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【HSP・内向型】自分のせいじゃないのに、毎日頭を下げていた。その責任感は、下ろしていい。

チャットに、またエラーの通知。動かなくなった、直してほしい。

前職に転職したばかりの頃、僕は「すいません」と打ち込むところから一日が始まっていました。自分が作ったシステムでもないのに、頭を下げる。入って、まだ数週間。

自分のせいじゃないことで謝り続けていると、じわじわ消耗していきます。もし今そういう時期にいる人がいたら——その責任、ぜんぶ自分で背負わなくてもいいのかもしれません。


誰も僕を責めていないのに

担当の人が急に辞めて、その穴埋めで採用された職場でした。右も左も分からないまま、毎日のように謝る側に立っている。

原因を作ったのは僕じゃないし、周りも「仕方ないよ」という感じで、責めてはきません。

なのに、ずっと気が気じゃありませんでした。

直接なにか言われなくても、現場のピリついた空気は、こっちにちゃんと伝わってきます。

それを感じ取ってしまうと、「自分のせいじゃない」ではもう済まなくなる。誰にも頼まれていないのに、勝手に責任を引き受けて、また頭を下げる。その繰り返しでした。

周りが「大丈夫」と言ってくれても、その言葉は、なぜか自分の内側までは届きません。目の前にある不満のほうが、ずっと大きく感じられる。だから、いくらなだめてもらっても、謎の責任感だけが勝手に膨らんでいく。そんな感覚がずっと続いていました。

体のほうが、先に音を上げた

一つ謝って、次の対応をして、また謝る。自転車操業みたいな毎日で、ほっとできる時間がどこにもない。

そのせいか、転職して最初のうちは、毎月のように熱を出していました。

頭では「大丈夫、僕のせいじゃない」と言い聞かせている。でも、体のほうは正直です。ごまかせなかった。

あの熱は、僕が弱かったからじゃなくて、抱えなくていいものまで抱えていたサインだった気がします。

下げていた頭は、自分のミスへの謝罪じゃなかった

今ふり返って思うのは、あのとき毎日下げていた頭は、僕がミスをして謝るための頭ではなかった、ということです。

トラブルをおさめるために「すいません」と言う。それ自体は必要な行動だったし、悪いことだとも思いません。

問題は、謝りながら、心のなかで一緒に自分を責めていたことでした。「対応する」と「自分が悪い」が、いつもワンセットになっていた。

謝るたびに、自分の値打ちまで少しずつ削られていくような感覚がありました。でも本当は、その場をおさめる対応と、自分がダメかどうかは、なんの関係もない。

この二つは、切り離して考えられます。

謝ることと、自分を責めることは、切り離していい。

僕自身、そう思えるようになるまでには、ずいぶん時間がかかりました。あの頃の自分に、いちばん先に伝えてあげたい言葉です。

最近あなたが下げた頭のなかにも、"本当は自分のせいじゃないもの"は混ざっていませんか。もしひとつでも思い当たるなら、それはあなたが背負うものじゃないのかもしれません。


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