見出し画像

キャリアプラン無しで年収1000万を超えた“キャリアドリフト”の実例

こんにちは!
中卒40代のプロ会社員|マルチクリエイターのケイです。

今日の記事は、明確な読者を想定して書いています。

・自分のキャリアをどうやって伸ばしていくか、悩んでいる方
・どんな成長を遂げれば年収が上がっていくのか、悩んでいる方

扱うテーマは、「キャリアドリフト」
キャリアドリフトとは何かというと・・・

「キャリアドリフト」とは、自身のキャリアの道筋を詳細に決める事をせず、時には起こる変化を享受し、自然の流れに身を任せながらキャリアを歩んでゆく考え方のことです。

リンク先「weport」サイトから抜粋)

所謂「キャリアデザイン」とは全く異なる考え方ですが、この考え方、すごく共感できるんですよね。
実際、年収が1000万超えた時も、今やってる仕事も、昔から計画して実現したことなんて何一つない。その時々に提示された「偶然やってきた大きな課題」に全力で応えてきた結果でキャリアが築かれていき、気づけばキャリアのステージが非連続にジャンプしていった、というのが正直なところです。

だから再現性がある「パッケージ」として販売するのは、正直難しい。
けれど振り返ってみて、その時々で重要だった事象考え方をシェアすることはできる。

ということで、今回は「私ケイのキャリアドリフト」を言語化してみた記事になります。

これが、今キャリアや年収などで悩んでいる方の一助になれば幸いです。


1st Step:子供が生まれた。年収上げなきゃ。

私のキャリアは、よく「珍しい」と言われます。
元々は絵を描くのが好きでデザイナーからキャリアをスタート。その後マネジメントを経験。途中で大失敗も経験しましたが、今はマーケティングやプロデューサー、事業部責任者をやったりしています。
似たようなキャリアの人が全くいないわけでもないけど、珍しいのは確か。
でも私の場合、決して計画されたものではなかったのです。

一番最初の転機は子供の誕生でした。
とったアクションは「転職」です。当時BtoBの会社でデザイナーとしての私の評価は頭打ちになっていました。
この転職で私の年収は200万アップ。
ただこれは私が成長したからではなく、会社の規模やビジネスモデルの問題です。そもそも、事業の規模によって社員に払える給与水準は異なります。元の会社の規模間では、どこまで評価を上げようと一定以上に上がらないので、私のライフステージに合わなくなってしまったんですね。だから、自分のスキルに対して、子供を育てて生活できる給与を支払ってくれる場所に移る必要がありました。

キャリアビジョンも何もありません。生きるために、転職したのです。

デザイナーとしてやりがいはありましたが、当時の給料では将来に不安がありました。結果的にはこの転職は大成功でしたが、何より得られたものは、この時単発の年収アップではなく、更に私のスキルや視座を上昇させる環境を得ることができたことでした。


2nd Step:人がいない。全部やらなきゃ。

そして転職して入ったのはBtoCのスタートアップベンチャーです。
事業というのは、立ち上げに時はとにかく人が足りません。今までそれなりの規模の会社にいたので、縦割りで役割分担が決まっている状態で仕事をしていたのですが、この会社では出来ることは全てやる必要がありました。

ここで重要なのは、ここまで全部やらないといけない環境なのは流石に想定外だったということ、「出来ることは全部やって」と誰かに言われたわけではなく自分からそのように行動したことです。

具体的には、私は当時プロダクト開発におけるUI/UXを担当していたのですが、それだけでなくプランニング、コンセプトデザイン、アニメーション制作まで全て担当。専門外の分野にも指示だししていました。
まさにリーダーシップを発揮していた、と言って良いでしょう。

結果としてはこの動きが功を奏して、当時作っていたプロダクトはリリースされ、月商数億の大成功に。
そして、その後やってきた課題もまた想定外の、突発的なものでした。


3rd Step:マーケ担当がプロダクトわかってない。広告やらなきゃ。

当時立ち上げたサービスでは、集客に運用型の広告を使用していました。「LTV > CPI」の状態を守れているなら、事業としては広告を回さない理由がありません。当時かなり獲得単価が低い状態で広告を運用できていたのですが、ある時レポートを見たら、「実際には存在しない仕様」で訴求するクリエイティブが多数使われていました。これは、場合によっては景表法に抵触する大問題です。

放置するわけには行きません

担当のマーケターが、プロダクトの細かい強みを理解できておらず、安直な訴求でインストールを稼いでしまっていたのが原因でした。
このままではマズイと考え、法務担当者とのミーティングをセットし、担当マーケターに思い切って問題提起。彼をサポートする形で、クリエイティブの差し替えを主導しました。
結果としてクリエイティブは正常化され、事業としても健全な状態にすることができたことも良かったのですが、この過程で私は「マーケティング」という学びを得ることになったのです。これも、想定外の出来事でした。

もちろん、マーケティングといってもこの時触れたのは運用型広告やクリエイティブ、その関連KPIくらいなのですが、当時の私はマーケターとしてはド素人でしたから、この件に関わったことは本当に大きな学びになったのです。この辺りで、かなりゼネラリストの動きに近づいてきました。「デザイナーの枠」を飛び越える土台はできていましたが、決定的なのはこの後の課題でした

ここまでの私の動きは評価され、事業のコアメンバーとして組織作りに関わっていくことになります。そして、新たな課題「マネジメント」の入り口を開いたのでした。


4th Step:人が増えてきた。マネジメントしなきゃ。

そうこうしているうちに、立ち上げた事業はグロースしていき、人も増え、大きなチームになってきます。そうすると立ち上げ時から関わっている自分は必然的に管理に回っていくようになりました。

専門外領域との出会いは続く

正直、人の管理なんてやったことがなかった。
経験者ならわかると思いますが、人の管理なんて、素人がすぐにできるものではありません。
当時はそんなことは分からず、任されたからには!と意気込み、都度上司に相談し、本を読み勉強しました。
面接なども、何を聞けばいいのかわからない。1時間やそこらで、「この人を採用すべきか」判断しなければならない
一方で、組織化されて間もないので共通のカルチャーというものも言語化されていない。そういった組織に人を入れていく際、どのようなことに気を配れば良いのかも、何もわかりませんでした。

この頃から、出会う課題が「不確実」で「複雑」なものに変わっていきました。

手に負えるわけがない

プロダクト作りではなく、関わる人やカルチャーをまとめていくという内容に、自分の役割が変わりつつあったのですが、このタイミングで私の給与は1000万を突破していたと思います。
今振り返ると、この時の私は、「マネジメントの実力」ではなく「実績による説得力」と「学習への期待値」が評価されていたのだと思います。立ち上がったばかりの事業を推進する経営陣としては、ある程度能力を信用でき、且つ同じ温度感で事業を管理しようとしてくれる同志の存在こそがありがたかったのでしょう。

ただ私はこのあたりで、自分の能力を勘違いして大失敗を犯します。
(興味あれば、詳細は下記の記事をどうぞ)


5th Step:大失敗から帰還した自分に訪れた、事業責任者のオファー

盛大に失敗した自分に、当時オファーをくれたとある企業がありました。その会社は、私の失敗経験も含めて買ってくれたのです。
私は、当時の失敗を経て経営や財務の勉強を始めたり、人と真っ直ぐにコミュニケーションを取る方法を学んでいた最中だったのですが、今このような話を貰えるのも何かの縁だろうと考え、その仕事を請けることにしました。

正に、捨てる神あれば拾う神あり。

だいぶ長くなってきたのでその後の数年間は省略しますが、更に多くの変化がありました。
経営や財務を勉強したり、マーケティング領域を横断的に深く経験したり、PR領域をやったり・・・。そうして今もドリフトを続け、私のキャリアは更に混迷を極め、説明し難いものへと変化を続けているのです。


まとめ

こうして振り返ると、私のキャリアが「戦略的に選んだ結果」ではなく「その場その場で大きな課題に向き合った結果」だったとお分かりいただけたのではないでしょうか。
正に キャリアドリフト

この事から私が思うのは、重要なのは「将来像をカッチリと固めること」ではなく、「目の前の課題に本気で取り組むこと」以外にないと思うのです。
どんなに能力が高い人でも、思い通りに全てを運んでいる人って、稀だと思うんですよね。

だから、もし今「壁にぶち当たっている」と感じているなら、そんなあなたに伝えたい。

焦ってキャリアの正解を探さなくてもいい。
むしろ、その「壁」に真剣に取り組み、楽しんでいきましょう。

思いがけないチャンスにあなたをドリフトさせる、大きな転換点になるかもしれませんよ!

ASANOTE|ケイ


読んでいただき、ありがとうございました。
気に入っていただけたら、スキ・コメント・フォロー、お待ちしています!

マガジン「ASANOTE」もチェック!

ビジネスやキャリアアップに役立つ知見・情報や、ケイ個人のAI活用やクリエイティブへの挑戦情報を発信するマガジンです。毎日更新!


よろしければ他のnoteも読んでみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

KEI|GDM設計者|構造と思考のデザイナー チップ、とても励みになります。 気に入ってもらえらたら、是非応援お願いします!