広告経済の次 #20: 『ハチドリ舎のつくりかた』
広告経済の次を描くのにヒントになりそうな本、
今日は『ハチドリ舎のつくりかた』(安彦 恵里香) という本を紹介します。
「ソーシャルブック・カフェ」。
まじめに社会問題を語っても浮かない場。
そういう場がうちの近所にもあったらいいな
と思い、
「あったらいいと思う場」を
実際につくっちゃえる人って、
どういう人なんだろう?
と思ってこの本を手に取りました。
「ものすごく特別な人」、
という感じはしませんでした。
「まえがき」でマハトマ・ガンジーの
「塩の行進」のことを紹介しています。
ガンジーはさすがに、
「ものすごく特別な人」と思ってしまいます。
ただそれも、
「自分たちのことは自分たちでできる!」という
自立心を植えつけた、
という話なのですね。
そう考えると、
本当に自分が大事だと考えていることに、
正直に向き合う。
そして、迷ったら「面白い」道を選ぶ。
それを、コツコツと自分のペースでやり続ければ、
結果として素晴らしいものをつくれるんじゃないか?
そういう気持ちにさせてくれました!
以下、共感したところ、面白かったところを、
厳選して引用します!
店をつくりたいと思ったとき、自分の作る場には本が欠かせないと思った。
わたしにとって本は "思考のパッケージ" だ。
・・・
・・・買った本は全部読んだと言いたいところだが、恥ずかしながらぜんぜん読書は進んでない。・・・
それでも、本は読まなくてもそこにあるだけで価値があると思っている。言い訳がましいかもしれないけど、本は積んであるだけで、常に世界があることを感じられる。
そこに自分が考えなきゃいけないことがある。そこに世の中の不条理が存在する。・・・
そう考えると、ハチドリ舎の本棚はわたしにとって壮大な "積ん読" なのかもしれない。
やってみるとわかるのだが、この「投票所はあっちじゃけえ。」アクションはすごく気持ちがスッキリする。「どうして投票率がこんなに低いんだ!」と家で地団太を踏むより、外に出て「どうして投票に行かないんですか?」と聞いて回った方が精神衛生上、たいへん健全だ。
とにかく人を巻き込むには、まず自分から。「わたしは何者か?」という思想を鮮明にして、それを地道に、気長に発信していくことが一番。・・・
もう一つ、人と一緒に何かをやるコツを挙げるなら、後回しにしないというのもある。
わたしの場合、イベントをつくるときの流れとして、「それおもしろそうですね。イベントやりましょう」「いいですよ」となったら、その場で日程を決めるようにしている。
2021年5月12日、ガザにあったザヘルさんの集合住宅は爆撃され、完全に破壊された。・・・
ザヘルさんは言う。
「私がパニックを感じるのは、同じ光景、同じ爆撃、犠牲者の映像が繰り返されることで、世界はここで起きていることに慣れ、あるいは退屈し、ガザが何の影響力もない繰り返される物語になってしまうかもしれないということです」
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