時、なんてセンスのいい人なんだろうとひっくり返った。そこから益々好きになり、ラジオやエッセイをチェックして聞いたり見たりするようになり、愛と敬意がうなぎ登りである。最近はYouTubeも観ている。大好き。特に好きなエッセイは『カニカマ人生論』。
そんな清水ミチコさんのエッセイだからまあ間違いなくおもしろいのだけど、このタイトル。そして刊行が2026年2月。荷物がいっぱいになっちゃうのでスリランカ・バングラデシュ一人旅には持っていかなかったから、今回こそは読むのだ。たくさんにやにやさせてもらおう。
②『街道をゆく5 モンゴル紀行』司馬遼太郎
モンゴルと言えばこれでしょう。ずっと気になっていたのでこのタイミングで読むぞ!
当時はビザ免除なんて概念はなく、ソ連からモンゴルへ。モンゴル入国は今とは比較にならないくらい大変で、その分モンゴル旅行はどれだけ味わい深いものだっただろう。
モンゴルでの体験を、司馬さんの体験とリンクさせられたら、きっとより芳醇な旅になると思う。
③『暇と退屈の倫理学』國分功一郎
この生気のない目。気になってしまう。SNSで孤独とか退屈とかそういうものを埋められた気になっている私。暇とか退屈とかそういうものに、一度対峙する必要がある。モンゴルでより多くのことを感じて考えるために必読書だと感じた。こういう直感は信じて突き進む。
さあさあいざいざモンゴル。けっして便利ではないだろうけど、生き物としての自分にしっかり向き合って帰ってこよう。
▼2026年GWモンゴル旅のマガジン▼
※実際に読んだら観たりした、モンゴルに関するコンテンツまとめ。モンゴル旅前の事前準備
▼モンゴルから帰ってきて書いた振り返り▼
いいなと思ったら応援しよう!
旅の資金、特に現地のチップや教会、寺院、学校、歴史的施設や建造物への寄付やドネーションに使わせていただきます。
引き続き読んでいただけたら嬉しいです😌