【中学受験 小5】親子のストレスを減らした「家訓」の力
叱るのは成績ではなく「態度」と決めていたのに、
気づけば親子ともにストレスをためていました。
その状況を少し楽にしてくれたのが、「家訓」という工夫でした。
■叱り続けることのしんどさ
息子の勉強については
「成績では叱らないけれど、態度については叱る」と線引きをしました。
(※その時の記事は → 勉強ができるより“態度”が大事と気づいた日)
でも、その「態度」を注意し続けるのも、正直辛い。
親子ともに、ずっと監視されているようでしんどいし、何かあるたびに口で注意する毎日では、お互い疲れてしまいます。
その逆のパターンもあり、息子が癇癪を起こしたり、泣いたりする姿を見ていると、妻の方が辛くなって何も言えなくなってしまうこともありました。
このままの状態が続くと、
親子共に疲れ果ててしまう――そんな不安が頭をよぎりました。
■思い出した「家訓」というアイデア
そんなとき、はなまる学習会の高濱正伸先生がYoutubeで話していたことを思い出しました。
「夫婦それぞれの“当たり前”はぶつかりやすい。だからこそ、子どものしつけは条約のように擦り合わせ、家訓として言語化・可視化しておくとうまくいく。」
確かにその方が親子ともにストレスが減るのでは?と思い、
試してみることにしました。
息子のことを考えたとき、口で言われるより「視覚的に訴える方が届く」という実感が、これまでの子育ての中でもあったからです。
■家族で作った「わが家の家訓」
一方的に親から通達するのではなく、
妻と息子にも説明、内容確認してから、リビングに貼りました。
その一部を紹介すると――
自分と家族を大切にしよう
正しい行動を考えよう
さらに孔子の「五常」を参考にしました。
仁 … 思いやりを持ち、人を大切にする
義 … 正しいと信じることを貫く
礼 … 礼儀を大切にし、相手を敬う
智 … よく考え、学び、成長する
信 … 約束を守り、誠実に生きる
作りながら、最近は「問題の解き方」とか「宿題をやるタイミング」とか、勉強への向き合い方の話ばかりになっていたなと気づき、
“これ、作って良かったな”と思いました。
■実際にどう変わったか
ある日の食卓で、息子が疲れて朝、
片肘をつき足を投げ出しながら不機嫌そうにごはんを食べていたとき。
「疲れてるのはわかるけど、
その態度は作ってくれたお母さんに失礼じゃない?」
そう言いながら、家訓を指差しました。
すると、長々と説教しなくても気持ちが伝わりました。
「言葉でクドクド言う」のではなく、
「家族で決めたルールを一緒に見る」ことで、
親子の雰囲気がだいぶ楽になりました。
■気づいたこと
子どもが成長していくと、
親の「願い」って口に出さなくなっていきます。
たとえば「優しい子になってほしい」という想いも、
日常に流されてつい忘れてしまう。
でも、家訓を作ったことで、それをちゃんと「形」にできました。
勉強の前に、もっと大切なことがある――
そう実感できたことが、一番の収穫でした。
そして
「失敗は宝の山!楽しみながら工夫・挑戦をして成長しよう!」
という一文も家訓に加えました。これは息子だけでなく、自分や家族にも当てはまるなあと感じています(笑)。
中学受験を通して、
またひとつ「親の在り方」を学ばせてもらった気がしています。
そして、わが家にとっての家訓は、叱るためではなく――
**「一緒に成長するための道しるべ」**になりつつあります。
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