【S2|生命とデザイン】言葉になる前に、もう知っていた #4
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第4回|ズレ
「上田さんは、デザイナー出身ですよね?」
「そうです、この会社に来てからはずっと新規事業をやってますが」
「デザインができるっていいですねー」
その一言の前に、
もう、
わかってしまう。
「今度、ロゴのデザインお願いしてもいいですか?」
「いいですよ、カッコいいものができるかどうかですが」
「美大出てるんだから大丈夫でしょー」
「いやいや、美大出の人がみんなセンスがいいわけじゃないんですよ」
「またまたー」
少しだけ、言ってみる。
「構造を編み直すんです」
「え?」
「カッコよくするだけじゃないんです」
「はー」
「違和感を察知するんです」
ああ、またこのパターンだ。
「上田さん、デザイナーなんですよね?」
「心にデザインです」
「え? ロゴはお願いしていいんですよね?」
その言葉の中には、
まだ、
デザインがいない。
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どこか、違う。
その感覚は、間違いではなく、入口かもしれません。
ズレは、構造が見えかけている状態です。
そうした違和感を、そのまま扱いながら整理することもできます。
→ 違和感の整理について
▼ デザインは、飾ることではなく、組み直すこと
▼ 言葉にする前の意図が、仕事を動かすことがある
▼ プロだと言えるまでには、少し時間がかかる

