頂上でも、八合目でも、麓でも祈る|サインシャンドの聖なる「黒い山」で見たモンゴル人の信仰と祈り【GW10日間一人旅】モンゴル人姉妹とパワースポット相乗りツアー 寝台列車の旅⑥
サインシャンドツアー最後に訪れたのは黒い山。
ハマリンヒードから車で20分くらい。

静か。なだらかに見えるけど結構高い



まさしく砂漠の山。東ゴビなので暑いけれど風が強い。5月2日の時点で、カシミアセーターにウルトラライトダウンでちょうどよかった。

舗装された道

行く道は舗装されていて、転んだりする心配はない。ヒールで行く強者もいてお姉さんがびっくりしていた。


かまどに願いを 燃え尽きたら成就


正直風の強さ次第な感じはあるけど、でもこういう「最後まで消えなければ」「最後まで切れなければ」みたいなのってモンゴルにもあるんだなあとほっこり。いろんなエリアで共通する人間心理なのかも。
長い道なりの中で、このかまどだけでなくお祈りの場所があったり、黒い山がいかに信仰されてきたがをよく表していた。


この曇り感が強い雲も、黒い山のムードを作っている感じがして良かったなあ。

山道に挑む若者




頂上は女人禁制

頂上は女人禁制なので、お姉さんの配偶者さんだけが進み、姉妹と私、女性チームは待合エリアで待機。
お酒を捧げる風習
この8号目の待合エリアで、女性たちは持参したお酒を祠に捧げて、少しだけ飲む姿もあった。姉妹も同じようにしていたので話を聞くと、そのようにした残りのお酒を自宅に持ち帰り、他のお酒を混ぜて継ぎ足すことで山の力のこもった清酒を日々のお祈りに使ったり、先祖に供えたり、力をもらいたいときに飲んだりするらしい。
頂上でも男性たちが同じようにしているとのこと。




お供えのお米に吸い寄せられてか、鳩が回遊している。一斉に飛び立つ姿は圧巻。

頂上に行くのは中々大変だけど美しいパノラマビュー
40分ほど待ち、配偶者さんが戻ってきた。疲れきっていた。遅いよとお姉さんが茶化すと、見た目はそうでもないけど大変なんだと言っていた。妹さんがニヤニヤしながら訳してくれた。
それ以降配偶者さんは都度都度ストップして休憩していた。舗装されているとはいえ、頂上までの道のりはなかなか大変なようだ。お疲れ気味の人や足に不安がある人は待合エリアまでにした方がいいかも。
頂上にはオボー(石を積み上げたもの)があり、360°の美しい景色が楽しめるらしい。
下山 仏像と最後のストゥーパへ


凛とした仏像






これは子どもの供養のために作られたらしい。子供の人形があちこちに備えられているのはそれが理由。お米をまくのは他のサインシャンドのエリアと同じくお供えの意味があるらしい。
警戒心ゼロの牛 お供えに注意

このお牛氏は、人間も好きなのかもしれないけどメインターゲットはお供えのお菓子。お供えしようとカバンからお菓子を取り出した途端手元にお牛のお口がぬいっと寄ってくるので注意。お姉さんの配偶者さんはよだれ攻撃に静かにキレていた。姉妹は高らかに笑っていた。


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