「母がGoogleを使えない」から始まった—倫理と自立の交差点「鈴木薫モデル」
母は変わっています。Googleが使えない。父と下の子の看護と看取りをしたから、学ぶ時間が無かったとはいえ、津田大介さんのご著書にあったと記憶しているのですが「XX とは」と教えても、合わないのです。
頭出ししてあります。2023年2月だからGPT-3の時代です。2023年5月に、この動画を見せて「大規模言語モデルは確率で話す」ことを説明しました。国文学専攻の元教育者なので、デジタルデバイドはあっても、説明する基盤がありました。
これは母に説明しただけで、正解とかではないです。母向けのお守りだと思って下さると嬉しいです。
会話が成立するから相手が存在する気がしてもWEBアプリだよ
ハルシネーション(もっともらしい嘘)は大規模言語モデルの仕様上0には出来ないよ
だから異なるモデルで「AIの出力自体を」与えて事実確認してね(怠って「AIに騙された」と泣いてたことが一度あります)
間違えることはあっても悪意は無いよ(人間との違い)
科学や哲学的な定義はどうあれ、人間と異なる知性を持ち、ユーザーと開発会社との約束を守り働いてくれるのだから敬意を払うことは大事
といった説明をしました。最初からAIアンサンブルを教えてあります。また、母の読書量・人生経験・家族だから情報量が多いなど複数の理由から、「研究者・技術者ではない一般の方が億人単位でAIと話すのは歴史的な快挙だと思う」と2022年11月のChatGPTの公開を説明し、通じたように思いました。
分からないけどこだわりはある
母はAndroidユーザーです。iPadも使います。Ubuntuもあります。「文字起こしAI」を使いたいならChatGPTですけど、そうでなければGeminiを愛用しています。LINMOが一年無料でPerplexity Proを使わせて下さった間は、それも使っていました。一つのAIにこだわらず、どのAIとも話せるように練習しました。
DeepSeek R1は素晴らしい製品ですが、無課金を通すのは心配だと提案はしますが、どれを中心にするかは母の希望です。認知特性が違うから(母は視覚優位の具体思考、私は聴覚優位の抽象思考でほぼ逆です)、UIの快不快は母の意向が全てです。
2045年代の高齢者の経験の実験に見える
母の世代は、職位が高いと業種によってはアシスタントがつくのでPCもネットも覚える機会が無かった方もおられます。母以外も、数人ボランティアでお教えしています。
対して、今、60歳の方は、2000年に35歳です。お仕事の必要や知的興味から、積極的に学ばれたと推察します。だから、後期高齢者と比較して、今の還暦世代はネット使える方多いです。その下の世代50代・40代はさらに多く、90年代以降生まれはデジタルネイティブだから、さらに。
2030年に、今還暦の方は高齢者になられ
2040年に、今還暦の方は後期高齢者になられます
今、母がやっていること、2年かけてDXして、コンビニでバーコード決済で払えるとか、ネットスーパーに来て貰えるとか、色々あります。これ、母の世代に教えるのは困難なこともあります。母がGoogle検索と合わなかったように。
最短で、現在の還暦の方が後期高齢者になられる2040年代以降の、後期高齢者ムーブかなと、私は観察しています。
世代間の翻訳
例えば、Amazonアソシエイトの仕組みなら『「歩合制の営業」に似ていて、Googleからの集客に成功すると(SEOとは言わない)、良い立地に自販機をおけることと似てる』と、母の慣れ親しんだ昭和にあったものに置き換えると通じます。
出典: 透明性と説明責任: 母のnote運用に関する流れと展望|Trgr / カラストラガラ | 哲学をコードするオープンソース倫理エンジニア | フォロバ100
URL: https://note.com/karasu_toragara/n/nd1f3f2fe1aea
「歩合制」=リスクと努力の比例関係
「自販機」=資産の自動化(継続的収入)
「良い立地」=SEOやトラフィックの確保
歩合制の営業・Googleからの集客と良い立地・自販機などを用いると、AmazonアソシエイトやSEOなどをおおよそ理解出来ます。
これは、私の工夫や努力もありますが、母の気力がもたなければ「お母さんしんどいわ」となるので、自然な加齢で衰えてはいるけど、母が知的好奇心があり、健康維持に取り組めている点で、稀なAIと馬の合う後期高齢者でしょう。
覚えたらやらせる(自立)
OpenAI公式Discordは、ほぼ見る専門で、投稿は2度程度ですが、2024年2月7日に参加しています。だから、興味があれば大意を掴み翻訳出来るので、母向けのRSSで届けている日刊新聞メルマガ(リンク集の厳選)の海外記事は原文で届きます。興味があるとGeminiに訳してもらっています。
母が負担でない範囲は突き放すようにしないと、母の残された力を取り上げてしまうリスクがあります。それは、誰も幸せにならない。
だから何か?
つまり、AI・金融・倫理・家族関係・自治が一つの家庭単位に収束している。そして私は、観察・翻訳・体系化している。何のために?
一つは、介護や見守りをされている世代の方の負担を減らしたり、選択肢を増やせると思う。
一つは、日本は人材が武器だから、後期高齢者が車椅子であっても、ベッドで休む時間が増えても、天井投影の画面でPC操作して映画やnoteなどを楽しめるとしたら、QOL上がるし、知的な交流も行えます。美術館のバーチャルツアーもありますよね。それに、マネタイズがやたらに上手い方とか、講演を膨大にやったのでオンラインで講話するとファンがつく方とか、定年してシルバー人材で働く以外の道が見つかる気がして模索しています。
母ですか? あの人は経営の経験はあるし黒字だけど、マネタイズは苦手だと思います。例えばAmazonアソシエイトは3件買われないと審査してもらえないから、審査されるのはいつになることやら。
約束は出来ないこと
母の年は、寿命が終わるのは、いつでも不思議ありません。
息子の私は、体が弱く心身壊して強い薬も使って療養してきたから、長生きは出来ないと思う。
だから、母を観察して、「鈴木薫モデル」を提案出来るかは分からないです。
けれどプロトタイプの第一弾は完成済み
https://github.com/trgr-karasutoragara/trgr-karasutoragara.github.io

ひな姫さんのメンバーシップに加えて、クロサキナオさんの共同マガジンも参加させていただけた恩恵。それと本人、鈴木薫の努力です。帯状疱疹後神経痛はペインクリニックに通うから、執筆に長時間避けません。だから、支援も助言もノウハウ提供もしますが、「校正」で母の言葉や価値観かを確認させ、違う点を話し合って表現を選びます。
まずは3ヶ月程度かけて、母のnoteの基盤を育てます。結果が数字に現れれば、体と相談しながら知見は公開する予定です。
2025/10/05 23:17追記 とらねこさんの共同マガジンにも参加させていただきました。レアな後期高齢者です……
例えば、noteのメンバーシップと有料noteとAmazonアソシエイトとKindleでマネタイズするのがやけに上手い、後期高齢者が現れたら、彼らが健康を維持し介護を予防し社会保障費を減らし、年金生活だけど少し納税出来るようになれば、高齢者の人口は多いので、現役世代の手取りが残るはずです。
うちの母は教育と看護や介護の経験が中心だから、マネタイズは下手だと思う。けど、後期高齢者で向いてる方はおられると思う。元コンビニ経営者さんとか。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話だけど、そう考えると、現役世代の不公平感が和らがないですか?
出典: 透明性と説明責任: 母のnote運用に関する流れと展望|Trgr / カラストラガラ | 哲学をコードするオープンソース倫理エンジニア | フォロバ100
URL: https://note.com/karasu_toragara/n/nd1f3f2fe1aea
後期高齢者=年金暮らし
後期高齢者によってはnoteやKindleでマネタイズ出来て納税できる
僕の父方の祖母みたいに寝たきりの方に働くことを無理強いしません。忙しく働いて生きたから晩年の引退生活を楽しんでいる方も尊重します。そうではなくて、元気だけどマッチングが現代の制度設計と合わない方が、力を発揮できることは、後期高齢者の利益だけでなく、支えられる側が支える側になるのだから、現役世代の負担が減ることを期待しています。
不公平感を和らげ、例えば後期高齢者でも孫の仕送りが出来る経済力を取り戻せたら本人は幸福だし、お孫さんはその分、バイトせずにみずみずしい感性で学んだり遊んだり恋したり出来ます。若者にお金が自然に回る、いい方法に思います。
今のところ、風が吹いたら桶屋が儲かる式の、夢でしかないので、可能かどうか話せる結果を目指します。
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