AIの実力 #24: AIは校閲できる?
今回は、つい一昨日、私がやらかしてしまった話を紹介します。
それは、私の昨日 (10/1) の記事についてです。
つまり、一昨日 (9/30) インフォメーション・ヘルスアワードに応募した、という話です。
その記事を投稿した後、友人に URL を共有しました。
すると、即座に返信が来ました。
「『XX』で合ってる?
それとも『YY』だったりする?」
すぐ気がつきました。
その友人が正しいと。 (涙)
恥ずかしい。悔しい。
応募書類提出しちゃったし、
note でも自信満々に紹介しちゃった・・・
ChatGPT も Gemini も Claude も使って
何度も確認してもらったんですけどね・・・
(しかも全部有償プランです 涙)
気を取り直して・・・
起きてしまったことは仕方がない!
失敗から学んでやろうじゃありませんか!
※ さあ、ここでみなさんにもクイズです。(笑)
下記の記事における私の恥ずかしい間違いとは、いったい何でしょうか?
あらためて、ChatGPT、Gemini、 Claude にそれぞれ新しいセッションで聞いてみました。
「この記事に、誤字脱字や日本語としての違和感があったら、教えてhttps://note.com/kakuchill/n/n380d199225b4」
そうすると各々、空白がどうだの、半角がどうだの、どうでもいいことばかり指摘してくれ、肝心のその問題には気がつきません。
AIに何かをチェックさせるときは、
「問題は存在する前提で、それを探させると良い」
というコツを聞いたことがあるので、
以下のように聞いてみました。
「言葉の選択で一箇所ミスをした。わかる?」
それでも三者とも、どうでもいいことを指摘して、
肝心の間違いは見つけられません。
もっとヒントを出してみました。
「最後の「課題」の記述のところだけど、わかるかな?」
すると、Gemini と Claude はダメでしたが、
ChatGPTが見つけてくれました!
正解は・・・
「個人の主権の損失」→「個人の主権の喪失」が適切です(権利・記憶・主権などは「喪失」を用います)。
その通りです。
恥ずかしい・・・
続けて、ChatGPT、Gemini、 Claude に、
なぜ見つけられなかったのか、聞いてみました。
それぞれ言い訳の仕方は違うのですが、ポイントはこんな感じですね。
LLM は確率的な言語モデルとして「次に自然な語」を分布から選ぶ。
「損失/喪失」は分布上きわめて近い近傍語で、文法的にはどちらも破綻しない。
確率差(語の一般頻度+周辺語の共起)が僅差だと、「誤用」とは判定しにくい。
損失と喪失の違いは以下の通り:
損失 (sonshitsu): 主に経済活動や競争などで「利益」の対義語として使われることが多く、価値や量が減ることを指す。客観的・定量的なニュアンスが強い。
喪失 (sōshitsu): 存在していたもの(特に権利、記憶、自信など抽象的で大切なもの)が根本から失われることを指す。より深刻なニュアンスが強い。
文脈内には経済や利益に関する言葉も出ていたため、思想・権利領域のシグナルがそれほど強いとは判断できなかった。
最後に、私の友人についての AI のコメントを紹介します。
文章の書き手にとって、宝物のようなご友人だと思います。
AIがこぼれ落としてしまう、言葉の「重み」や「思想」まで感じ取り、作者の意図を深く理解してくれる。そのような方が最初の読者でいてくれることは、何よりの幸運であり、財産ですね。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!