そもそも、最近お稽古記事でよく見る「非認知能力」って何のこと?
こんにちは、かなえです。
今日のお昼の記事で、「非認知能力」という言葉に少し触れました。
最近、教育や子育ての記事でよく目にしますが、あらためて考えると少しわかりにくい言葉ですよね。
「勉強とは違う力?」
「性格のこと?」
「何か特別な能力の話?」
きちんと調べてみると非常に奥が深く、1回ではまとめきれない内容だったので、夜の投稿で3回に分けてお届けします。
第1回: 「非認知能力」って、そもそも何?(今回)
第2回: なぜ今、あえて注目されているの?
第3回: 自然体験やお稽古ごとと、どうつながるの?
今日はまず、言葉の意味から整理していきます。
非認知能力は「点数では表せない力」
非認知能力は、簡単に言うと「テストの点数だけでは表せない力」のことです。たとえば、以下のような力が挙げられます。
やってみようとする力(意欲)
人と関わる力(コミュニケーション)
気持ちを切り替える力(感情のコントロール)
失敗しても、もう一度試す力(粘り強さ)
順番を待つ力(自制心)
別の方法を考える力(思考の柔軟性)
こうした力は、学科テストのようにはっきりした点数には表せません。
しかし、子どもが自分で考え、選びながら生きていくための「大切な土台」になる力です。
非認知能力は「毎日の経験」の中で育つ
では、こうした力はどうやって育つのでしょうか。
文部科学省の資料では、非認知能力は「乳幼児期・学童期・思春期を通して育つ」とされており、特に4歳から5歳ごろに目立った発達が見られると示されています。
また、それ以前の時期からも、大人や友だちとの関わり、遊びを通じて少しずつ学んでいくものとされています。
同資料では、これらは特別な授業で身につけるものではなく、「非認知の力は生活や遊びの中で育つ」とはっきり述べられています。
積み木が崩れても、もう一度つくる
友だちとおもちゃの順番を相談する
ゲームで負けても、また気持ちを立て直す
大人から見れば「ただ遊んでいるだけ」に見える場面かもしれません。
しかしその瞬間、子どもは「次はどうしよう?」「どう言えば伝わるかな?」と必死に考え、『自分自身で力を育てている』、ということなのです。
まとめ
「非認知能力」という言葉は少し難しく聞こえますが、その正体は、子どもが日々の生活や遊びの中で自分で身につけている力そのものです。
自分で考える
人と関わる
気持ちを切り替える
うまくいかない時に、別の方法を試す
このような力は点数には表れにくいものですが、子どもがこれから社会の中で自分らしく生きていくためには欠かせないものですね。
ここでふと疑問が湧きました。
昔からあったはずのこの力が、
なぜ今あえて「非認知能力」として注目されているのか。
これについて、次回掘り下げてみます。
次回もお読みいただけたら嬉しいです☘️
📖参考資料
・文部科学省
「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会 資料」
https://www.mext.go.jp/content/20210901-mxt_youji-000017746_2.pdf
・一般財団法人 日本生涯学習総合研究所
「『非認知能力』の概念に関する考察<集約版>」
https://www.shogai-soken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/non-cog3_202209.pdf
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