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【S6|外伝】余白の設計② 誤認は、なぜ起きるのか

余白の設計①から読む

ズレは、失敗ではない

「誤認があってもいい」
前回、そう書いた。

書きながら、少しだけ引っかかっていた。
なぜ、そう思えるのか、その理由を、まだ言葉にしていなかったからだ。

人は、同じものを見ていない。

同じ文章を読んでも、
同じ景色を見ても、
そこに立ち上がる意味は、人によって違う。

経験も、言葉も、身体の感覚も違う。

だから、理解は必ずズレる。

それでも私たちは、「正しく伝える」ことを目指す。

誤認がない状態を、良しとする。
それが、コミュニケーションだと信じている。

けれど、本当にそうだろうか。

誤認は、間違いではない。

その人の中で、何かが動いた結果だ。

引っかかり、
解釈し、
自分の文脈に接続する。

そこにはすでに、思考がある。

むしろ、何も引っかからないほうが、少し怖い。

きれいに理解できたものは、
きれいに流れていく。

残らない。

自分で考えたものだけが、残る。

時間がかかっても、
ズレていたとしても、
そのほうが、深く届く。

だから私は、誤認を消そうとは思わない。

それは削るべきノイズではなく、
何かが立ち上がる余白だからだ。

デザインは、
すべてを正しく伝えるためのものではない。

関係を生み、
何かが動き出すきっかけをつくるものだ。

私は、その手前に置いておく。

答えではなく、
思考のスイッチを。

余白の設計①を読む


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※こうした、誤認やズレとして現れる思考の動きや、
まだ言葉になっていない解釈の過程を、実際の仕事や思考の中で整理していくこともできます。
言葉になる前のものを、構造として捉え直す


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▼ このころから「誤認」を恐れず書いてました(笑)

▼ 人々が抱くデザインの大きな「誤認」について書きました


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