【S1|形のルール】境界にデザインはある #4
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第4回---鳥居という存在
何と表現すればよいのだろう。
鳥居をくぐる時の、あの、空気が一瞬変化する感じを。
温度でもない、
風が吹くわけでもない、
でも、確実に、くぐる前と後で「変わった」感じがする。
結界だから。
そう言ってしまえば、簡単だ。
でも、私たちは、言葉にならない「感触を」持ってしまう。
2本の柱と笠木という極めてシンプルなデザインでありながら、
圧倒的な「境界」が確かに、そこに存在する。
鳥居は、
廻り縁と同じく、
視線と心に「支点」と「緊張感」を与える。
障子と同じく
「浸透膜」的な性質を持つ。
川の流れの境目と同じく、
そこに「関係性の場」を刻み込む。
大きなスケールで、私たちに境界の力を教えてくれる。
森や山という自然の中に立つ、人間が作った人工物でありながら、
自然に存在する、ゆるやかな境界にも似た、
「遮断のなさ」は、私たちに何を教えてくれるのだろう。
答えは、
いつも境界に現れる。
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D4G Worksについて
私が運営する「D4G Works」では、デザインを通じて社会や生命の営みをより良くする実践を進めています。
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※答えは、いつも境界に現れます。
D4G Worksでは、そうした“まだ輪郭を持たない違和感”や、人と社会のあいだにあるズレを、構造として整理していく伴走も行っています。
→ 言葉になる前のものを、構造として捉え直す
▼ 場が荒れないのは、先に整えられているから
▼ 理由より先に、身体がわかってしまう
▼ 強く言わないのに、なぜか残るものがある
