MiRai_sideP - 恋
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「ねぇ、ナツミ、最近彼とはどうなのよ?」
「彼じゃないわよ」
「あそ、進んでないのね」
「あんたに言われたくないわよ」
「ハハハ」
〈お呼びですか?〉
「呼んでないわよ!」
「呼んでないわよ!」
〈恋愛指数は、60.08ポイントです〉
「ビミョー(笑)」
「勝手に計算しないでよ!」
「いいじゃない、続けてー」
〈お相手は、ナツミさんのことを思っています〉
〈思っているというのは、考えているということです〉
〈考えているというのは、頭脳を支配しているという意味で...〉
「もういいわ!」
「無理ね」
〈そんなことはありません、無理ではありません〉
〈「お笑い」だってわかります〉
〈AIとかけて、愛と解きます。その心は...〉
「データが不足すると機能しません。でしょ?」
「百万回聞いたわよ」
〈そんなはずはありません、これは新作なので...〉
「もういいわ」
「そんなんじゃ、モテないわよ」
〈私には質量はないので〉
「一度、豆腐の角に頭ぶつけたほうがいいわね」
〈私には質量はないので〉
「もういいわ」
END
MiRai|未来に置いてみる
未来に問いを置く思考実験。
D4G Works
▼ AIは、笑いも愛も少しだけ間違える
▼ 好きになる前に、波長が合ってしまうことがある
▼ 愛より先に、親切が届くこともある
