📖うたかたの


📖『こころにしみる日々(上) 〜 愛と喪失と再生の獄中272日間 〜』

📖「本作りも茶碗削りも、退屈しのぎではない。手本を書くのも、本作りも茶碗削りもしょせん同じことよ」
🎙️この頃私は永井路子さんの作品と出会い、中でも📖『うたかたの/永井路子』(文春文庫)には大変癒され、また📖『アムリタ(上)(下)/吉本ばなな』(福武書店)と共に大変救われることになる。

それはやがて私の中で般若心経にも繋がっていく。

関連するコンテンツ📖「👺般若心経 ① ~ 全てはあるようでもあり、また、ないようでもある ~ 📖『般若心経のこころ』(心行法話会)より」

特に次の場面は印象的で、

その後の拘留期間を通して、📖『アムリタ(上)(下)/吉本ばなな』(福武書店)のメモと共に、何度も何度も読み返した。そしてこころから癒された。
「それもこれも、みな死ぬまでの暇つぶしよ」
「じゃ先生、お手本を書くのも退屈しのぎっていうわけ?」
「そうではない。いとは聞き流しているぞ。俺は、死ぬまでの暇つぶしだと言っておる」
「暇つぶしなら、退屈しのぎでしょ」
「いや違う。退屈しのぎは一時のことだ。たまたま暇ができたのを埋め合わせするだけにすぎぬ。俺が言うのは、生まれてから死ぬまでのことだ。長いぞ、これは。覚悟を据えて暇つぶしをせねばならん。退屈をもてあましてなどはおれんのよ」
「むずかしいなぁ、そんな話」
「むりはない。いいんだ。ただ聞いておくだけでいいぞ、いと」荻水は少し姿勢を崩した。
👉荻水(てきすい)

「俺もな、若いうちはそれには思い及ばなかった。俺にもできることがある、いや俺にしかできないことがある、と意気ごみもした。どうしてもやりとげるぞ、とむきになったこともある。が、いろいろのことがあって、ようやくむきになることの愚かさに気づいたのさ。めざすものはこれだ、とその成否だけで計ってはいかんのよ。そういうことから心をほどくんだな。すると、なにかが見えてくる。むきになったあのころを徒労とは思わぬが、ゆきずりの人との触れあいも俺にとっては、同じほどに心にしみることだったとわかったのさ。それからさ、死ぬまでの命をみきわめ、ゆっくり暇つぶしをする、と肚(はら)を決めたのは」(P.201)
✏️ひとりの男の不運な運命を連作で描いた永井路子さんの作品。幕府に上申し(物を申し)、身を追われ、何人かの女と交わりながら、不運な人生を歩む姿に今の自分の姿が重なってしまった。とてもいい作品だ。
人の世は死ぬまでの暇つぶし。

-降りやめば、跡だに見えぬ うたかたの・・・・・・(後撰集)-あとがき(P.209)
🔗️📖P.20『2022.12.14~』
🔗️📖P.74『2023.3.8~』
👉うたかた(泡沫)
① 水面にできるあわ。みなわ。「淀みに浮ぶ―はかつ消えかつ結びて」〈方丈記〉
② 消えやすくはかないことのたとえ。「―の恋」
「一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、いつの間にか流れが変えられてゆく______そうした歴史というものを・・・・・・(後略)」
✏️まさに人生もそういうものではないだろうか(2023.1.4)
🔗️📖P.46『2022.12.14~』

🔗️📖P.73『2022.12.14~』
🎙️◯◯地方検察庁◯◯支部からの催促状には、罰金を期日までに納付しなければ、労役を強制執行するとあったが、

こちらがそれによって回復し難い不利益を被ると言っているのに、そんな強引なことができるだろうか?とこちらはタカをくくっているが、どうだろう?ハガキは12/23消印にもならなかったし、危ういかも知れないが、とりあえず待ってみるしかない。
✏️つれづれ 2022.12.26、27

✏️所内でコロナ患者が発生したことから、配膳も、いつもは受刑者がやっているのに今日は職員がやっている。そうなると、なんか見方を変えれば、こっちが王様みたいなもんでもあるな。もちろん、こんなこと言ったら怒られる😁(2022.12.26)
✏️オマケに仕事も休み。どこまでいっても天国とは言えんが悪くはない。明日も休みならいいのに。なんて、もちろん言わない😁(2022.12.26)
✏️予想通り今日も休み!もォサイコー😆😙😁。おそらく年内は続くと見た(2022.12.27)
🔗️📖P.20『2022.12.14~』「うたかたの」
🔗️📖P.74『2022.3.8~』

関連するコンテンツ📖「『アムリタ(上)(下)/吉本ばなな』(福武書店)に救われて」
関連するコンテンツ📖「仏教書を読み、📖『アムリタ』と📖『うたかたの』に救われ、本格的にダイエットを開始する」


📢コンテンツを読んでくださった方へ

これは実は、全体でひとつのリアルなストーリーになっています。
🔰📖『ここしみ』 超・あらすじ
👉ざっくりと全体を把握したい方へ
❓📖『ここしみ』って?
👉全体像。壮絶な日々の果てに綴られた“特別な一篇”。こころに灯る何かを感じてもらえたら。。。
壊れた人生。それでも生かされた。だから今語り始める。「罪と罰」、「愛と絆と再生」、そして「本当の自由」の物語。私があそこで過ごした272日間と、その後の壮絶な日々を綴っています。
また、獄中「🏛️訴訟ゲーム」を通じて、冤罪、死刑制度、司法の闇など、現代社会の深い問題についても斬ります。他に、「🏰ムショトピ」といったゆるーいコンテンツも。
そんな風に、ひとつの人生の軌跡を通じて、「生きるとは何か?」「愛とは?」を問いかけます。
👉気になるコンテンツだけでもOK
👉だいたいの話は各話ごとの短編としても(多分)お読みいただけます
📖『こころにしみる日々(上)~ 愛と喪失と再生の獄中272日間 ~』
📖『こころにしみる日々(下)~ 灯りを求めて。出所、そして壮絶な日々 ~』
『💠コラム的な:』 👉📖『ここしみ(上)(下)』から抜粋したエッセイ集
✉️カルマに声を届ける

👉こちら、または下のコメント欄からでも、お気軽にどうぞ

リンク元コンテンツ 🔗📖「2022年、それは私にとって最高の年になるはずだった。しかし・・・・・・」
リンク元コンテンツ 🔗📖「🎹ビクター救出策はあるか? ~ むきになることの愚かさ ~ 🏠第2の人生プロジェクト ⑥」
リンク元コンテンツ 🔗📖「📖『パイナップルヘッド / 吉本ばなな』(幻冬舎文庫)」
リンク元コンテンツ 🔗📖「私は夢見心地で歩いていった」
いいなと思ったら応援しよう!
サポートありがとうございます。カルマ・ショウと申します。
いただきましたサポートは作品を完成させるために大切に使わせていただきます。尚、体や精神を病んでらっしゃる方、元受刑者など社会的弱者の方々向けの内容も数多く含むため、作品は全て無料公開の方針です。よろしくお願い申し上げます。