【連載】東国三社参り参拝レポ 《第二話》 2社目:息栖神社 〜 神話最強ユニットの先導者 と 神域の猫たち 〜
腹も満たされたし
いざ2社目の 息栖神社 (いきすじんじゃ)へ
前回記事で紹介した鹿島神宮からは
車で約20分ほどやねん
娘たちの機嫌を維持しつつ
軽口を叩いてる間に着いてまう距離やねん
東国三社参りに行くなら
車で行くんが絶対におすすめやで
息栖神社に到着すると
なんか賑やか
法被姿の人たちが
神輿を担いで練り歩いとる
「なんかお祭りやっとるで」
香取神宮も回らなアカンから
ゆっくり見てる時間なかったんやけど
後で調べてみたら
実は 息栖神社の例大祭 やったみたい
期せずして
絶妙なタイミングやった
しかも
鹿島神宮の大宮司が息栖神社に来られて
祭詞を奏上するんやて
鹿島神宮と息栖神社のつながりを
こんな形で感じると
神さまにアテンドされた気分や
知らんけど😁
▼この記事を1枚にまとめると

✦ ✦ ✦
第一章:
神話最強のナビゲーターが祀られる地 - 息栖神社

例大祭の賑わいの中
まず目に入ってきたんが
東國三社息栖神社と刻まれた
大きな石の社号標

そして
シンプルな石鳥居
鹿島神宮の朱塗りの楼門とは
対照的な佇まい
ここで少し
息栖神社の基本情報を紹介しとくな
【息栖神社 基本情報】

▼鎮座地
茨城県神栖市息栖2882
▼主祭神
久那斗神《クナドノカミ》
▼相殿神(あいどののかみ)
天鳥船神《アメノトリフネノカミ》
住吉三神《スミヨシミツハシラノカミ》
▼創建
応神天皇の御代
大同2年(西暦807年)に現在地へ遷座
▼御神徳
厄除招福・交通安全・水上守護・導きの神
鹿島神宮 と 香取神宮 に並び
東国三社に数えられている息栖神社
正直に言うと
知名度では二社に押されがちやけど
ふたつの神宮と
並び称されるって凄いことやねんで
息栖神社って何が凄いの?
って思う人も多いとは思うねんけど
この神社のルーツを知ると
両神宮と並び称される理由がわかる
息栖神社の由緒は神代
国譲りのエピソードに関係してんねん
武甕槌大神《タケミカズチノオオカミ》
経津主神《フツヌシノカミ》
この二柱が
出雲へ国譲りの交渉に向かう時
その道案内を担ったんが
息栖神社に祀られとる神さんたちやねん
久那斗神《クナドノカミ》
路の神・道案内の神
天鳥船神《アメノトリフネノカミ》
空と海を自在に駆ける乗り物の神
要するに
神話最強の武神を
目的地まで送り届けた先導者や
因みに
この後で行く香取神宮におわす神さんが
経津主神《フツヌシノカミ》や
つまり
この三社で
ユニットを結成しとるって事やねん
どうや?
三社参りしたくなったやろ?
と言うわけで
鹿島神宮 と 香取神宮 という
超有名な神宮に並んで
息栖神社が東国三社に入っとる理由が
腑に落ちた?
ほんで
ちょっと蛇足やけど言わせて
主役にとって大事な裏方さんにも
ちゃんと敬意を表する
神道のこの感じ
めっちゃ好っきゃねん
アニメや映画の『椅子の人』も
主役と並んでメインポスターにする感じ?
違うか
✦ ✦ ✦
第二章:
日本三大霊泉 忍潮井 と 力石

境内に向かう前に
まず立ち寄りたい場所を紹介しとく
常陸利根川沿いに立つ
一の鳥居や
海かと思うくらい
でっかい川沿いに立つ鳥居
それだけでも
絵になる光景やねんけど
この鳥居の足元に
見逃してはあかんものがある
忍潮井《おしおい》
左右に一つずつ
小さな井戸が並んどる
男瓶《おがめ》と女瓶《めがめ》
と呼ばれる二つの瓶が
水底に沈んどる
この忍潮井
実は日本三大霊泉のひとつや
伊勢の明星井
伏見の直井
そしてこの忍潮井や
ここには
面白い伝承がある
息栖神社が
現在地に遷座する際
この二つの瓶は
取り残されてしまった
ところが
瓶たちは三日三晩泣き続けながら
自力で川を遡り現在地まで移動してきた
という
ふぁにぃ〜な伝説がある
瓶が自分で歩いてきたっちゅうねんから
根性見せたったって話やで
知らんけど
神門を抜けて
拝殿へ向かう途中に
もう一つ気になるものがある
力石《ちからいし》

丸くて重そうな石が
いくつか置かれとるやけど
昔は春秋のお祭りの時とか
昼休みの余暇で
若者たちが集まって
力比べをしたという話やねん
この石を持ち上げられたら
神さまに力の王者として認められる
そんな言い伝えもあったりして
想像すると感慨深い
水戸黄門こと
徳川光圀ゆかりの笹川繁蔵が
対岸への使いのために
五十貫余りの力石を持ち上げたと
伝えられとる、
現代人には
完全に遺物のひとつやけど
汗みどろになりながら
石を持ち上げようとした先人たちの青春
ここに刻まれとると思うと
自分も持ち上げてみたくなるやんな
でも
ほんまにやったらアカン奴やから
気を付けてな
✦ ✦ ✦
第三章:
君が代に出てくる石の正体

境内に入ると
しめ縄を巻かれたごつごつした岩が佇む
さざれ石や
ん?
聞いたことある?
せや
君が代に出てくるあの石や

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔のむすまで
ここで一つ
豆知識を入れとこか
さざれ石っちゅうんは
もともと「細かい小石」という意味やねん
長い年月をかけて
炭酸カルシウムや水酸化鉄が
小石の間を
埋めていくことで
やがて
一つの大きな岩の塊になる
地質学的には
これを石灰質角礫岩という
さざれ石の正体や
ほんでええ機会やから
話しとくけどな
君が代の歌詞って
とにかく長く長く続く ってことを
ひたすら
延々と言うとるねん
実際に
君が代の歌詞を見てみると
▼千代に八千代に
気の遠くなるほど長い年月
▼さざれ石の
小石が長い年月をかけて一つの塊になる様子
▼巌となりて
さざれ石がさらに集まって 巌(=大きな岩)になる年月
▼苔のむすまで
その巌に苔が生えるほどの時間
な?
永遠に近い時間の経過を表す概念を
ずーっと羅列しとるやろ?
君が代 = 日本 が永遠に続きますように
という祈りの歌やねん
さらにもう一歩
踏み込むと
小石 → さざれ石 → 巌 → 苔がむす
という
三段階の変容 を詠んどる
永遠の長さだけやなく
時間をかけて成長して深みを増していく
という
ニュアンスも含まれとる
小さかったものが
時間をかけて大きく成長することを詠う
人の成長を重ねて
エールが送られてる感じもせぇへんか?
知らんけど
ここで
さざれ石について
重要なお知らせがございます
お気づきの方も多いと思いますが
実はこの「さざれ石」
日本全国の様々な所にある
鹿島神宮にもある
伊勢神宮にもある
靖国神社にもある
有名な神社には
たいていある
「え、そんなにあんの⁉︎」
ってならへん?
僕も初めて千鳥ヶ淵で「さざれ石」を見た時
そこにしか無い唯一のモノと勘違いしてた
この日に居合わせた
他の家族も解説しとる看板を見ながら
「コレが国歌に出てくる石らしいで」
「へぇー、この神社にあったんやな」
「ええもん見たなぁ」
「凄いラッキーやなぁ」
みたいな感じで話しとった
※実際は標準語で話してたけど脳内変換済み
明治時代に「君が代」が
国歌として全国に広まる過程で
「うちの神社にもさざれ石を」
という流れが
全国に広まったらしいねん
町おこしの一環というか
端的に言うと便乗マーケティングやな
というわけで
息栖神社のさざれ石も
特別な伝説や固有の由来があるわけやない
しかし
国歌に詠まれた
縁起物であることは間違いないし
神域をカタチづける
大事な要素のひとつやねん
小さな石が大きな岩になる
その積み重ねの時間を思い描きながら
神さまへの感謝を込める
そう考えたら
さざれ石は
祈りの質を高める為の
加速装置やとも言えるんちゃうかな
✦ ✦ ✦
第四章:
厳かな本殿に手を合わせる

さざれ石を後にして
いよいよ本殿へ
因みに
参道や境内には
立派な石灯籠がたくさんある

地元の方々が
古くから奉納してきはったもんやろな
その数と年月が
この神社への信仰の厚さを物語っとる
そして本殿

鹿島神宮の
迫力のある朱塗りの楼門とは対照的に
落ち着いた色を基調とした
シンプルな社殿が目の前に佇む
派手さはない
でも
祭の賑わいの中でも
そこに静かに鎮座されとる佇まい
なんとなく
ここがこの神域の中心やという
確かな趣きを感じる
娘たちと一緒に
静かに心と手を合わせて
2社目の参拝
完了や
✦ ✦ ✦
第五章:
神域に住む地域猫たち

本殿を後に
車に戻っている途中
駐車場の脇にあるお手洗い付近で
ふわっとした気配がした
猫や
1匹
また1匹
気づけば
4匹の猫さんが転がっとる
物凄く
人慣れしとる
こちらが近づいても
逃げへん
逃げへんどころか
余裕の表情で撫でさせてくれる
娘たちは
目を輝かせた
「ぬこーーーー!!」
※実際の発声です(誤字ではありません)
さっきまで神妙な参拝モードやったのに
一瞬で動物ふれあいパークと化す
しばらく猫と遊んでいると
地元の方が声をかけてくれた
「この子たち
地域猫なのよ」
言われてみれば
耳に地域猫のマークがついとる
よく見たら
清掃の行き届いた餌場もあった
地域の人たちから
神の使いとして愛されとるんやろなぁ
鹿島神宮では
神さんの使いは鹿やったけど
息栖神社では
猫が神さんの使いなんやなって直感した
知らんけど
✦ ✦ ✦
最後に:
シール2枚目ゲット 〜 そして香取神宮へ
そうそう
車に戻る前に授与所に寄ったんよ
東国三社守に貼る
もちろんココの神紋シールをゲットしたで
これ買い忘れたら終わるやつ
御守りに
2枚目のシールを貼ると
残るは
あと1枚や
「はよ次に行こ!」
娘たちは
このスタンプラリー的な営みを楽しんでいる
神通力は素晴らしい(笑)
時刻は14時過ぎ
息栖神社から香取神宮までは
車で約20分
いざ
最後の一社へ
第3話に続く
筆者:Khaosan
波乱万丈な人生はこちら
【次回記事】

3社目:香取神宮
〜 黒い本殿 と 要石 と 営業部長 と わい 〜
【付録】 まとめ資料
【Khaosanの舞台裏】
大学中退のバンドマンが、遅めの社会デビューから叩き上げて、マニラで散って、再生して、20年を越えるBiz-dev人生の修羅場を通じて《日本精神》に辿り着いた。
その真相と現代ビジネスに効く独自考察を高尾から発信してます!
そんな Khaosan の 波乱万丈な人生 とこれまでの 全考察記事一覧 は、このリンク先で包み隠さず大公開中やで 😁
✦ ✦ ✦
📝 この記事について
この記事は学術的な通説とは異なる点を多く含んでおります。あくまで一つの「妄想」として楽しんでもらえたら嬉しいです。
この記事は、AI戦略アシスタント「コマちゃん」との対話をベースに執筆しました。
Khaosan / 2026年5月
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