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今年ももう7月|今年のTOP10映画ノミネートの記録 前半戦|今年観た中でのトップ17作【filmarks,letterboxd】

映画記録アプリとしてLetterboxdを使っている(Filmarksも使っている)

観た映画を記録するだけでなく、リストという機能を使って、自分の好きなテーマに沿って映画をまとめることができるのだ。

つまりキュレーターになることができるのである。自分の感覚でキュレーションしていく、自分の想像の世界を複数の映画を集めることによって具体化していくようなプロセスが最高である。


今年観た映画TOP10ノミネートリスト

そのLists機能を使って「今年観た映画TOP10ノミネートリスト」を作っている。

ベスト10は年末に一気に決めるのではなく、 年間を通してノミネーション形式で候補を記録しています。 映画を観たタイミングでベスト候補に追加していくことで、 印象の強さや余韻をそのまま反映できるようにしている。

  • 対象はその年に観た映画

  • その年に公開された映画、いわゆる新作だけではない。公開年に制限なし

  • ジャンル制限なし

  • 観た時の環境的要因も込みでノミネートを決める

完璧に公平なジャッジはない。

そのときの気分とか、その前に起きた出来事とか、そういうものがノミネートに影響する。つまりこの映画選定は、私の生活をある程度反映した通した映画記録であり、映画記録の形をとった私の気持ちの記録でもある。

2026年に観た映画のTOP10ノミネート

2026年ももう7月。あっという間に時間は過ぎるけど、それでも映画を通してその時の私の感動や気持ちの揺れが記録されていて、ただただ時間だけが流れたわけじゃないんだなあと感じられる。なんとなんと8,000字以上になってしまったけど、さもありなん。やっぱり映画ってそれくらい私にとって自分と密接にかかわっているし、自分の生活の糧なんだなあ。

1 Alien(1979) 「エイリアン」  リドリー・スコット 

1月25日に鑑賞。ずっとWatchlistにキープしていたけど、監督のリドリー・スコットが健在なうちに観ようと決めたのがきっかけ。監督が健在なうちに観るのは、私の映画のゆるルールでもある。

なんとなんと。こんなに制限された環境で、これほどの展開が。そしてアメリカのお家芸エイリアン・宇宙人もの。すばらしい。

テルマとルイーズからリドリー・スコットを知った私は、なぜみんながみんなリドリー・スコットと言えばエイリアンというのか不思議だったし、それを知りながらも気持ち悪いポスターにずっとためらっていた。

美しい造形美のロボットがめちゃめちゃ気持ち悪い

冷静に見ると造形としては美しいのに、粘液?や照明効果や何やかやで最高に気持ち悪いエイリアン。プロの本気が新しいスタンダードを作るこの感じ。映画の与える影響の大きさを強く感じる。これぞ映画の力。

不穏な食卓から始まる、突然のパニックと上限のない恐怖

そしてこの映画の魅力の一つに、エイリアンの存在に気付くシーンが食卓(?)シーンであること。宇宙でのミッションにおいて少ない楽しみ?であり人間の欲求に直結する食の時間に、これまでの均衡がぶち壊され、宇宙船がパニックに陥る。不穏な食卓での出来事が、ホームだった場所を一切信用できない場所に変える。

2 True Romance(1993) 「トゥルーロマンス」

こちらも1月25日。

大好きなタランティーノ脚本ということでこちらも長くWatchlistにキープしていたもの。エイリアンが最高におもしろくて、またWatchlistから観てみよう!と視聴。1日に映画を2つも観た贅沢な日だったようだ。

True Romanceというタイトルが、考えれば考えるほど効いてくる

打算とかそういうものにあふれた世の中で、Romanticと思うものを信じる人生って素敵だ。何よりヒロイン・アラバマがチャーミング。True Romanceというタイトルからは想像もつかないストーリー展開なのに、True Romanceだなあと思わせてくる不思議。映画の魅力が詰まってる。

冷笑文化の対極にある、2人のコミットメントパワー!

冷笑というものが特にネットからどんどん広がっている現代において、この2人のパワフルさ、決めた相手にとことん誠実でサポートし続ける、背中を守るその姿はもはや神聖さすらある。

True Romanceってコミットメントであり、相手にすべて預けて相手の全てを引き受けることなのかも!シチュエーションシップとか言ってる場合じゃないぜ!

3 The Bodyguard(1992)「ボディガード」

大阪松竹座で名画|ホイットニーヒューストンの声が歌舞伎座に響く

4月10日鑑賞。大阪の松竹座で世界中の名画を観れるイベントがあった。

特別名画上映会というイベントの元、歴史ある歌舞伎の劇場が映画館になる!見逃せません!ということで馳せ参じた。

▼月1で歌舞伎座、他の劇場でも歌舞伎を観る歌舞伎好き▼

ホイットニーヒューストンがめちゃめちゃチャーミング、わかっちゃいたけどとんでもなく歌がうまい。ファッションも最高!とにかく綺麗でかわいくゴージャス!そして何よりボディガードにしてはただならぬオーラのケビンコスナー。画面に出てくる2人の特別さに終始圧倒された。ロマンスだろうとロマンスじゃなかろうと過ごした時間は本物なのだ!

ホイットニーヒューストンのQueen of the night に惚れ直すこと間違いなし。あの日から何度聴いたことでしょう。松竹座に響き渡るホイットニーヒューストンの声。忘れません。

もう2度と足を踏み入れることができない、閉館した松竹座への敬意も相まって、最高な映画体験になった。

4 いばら姫またはねむり姫(1990)

4月11日。大大大好きな川本喜八郎さんの人形劇なので期待は膨らみまくっていたけれど、それをはるかに凌駕するすばらしさ。

人形劇だからこそ表現できる、霞がかった夢のようなファンタジー

大人のための人形劇とかそういう言葉はよく使われるけど、この映画はまさしく大人のための上質な人形劇。人形が演じるからこそ表現される無垢さと妖艶さのびっくりするようなバランス。すばらしかった。

見終わった後、渋谷の川本喜八郎ギャラリーに駆け込んだ!最高。

渋谷生まれのシティボーイだし、最高にメガネが似合うかっこいい大人。あこがれます。しびれます。

5 The Wonderful Flight(2015)「ワンダフルフライト」

4月18日。GWのモンゴル旅行に備えて観た映画。遊牧民や放牧、歴史などがメインテーマではなく、主な登場人物は近代的な少年たちということで、新たなモンゴルの一面を知ることができるかなと思って視聴。示唆的なタイトルも相まって、旅のムードも高まるかな?なんて思っていた。

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少年たちの絆と、言葉少なな思いやり。お母さんの美しい笑顔

展開に無駄がなくて、でも印象的なシーンに妥協がない。子どもたちは決しておしゃべりではないのだけど、強い絆を節々から感じる。少年たちの友情って言葉少ななのに絆が固い。その美しさがぎゅっと詰まっている。そしてラストのお母さんの美しい笑顔がとても現代的だし、いつの時代も変わらないお母さんの強さを感じさせる。

絶対に最後まで、最後の最後まで観てね!

モンゴルはウランバートルで、この映画のことを思い出しながら街歩きをした。素敵な光景にたくさん出会えた。

6 The Story of the Weeping Camel(2003)「らくだの涙」

4月25日。

同じくGWのモンゴル旅行に備えて観た映画。タイトルにラクダが入ってるし、このポスター写真からして登場人物は遊牧民の方のようだし、これは旅行前に絶対に観ねば!ということで観た。

テレビ1台(ブラウン管)は羊何頭分の値段でしょう

ゲルの中の肌寒さ、暖房をつけた途端に暖かくなるあの感じ。暖炉に近づけばスマホが溶けてしまいそうな熱さのあの感じ。モンゴルから帰ってきてもう一度観て、画面から伝わってくるゲルの中の暮らしの臨場感にしびれた。

テレビに夢中でにんまりする幼い弟が最高にかわいくて、そんな弟の面倒を見るお兄ちゃんがいじらしい。映画の中では文化や生活を覗き見れるだけではなく、テレビ1台が羊何頭分に相当するかだったり、遊牧民の家族が羊の鼻の穴の広がりを見て「お産が今夜だ」と判断するその様子だったり、価値観をダイレクトに感じることができる。

モンゴルの遊牧生活を描いた映画であり、ロードムービーでもあり、家族の物語であり、自然と動物のお話であり、祈りやアニミズムでもある。本当に本当に観てよかった。

モンゴルに行く予定がなくても、ぜひ機会があれば観てほしい。

7 Paper Moon(1973)「ペーパームーン」

5月15日。これもずっとwatchlistにキープしていた。今年に入ってからWatchlistに保存していた映画が個人的にヒットを連発していたので、Watchlistからどんどん観ていた。

素敵すぎるポスターからファンタジックなお話を想像していた。メリーポピンズのようなイメージだったけど、もっとクールでにニヒル。そしてとんでもなく面白い。ロードムービーであり、バディものであり、疑似家族でもあり、ライフレッスンに富んだ愛のあるお話。こういうのを時代を超えた名作と呼ぶんだよなあ。

白黒の方が表情により注目できるのかも?

当たり前だけど白黒映画は色彩に制限があるので、提示される情報(色)が少ない。その分登場人物の表情に注目できる(気がする)。1973年の映画だから、もちろん映像技術は現在に比べてまだ発達しきってないし効果なども少なめ。でもそれでもばっちり情報が詰まってて最高におもしろい。

この映画から白黒映画の魅力にどっぷりはまった。

8 虎の尾を踏む男たち

5月18日。白黒映画行ってみよう!でこちらもWatchlistから。エノケンの表現力とコメディアンぶりに脱帽。

歌舞伎好き大歓喜、勧進帳コメディ

歌舞伎好きの私、もちろん勧進帳も大好き。歌舞伎座で何度か観劇した。勧進帳をより現実的に描いた群像劇。歌舞伎だと富樫と弁慶メインの緊張感走る人間ドラマだけど、この「虎の尾を踏む男たち」はコメディ寄り。でも最後の最後、ちゃんと飛び六方あるんです!最高!!

ストーリーもわかりやすいので、昭和の名作にチャレンジする入り口としてもぴったり。名優がたくさん出演しているので、お気に入りの俳優に出会えるかも。

曲も音楽も画面構成も、黒澤明のセンスに圧倒されるあっという間の59分。1時間以内という短さも、昭和映画入門として推せるポイント。

9 Birdy(1984)「バーディ」

大好きなニコラスケイジ主演。絶妙にえぐられそうに繊細なポスターにずっとためらっていたけれど、今がこの時!と思って観た。

ずっと寄り添ってくれる友達は心のランプ

Birdyというのはマシューモディーン演じるニコラスケイジの親友のこと。Birdyとニコラスケイジ演じるアルの友情をベースに語られていくお話が繊細で美しく、破滅的。

寄り添ってくれる友達がいて、Birdyは本当に幸せだね。印象的なポスターもそうだけど、ライティングや構図が美しくて、はっとなるシーンがたくさん。しんどくてもぜひ最後まで観てほしい。最後の最後まで見届けたら、きっと違う感想を持つはず。

10 酔いどれ天使(1948)

こちらも昭和の名作。三船敏郎に志村喬、監督は黒澤明。98分の大作だけれど、引き込まれるのであっという間。

「きったねえ天使だな」

このセリフにすべてが詰まっている。三船敏郎演じる松永と志村喬演じる眞田の関係性も、当時の社会の混沌も、眞田の職業観念も。

鬼気迫る三船敏郎の、冷たい冷たい刃のような美しさ。

飲む松永と食べる眞田、鋭く尖った松永と柔らかい眞田。本能や建前に飲み込まれるヤクザ者と、理性の医者。この2人の対比された表現も巧みで、やっぱり黒澤明ってすごい!と何度思ったことでしょう。

11 Our Uniform(2023)「制服の下の私」

短編なのにどこまでも広がっていく。ショートフィルムの力強さ

明日も早いから2時間前後の映画は観れないけれど、でも何か観たい。心動かされたい。そんな時にぴったりなのがショートフィルム。特にあまり馴染みのない国や文化の作品は、とてもとても遠くて想像もしたことのない地点に一瞬で連れていってくれる。最高である。

表現の形は無限!想像力さえあれば、何にだって物語は描ける

ポスターで切り取られているように、物語は洋服に刺繡などの形で描かれていく。ヒジャブを被り、男性よりも制限された服装を強いられても、それが個性を殺すことにはならないのだ。

語り口調だけでわかる、主人公の女の子(語り手)の賢さ。きっと彼女は自分の人生を切り開いていく。素敵な仲間に囲まれた美しい人生を築いていくことでしょう。女性であることによって足枷をつけられることもあるけれど、前向きに進んでいこうと思える、パワフルで爽やかな傑作ショートフィルム。

12 プリンス&プリンセス(2000)

6月14日鑑賞。大大大好きなフランスの監督ミッシェル・オスロ。

子供の想像を大人が創造するかっこよさ

主要登場は3人。少女と少年と、映画技師のおじいさん(おじさん?)。少年と少女が作る物語を、映画技師のおじいさんが映画に作りこみ命を吹き込む構成。

このおじいさんがかっこいいのだ。2人のファンタジーに向き合い、エゴを押し付けることなく物語を形にしていく。なんてかっこいい大人でしょう!

フランス語の que の音と、魔法のような色の美しさ

可能であればぜひフランス語で観てほしい。フランス語の que の音がとても魅力的で、映像とマッチする。影絵アニメーションだからこそ、上品に表情を変える色彩が魔法のように世界を支配して、最高に美しい。

葛飾北斎への深いリスペクトを感じる、美しい日本の風景

この映画は6作の短編アニメで構成されているのだけど、そのうちの一つは葛飾北斎への敬意にあふれた日本が舞台のお話。ネタバレにならないように多くは書かないけれど、ミッシェルオスロの目を通して日本旅行を追体験できるようで、最高に楽しく、嬉しい。

13 修羅(1971)

6月25日鑑賞。6月歌舞伎座で観た盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)。最高だった。勘九郎さんの浪人役は最高にはまっていて、狂気すら感じさせる絶望っぷりに、空気が震える感じがした。これだから歌舞伎はやめられねえぜと思った、最高の夜だった。さすが鶴屋南北原作の名作。1825年から2026年の今に至るまで、人を引き付け続けている。

▼片岡仁左衛門さんが語っている『盟三五大切』のお話の魅力▼

その映画版とも言える本作「修羅」。歌舞伎では表現しきれない連続的なシーンや、360度使った場面展開、真上から撮った映像など、映画ならでは描写もあって歌舞伎とはまた違った魅力にあふれている。

音楽らしい音楽が使われていないのに、全く単調じゃないドラマ性

BGMはほぼゼロ。でもとんでもない没入感。お話がおもしろいのはもちろんだけど、俳優たちの名演技、特に中村嘉葎雄の鬼気迫る表情、松本俊夫監督の斬新で効果的な画面展開、全てが冴えわたっていてずっとドラマの連続。135分間、単調だった瞬間がない。

光と影が世界の全て。闇にうごめくものとしての人間たち

闇の中にうごめく人間の業。蠟燭や行灯に照らされて光が差し、そこから人々の生活や表情を伺い知ることができる。中村嘉葎雄(かつお)演じる源五兵衛が三条泰子演じる芸者小万の店に乗り込むシーン、光と影の妙が絶妙で、江戸時代ってこんな感じだったのかなあと思わずにいられないし、映画的にも雄弁なシーンでしびれたなあ。

怒りのシーンがとても怖くて、とても美しい。素晴らしいです。

14 踊る竜宮城(1949)

浦島太郎のテーマのジャズ版を聞いたことはありますか?

〽むかしーむかしーうーらしーまはー〽 のあの歌のジャズ版。裏拍で歌われる浦島太郎の物語。これがかっこよくて、かっこよすぎておもしろい。この曲が流れた瞬間、もうすっかり心をつかまれてしまった。

現代に生きる私から見るとなんだかびっくりしちゃうポスターだし、もっと魅力伝えてよう!と思っちゃうけど、当時はこんなポスターが流行ってたのかしら。

乙姫様と浦島のいちゃいちゃを見てヒューヒューする亀たち

コメディタッチだからずっと楽しく安心して観れるエンタメ作品。大人のノリもいっぱい入ってて、乙姫と浦島太郎が竜宮城で別れシーンでは、別れを惜しむ2人の親密な様子を見てひゅーひゅーはやしたてる乙姫の家臣たち。亀とタコ?の2人はずっとコントのようなことをやっていて、最高にコメディアンで仕事っぷりがかっこいい。

最高である。タイトルフォントもまさしく踊る竜宮城にぴったりで、大人の本気の仕事を感じる。竜宮城のセットも最高にかわいい。                                  

15 The President’s Cake(2025)「大統領のケーキ」

試写会で一足先に鑑賞。いよいよ今週公開。

1990年代、少し前のイラクが舞台。

大統領のケーキというタイトルの通り、当時のフセイン大統領の誕生日に、学校で(クラス単位での様子)誕生日のお祝いをするのが慣例だった模様。みんな経済制裁の影響もあって生活はカツカツなのに、運悪くケーキを持ってくる担当になってしまった主人公の少女ラミア。

両親はおらず、祖母が面倒を見てくれている少女にケーキなど用意できるはずもなく、そもそも卵も粉も卵もない。そんな彼女が一生懸命社会と対峙し、大統領のケーキという無理難題に立ち向かう。

教室に先生が入ってくる直前まで、子ども同士で楽しくミッキーの話をしたりしていた姿がとてもリアル。高圧的な男性教師に大統領のケーキを押し付けられたシーンとの対比が雄弁で、苦しい。

舟で湿地を渡る、美しい祈るようなシーン

映画の冒頭、主人公が帰宅する際に使う舟のシーン。葦のような植物が生える美しい夜の水辺。このシーンによって彼女たちが「沼地のアラブ人」だということがそれとなく示される。

沼地のアラブ人という言葉だけでは想像できない、その地での暮らしや美しい風景。映画や映像の持つ力にひれ伏すような気持ちになった。

16 Hot Dog(2019)「ホットドッグ」

想定と全く違う物語展開にすっかり引き込まれる

色々試してみよう!と登録してみたSAMANSAで視聴。これがなんともすばらしかった。ぜひ女性に観てほしい、もちろん男性にも観てほしい。

このポスターとタイトル矛盾してるじゃん!なにこれおもしろそう!それくらいの気持ちだったので、どんなテーマかなんて考えずに観た。短いので視聴ハードルが高い。これもショートムービーのいいところ。

ポスターの七面鳥の横にあるオレンジの杵のようなもの、欧米で七面鳥の調理に使うものなのかな?とかこの七面鳥をホットドッグにする魔法のステッキなのかな?と思ったらところがどっこい!

17 清作の妻(1965)

まさしく静かに力強い。決して観ていて気持ちのいい映画ではないけれど、それでも最後まで観ることを諦めたくない。

清作の妻というタイトルが静かに物語る彼女の悲しい運命

清作の妻は清作の妻なのだけど娘であり、村の住民であり、戦時中の国民であり、そして他にもいろんな見方がある。事実よりも他人からの認識が優先される村の社会において、彼女の人生は困難が続く。

最後の最後、清作が彼女に対して告げた心からの思いが、彼女自身を清作の妻として何よりも強く認識させただろう。

世の中には素敵な映画が星の数ほどあるのだ

旅も映画も、自分の人生をどんどん拡張してくれて、想像力をどんどん膨らませてくれる。素敵な映画は星の数ほどあるから、全部なんて到底観れないけれど、でも出会えた映画をしっかり嚙みしめて自分の栄養にしていきたいなあ。

▼読書も旅も大好き。どんどん行くぜ▼

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