ジーン・ハックマンの死の真相に全米が涙・・
ジーン・ハックマンと妻(と飼い犬)の死の真相が、3月7日に明らかになった。
米西部ニューメキシコ州サンタフェの自宅で死亡しているのが見つかった俳優ジーン・ハックマンさん=当時(95)=について、検視当局は7日、死因は心臓病だったと発表した。アルツハイマー病も進行していたという。妻=当時(65)=についてはハックマンさんが死亡する約1週間前に病死していたとみている。
(共同 2025/3/8)
(以下、海外ニュースやSNSの反響をまとめたもの)
2月26日に、ジーン・ハックマンと妻のベッツィ、そして飼い犬の一匹の死体が発見された。
当初は、ガス漏れによる中毒で全員が同時に亡くなったのではないか、と噂された。
また、ジーン・ハックマンが老衰で亡くなり、妻のベッツィが後を追ったのではないか、と推察する者もいた(ベッツィの周りに錠剤が散らばっていた)。
しかし、真相は、ジーン・ハックマンより30歳若いベッツィが、いちばん先に亡くなっていた、という意外なものだった。
なお、ハワイ出身の日系人で、元クラシックピアニストのベッツィは、これまでベッツィ・アラカワと旧姓で呼ばれていたが、法律上はすでに「ベッツィ・ハックマン」になっていたそうだ。
ベッツィは、発見される2週間以上前、2月11日頃に亡くなったとされる(周辺の監視カメラに最後に残った映像などから)。ベッツィはバスルームで亡くなっていた。
「ハンタウイルスによる急性の呼吸器感染症(HPS)」という珍しい死因。
ハンタウイルスは、ネズミ類が媒介する。ネズミの糞に含まれたものが、空中に舞って、人間の体内に入るらしい。
ハンタウイルスは、肺の機能を破壊する。咳、息切れなどの症状が感染から1〜8週で現れ、感染者の38%が死にいたるという。
最期は呼吸ができなくなって亡くなる。苦しい思いをしたことだろう。
なお、周囲に散らばっていた錠剤は甲状腺関連で、死因とは無関係だった。

ジーン・ハックマンは、ベッツィが亡くなってから1週間後、2月18日に亡くなった。それは、ペースメーカーの記録からわかった。
ジーン・ハックマンは台所付近で亡くなっていた。
死因は心臓病だが(彼は現役時代に心臓発作を起こしている)、アルツハイマー病も進行しており、ベッツィの死を認知できなかったかもしれない、という。
胃が空っぽだったというから、何日も食事をしていなかった。餓死に近い、という観測もあった。
ハックマン夫妻には3匹の飼い犬がいたが、庭で放し飼いされていた2匹は無事だった。
死んだ1匹は、12歳のオーストラリアン・ケルピーで、名前は「ジーナ Zinna」。檻に入れられていたというから、検死はされていないようだが、おそらく餓死だろう。ベッツィが亡くなって2週間以上、何も与えられていなかった。
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反響の中でいちばん大きかったのは、「なぜ2週間以上、誰も異常に気づかなかったのか」という疑問だ。
ハックマン夫婦の日常を気づかう人がいなかった。
ハックマンには前妻との子供が3人いるが、疎遠であったという。
看護師や介護士、使用人を雇う財力はあったはずだが、夫婦はプライバシーを重んじていた。
「自分の親がこんな状態になったら、と思うと恐ろしい」「うちは親密に連絡をとっているからこんなことにはならない」といった声が多かった。
次に多かった反響は、「認知症のジーン・ハックマンが、1週間も邸内をさまよい続けていたとは、悲惨すぎる」というものだ。
ジーン・ハックマンがアルツハイマー病であるとは、今回初めて発表されたと思う(家族は否定していた)。
その程度もよくわからないが、95歳という年齢を考えると、認知機能の衰えは仕方なかったとも思う。
オスカーを2度も受賞した名優が、餓死同然で亡くなるとは、たしかに悲惨だ。
その次によく聞いたのは、「ハンタウイルスって何?」だ。
珍しい病気だから、無理もない。
ベッツィは、まだ若いのに、気の毒である。
「犬ではなく、猫を飼っていたら、ネズミをとってくれたのに」といった意見もあった。
さらに、少数ながら、「やっぱり不自然な死に方で、実は殺されたのではないか」という陰謀論を、エプスタイン・ファイルなどをからめて唱える者がいた。
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これは推測だが、ベッツィは認知症の夫を世間の目にさらしたくなくて、できる限り隔離したのではないか。
まさか自分のほうが先に突然死するとは思わず、それが仇になった。
ベッツィは私と同世代だし、私もどうせ「孤独死」確定だから、他人事ではないニュースだった。
たしかに悲しいニュースだが、ジーン・ハックマンは95歳まで生きたのだし、夫婦は30年以上、親密な生活を共にした。その生活環境も、自分たちの選択だった。これも運命ということだろう。
改めて全員のご冥福をお祈りします。
<参考ニュース記事>
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