判決の日 ~ 人生で最も疲れた日だったかもしれない ~ 3回め裁判 ~


📖『こころにしみる日々(上) 〜 愛と喪失と再生の獄中272日間 〜』

📔日記より

◯◯/◯◯ (◯)
人生で最も疲れた日だったかも知れない。裁判長の読み上げた主文の細かな部分は覚えていない。傍聴席には男性がふたりいて、入室した際にそのうちのひとりと目が合ったが、それが被害者の関係者なのかどうかわからなかった。
判決は、2件めが懲役8ヵ月。執行猶予3年(だったと思う。また確かめたい)。1件めが罰金50万円で執行猶予なし。想定していた範囲内の内容ではあったものの、お金を払うことができない現状としては、それは重くのしかかる。
控訴、再審、今後のこと。。。早急に考えなければならないことはたくさんある。ただ、少しの間、1日だけでもいいから、頭の中を空っぽにしたい。
裁判が終わって、立ち去るとき、KZ弁護士が、
「それじゃあ、元気でな」と言ったと思う。私はすぐに、
「面会に来ていただけますか?」と訊いた。そして、明日面会に来ていただくことになった。
判決文を読み上げていた際の裁判長の鋭い目が忘れられない。
📔日記 🔗️📖P. 50『2022.8.22~』
✏️裁判長が読み上げた主文がちゃんと理解できず、
「よく理解できなかったので、もういちどお願いできますか?」と嘆願したが却下された。
判決が下り、退廷した後、私は控え室で職員に、すでに執行中の労役Vol.1の刑期が終われば、すぐにそのまま労役Vol.2が執行されることを聞く。そうなると、罰金50万円= 100日間の労役となり、Vol.1の分と合わせ、出所は翌年(2023年)の5/21。出所まで約半年。私は途方に暮れる。賃貸マンションの部屋は確実に強制撤去となる。私は目の前がまっ暗になる。そして私は六法実践編となる訴訟ゲームへと突き進んでいくことになる。
🔗️📖 P.48『2023.3.8~』
その後、KZは1週間経っても2週間経っても面会に来ることはなかった。理由は明らかだ。義務がないからだ。そしてこちらが無理にそれを要求すると、場合によっては法に触れることになる。
KZ宛て

✉️公判の件、ありがとうございました。
それで、廃棄物処理法違反の件、控訴すべきかどうか、ご相談させていただけないでしょうか?期日は◯◯/◯◯ですので、何とか近日中に面会をお願いします。
よろしくお願いします。
◯◯/◯◯
私としては、控訴の件を持ち出せば、必ずKZ弁護士は面会に来るだろうと読んでいた。なぜなら、控訴はこちらの権利であり、それを侵害すると民法的に法に触れることになるからだ。その読みは正しかった。
こうして、ようやくKZが拘置所に面会に訪れることになる。
KZラスト面会

~ KZとの面会時に取ったメモより ~
控訴手続きはサインひとつでできる。趣意書等はその後用意する
今回の裁判の書類 👇特に届くものはないとのこと
身近な人間として(面会できる人間として)言うと、判決を確定させて、労役を早く開始した方が賢明とのこと
検察が控訴するのは簡単ではない。裁判官も、それなりに過去の判例等も参考にしながら判決を下している。よほどのことがない限り判決がひっくり返ることはないとのこと
裁判が確定しても、裁判所からは何の書類も届かないとのこと
控訴審までの期間 👇 30から50日
◯◯/◯◯までに資料を見ることができなかった理由 👇はぐらかされて、答えを聞くことができなかった。よく覚えていない感じだった。いずれにしても、かなりボケている。一方で、この点は少なくとも民事的に訴えられる余地があるからだろうと直感的に感じた
「お金を下ろしてくれるのかどうか?」という問いに対しては、
「控訴して次の弁護士に頼め」
とのことだった。
「そんな殺生なことがあるんですか?」と私が言うとKZは何も言わず腰を上げる。
「信じられない」と私は言ったが、KZはそのまま消えていった。
【KZまとめ】

役に立った面があるのかどうか不明。こんな弁護士を当てがわれてしまうのも自業自得である。また、本人も言っていたが、「やることはやった」とのこと。つまり、弁護士とはそういうものなのだろう、基本的に。必要最低限のことだけやれば、後は知らないという。。。
【控訴まとめ】
控訴はしない方針。次の理由により。
罰金の額が減るかどうかは不明
控訴の理由不足
検察が控訴し返す可能性は0とは言えない。
控訴審まで30~50日かかり、その間は未決拘禁者として、更なる拘束を余儀なくされる
🔗️📖P. 58『2022.8.22~』KZラスト面会

🔗💠「今回の経験から弁護士に関して思うこと」(📖P92『2022.12.14~』)


📢コンテンツを読んでくださった方へ

これは実は、全体でひとつのリアルなストーリーになっています。
🔰📖『ここしみ』 超・あらすじ
👉ざっくりと全体を把握したい方へ
❓📖『ここしみ』って?
👉全体像。壮絶な日々の果てに綴られた“特別な一篇”。こころに灯る何かを感じてもらえたら。。。
壊れた人生。それでも生かされた。だから今語り始める。「罪と罰」、「愛と絆と再生」、そして「本当の自由」の物語。私があそこで過ごした272日間と、その後の壮絶な日々を綴っています。
また、獄中「🏛️訴訟ゲーム」を通じて、冤罪、死刑制度、司法の闇など、現代社会の深い問題についても斬ります。他に、「🏰ムショトピ」といったゆるーいコンテンツも。
そんな風に、ひとつの人生の軌跡を通じて、「生きるとは何か?」「愛とは?」を問いかけます。
👉気になるコンテンツだけでもOK
👉だいたいの話は各話ごとの短編としても(多分)お読みいただけます
📖『こころにしみる日々(上)~ 愛と喪失と再生の獄中272日間 ~』
📖『こころにしみる日々(下)~ 灯りを求めて。出所、そして壮絶な日々 ~』
『💠コラム的な:』 👉📖『ここしみ(上)(下)』から抜粋したエッセイ集
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