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【電子工作】ブレッドボードでAMラジオを作ってみた【中2スーパー】

遊星歯車式の選局ダイヤルを搭載したブレッドボードのAMラジオの電子回路編です。中間周波2段増幅のものですので性能的には普通のラジオといった感じでしょうか。


電子回路

電子回路はほぼ下の記事で取り上げたものにSメーター回路を追加しただけなので、回路の詳細はそちらを見てください。

Sメーター回路は電子うさぎさんの9石スーパーラジオの記事に紹介されている回路のうち、Sメーター回路のみ取り出し、全く同じ回路を上で紹介した回路のAGC回路から分岐して追加しました。

追加したSメーター回路

その他、前回と違うのは、オーディオ回路にフィルムコンデンサを使用したことと、スピーカーをそれなりのものにしたことくらいですかね。
今回は「見せる回路」ということで、抵抗やコンデンサ類は「統一感を持たせたい」と思い、手持ちの不揃いな部品ではなく新たに購入したものを使いました。(が、バラバラの色合いや大きさの部品でもそれはそれで味がでたかもしれんな・・・)

ブレッドボードとバーアンテナ

Sメーター

SメーターはDER EE 社 のDE-1535 を使用しています。レンジはDC 500μAのものです。秋月電子通商から購入しました。

Sメーター

ポリバリコンとバーアンテナ

ポリバリコンは2連で160+60pFのもので、千石電商から購入しました。型式はCBM-223-1F4となっていますが、ネットでCBM-223-1F4を検索すると全く違う容量のものもあり、購入する際は容量をよく確認したほうが良いです。
バーアンテナは型式がBT600DBでaitendoから購入しました。フェライトバーの寸法は Φ10mm×120mm、 コイルはT1:56ターン(155〜313μH)、 T2:26ターン(35〜91μH)のものです。なるべくフェライトバーが長いものを探して購入しました。

ポリバリコンとバーアンテナ

下記の記事の時に懲りているので、OSCコイルとポリバリコンの配線は最短になるように配線しています。

ポリバリコンの配線

スピーカー

スピーカーはフォステクスのP650Kを使っています。5W、8Ωのものです。
LM386の出力が今回の場合0.5W程度のようなので、スピーカーの入力に余裕がありすぎる気もしますが、そこそこの音量で鳴っているのでこれにしました。スピーカー自体に取り付け穴がついているので組立ては楽です。

スピーカー

配線用の電線

配線は電源側を赤、グランド側を黒、それ以外はその他の色で配線しました。電線はSparkFunのPRT-11367で、千石電商から購入しました。

配線に使用した電線  AWG 22

下記の治具も活躍しましたよ。

OSCの調整

OSCやバーアンテナの調整は、電子うさぎさん他、先達がWebで公開なさっていますのでそちらを参照ください。
今回はOSC回路の発振電圧も知りたかったので、デジタルオシロで発振周波数をモニターしながら調整しました。

OSC調整の様子

デジタルオシロ(Tektronix TBS1052B)は周波数も表示されるので楽ちんです。

低発振周波数時の波形 983kHz 1.2Vp-p
高発振周波数時の波形 2,064kHz 1.5Vp-p

バーアンテナのトラッキング調整

アンテナ回路の調整はデジタルオシロではなくNanoVNAを使いました。
ピックアップコイルにNanoVNAをつないでS11特性を測定します。

NanoVNAによるトラッキング調整の様子

下の図はNanoVNA Saver の測定結果画面です。
一番低い周波数での調整結果です。530kHzが理想だけど601kHzになってる。まぁ、受信はできているからいいか・・・

低い周波数側の測定結果

高い方の周波数は1,613kHzです。理想は1625kHzですけど、まぁこんなもんでしょう。

高い周波数側の測定結果

一通り調整できたので、電子回路は完成です。

594kHzのNHK第一は良く入っています。1566kHzのFEBCも強力に入るので調整はできていると思います。

次は最終回。周波数目盛やSメータのレッドゾーンの印刷、周波数の指針、スピーカーカバーなどの3Dプリントについてです。


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