【S6|外伝】100本書いても、地図は完成しなかった
100本以上、文章を書いてきた。
それなのに、今回マガジンを編集していて、
正直に言えば、少し焦った。
というか、ちょっと笑ってしまった。
うれしくもあった。
書けていないからではない。
むしろ、書いてきたからだ。
文章が増えるほど、
まだ触れていない場所が、
地図の白地のように見えてきた。
これまで、余白が大切だと言葉にしてきた私自身が、
空白だらけだと思い知らされた。
思想は、量を重ねれば完成するものではないのだ。
量を重ねたときに初めて、
「まだ考えていない問い」が現れるということに、
あらためて気づいた。
たぶん、この気持ちは消えない。
でも、消さなくていい。
これは、次に進むための違和感だから。
この文章は、マガジン
「考える前に、ひっかかったこと」
に収録されています。
考える前に立ち止まった感覚から、
思想やデザインの話を始めたい方はこちら。
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