【MTR Method®︎は、私のメソッドにあらず】 −人体テンセグリティという概念−
序章
「MTR Method®︎は、私のメソッドにあらず」
そう書くと、少し奇妙に聞こえるかもしれません。
名前を付け、長い時間をかけて言語化し、多くの人に伝えてきた以上、それは私のメソッドだろう、と。
しかし私自身の感覚は、最初から少し違っていました。
作った、という実感がないのです。
発明した、という手応えもありません。
ただ、そうなっていた。
壊れ、迷い、戻っていく過程で、人体が本来持っている構造と振る舞いに、何度も立ち返っただけでした。
私は28歳で椎間板ヘルニアを発症しました。
37歳でウェイトトレーニングと出会い、肉体改造に取り組む。
体幹トレーニングも取り入れてプランクは20分間継続できるまでになりました。
それでも、43歳で生涯最悪のぎっくり腰を再発します。
当時は、「鍛えれば守れる」、「強くなれば再発は防げる」そう信じて疑いませんでした。
しかし現実は違いました。
強くなっているはずの體が、より大きな破綻として限界を示したのです。
43歳で、私は施術に出会います。
筋拘縮を減らす。
詰まりを外す。
それだけで、體は確かに楽になり、本来あるべき姿に戻ろうとする。
痛みは引き、動きは滑らかになり、呼吸が入り、足が着き、全身が勝手に連動し始める。
「戻れる」という感覚を、私はここで初めて、はっきりと体感しました。
ただし同時に、すぐに氣づくことになります。
3歩進んで、2歩下がる。
施術によって整った状態は、日常の動きや癖、負荷の中で、少しずつ失われていく。
施術が無意味なのではありません。
むしろ逆で、施術は確実に効く。
だからこそ、「なぜ戻りきらないのか」が見えてしまったのです。
戻ることはできる。
だが、維持できない。
整った構造を、體がまだ“動きとして”覚えていない。
動作の記憶は、壊れる前のまま残っている。
ここで、はっきりしました。
筋拘縮を減らすことは、入口にすぎない。
必要なのは、整った状態を前提にした運動の再学習。
テンセグリティを、一時的な状態ではなく、動作として実装する工程でした。
それが、後にリアクティベーション®︎と呼ぶことになるものです。
私は、何かを与えたわけではありません。
壊していたものを引き算し、戻った状態を、體に思い出させただけです。
それを便宜上、MTR Method®︎と呼んでいます。
入口が必要だったから、名前を付けただけです。
中身は、私のものではありません。
誰のものでもない。
人体が最初からそうであった、という事実です。
この文章は、方法を売るためでも、正しさを主張するためでもありません。
「戻れる」という事実があること。
そして、「戻った状態は、学習しなければ保てない」という現実があること。
そこから、話を始めたいと思います。
第1章|なぜ「戻る」だけでは足りなかったのか
■ 施術で「戻る」ことは、確かにできる
43歳で施術に出会って以降、筋拘縮(トリガーポイント)を減らすことで、體は確かに変わりました。
痛みは引き、可動域は戻り、呼吸が入り、動きは驚くほど滑らかになる。
それまで「鍛える」ことでしか、體をどうにもできないと思っていた私にとって、これは大きな転換でした。
戻れる。
體は、壊れたままではなかった。
この事実は、疑いようがありません。
トリガーポイント(Trigger Point)とは。
— 續池均(kintsuzuike)@MTR Method Lab®︎ (@kintsuzuike) January 22, 2025
筋肉の中にできる「しこり」のようなもの。
特定の部位に過度の負荷やストレスがかかることで発生する筋肉のこわばり。
私たちはこれを「筋拘縮」と呼んでいる。… https://t.co/hIt7e0Ze3E pic.twitter.com/eeZJI9keLa
■ それでも、感覚は一定しなかった
ところが、その状態は長く続きません。
数日、あるいは数週間。
日常の動きや負荷の中で、整った感覚は少しずつ薄れていく。
氣づけばまた、腰が張り、どこかが詰まり、動きに引っかかりが生まれる。
私はこの状態を、「3歩進んで、2歩下がる」と感じていました。
確実に前には進んでいる。
しかし、決定的に抜け切らない。
■ 施術が足りなかったわけではない
ここで誤解してはいけない点があります。
施術が効いていなかったのではありません。
むしろ逆で、施術は毎回、確実に體を戻してくれていた。
問題は、「戻ったあと」にありました。
構造は一時的に整う。
しかし、その構造のまま動く術を、體はまだ学んでいなかった。
■ 體は、過去の動きを覚えている
人の體は、一度覚えた動きを簡単には手放しません。
筋拘縮が減っても、動作の記憶は残ったままです。
以前と同じ立ち方
以前と同じ歩き方
以前と同じ力の入れ方
その結果、整った構造の上に、古い動きが再び上書きされていく。
これが、「下がる」正体でした。
■ 「戻す」と「保つ」は、別の工程だった
ここで、はっきりします。
筋拘縮を減らすこと
構造を一時的に整えること
これは、入口にすぎない。
本当に必要だったのは、整った状態を前提にした動きの再学習でした。
構造が整ったまま、どう立つのか。
どう歩くのか。
どう力を受け渡すのか。
これを学ばなければ、體は必ず元の癖に戻る。
■ 下がらなくなるために必要だったもの
この「下がらないための工程」こそが、後にリアクティベーション®︎(再活性化)と呼ぶことになる考え方です。
鍛えることではない
新しい能力を足すことでもない
正しいフォームを刷り込むことでもない
整った構造のまま動くことを、身体に思い出させる。
そのための学習がなければ、「戻る」は、何度でも繰り返す現象に留まってしまう。
第2章|なぜ「鍛える」では解決しなかったのか
■ 鍛えるほど、構造は安定する──はずだった
37歳でウェイトトレーニングに出会ったとき、私はそれを疑いませんでした。
筋力をつければ、体幹を強くすれば、體は安定し、壊れにくくなる。
実際、数値も上がり、扱える重量も増え、一時的には「強くなった」という実感もありました。
しかし、結果は真逆でした。
42歳で起きた生涯最悪のぎっくり腰は、鍛えた先に起きた破綻だったのです。
■ 鍛えることは「今ある構造」を前提にする
ここで、ようやく氣づきます。
トレーニングとは、現在の身体構造を前提に、出力を高める行為です。
もしその前提となる體が、すでに歪んでいたとしたらどうなるか。
張力の偏った構造
一点で受け止める癖
逃げ道のない動作
そこに筋力を上乗せすれば、破綻は遅れるかもしれない。
しかし、消えることはない。
■ 筋力は、問題を隠すことがある
筋力がつくと、體は無理を「こなせる」ようになります。
これは一見、進歩に見えます。
しかし実際には、本来逃がすべき力を、別の部位で受け止め、代償動作として成立させているだけのことも多い。
痛みが消えるのは、治ったからではなく、感じなくなっただけ。
これが、鍛え続けた先で突然起きる破綻の正体でした。
■ 施術で戻った構造を、鍛え直してはいけない
43歳以降、施術によって體が「戻る」感覚を知ったあとも、最初は同じ過ちを繰り返しました。
整ったあとに、「この状態で鍛えれば完璧だ」と考えてしまう。
しかし、鍛えることで行われるのは、動作の最適化ではなく、出力の上書きです。
結果として、せっかく戻った構造に、再び古い力の使い方を刻み込んでしまう。
■ 問題は筋力ではなく「張力の流れ」だった
後になって分かったことがあります。
壊れていたのは、筋力でも、可動域でもありません。
張力の流れでした。
どこで受け
どこで渡し
どこへ逃がすのか
この流れが遮断されている状態で筋力を足しても、流れは生まれない。
むしろ、遮断は強化されてしまう。
■ 「鍛えない」という選択が必要だった理由
だから私は、一度「鍛える」という選択肢を横に置きました。
それは否定ではありません。
順序の問題です。
構造が整っていない段階で鍛えない
張力が通らないまま強くしない
まず必要なのは、力を出さなくても成立する動きを體に思い出させることでした。
第3章|リアクティベーション®︎という「運動学習」
■ 施術の次に必要だったもの
筋拘縮を施術で減らすと、體は確実に戻る。
それは第1章で述べた通りです。
しかし、戻った状態は放っておけば失われる。
だから次に必要だったのは、戻った構造を前提に、どう動くかを體に覚えさせることでした。
ここで初めて、「運動」が意味を持ち始めます。
■ リアクティベーション®︎は、強化ではない
リアクティベーション®︎は、筋力をつけるためのトレーニングではありません。
可動域を広げることが目的でもない。
フォームを矯正することでもない。
やっているのは、骨格アライメントが崩れない範囲での運動学習です。
骨盤を動かすエクササイズも行いました。
歩き方も、ジョグも、明確にやりました。
ただし、そのすべてに共通していたのは、「壊れない条件を確認する」という視点です。
■ 「どこまでなら壊れないか」を学習する
リアクティベーション®︎で私が確認していたのは、派手な成果ではありません。
動作の途中で引っかかりが出ないか
力を足さなくても成立しているか
この2点だけでした。
大きく動く必要はない。
速く動く必要もない。
壊れない範囲で動くことを、繰り返す。
これを続けると、體のほうが先に答えを出すようになります。
■ 骨盤・歩行・ジョグは、すべて同じ学習
骨盤のエクササイズも、歩行も、ジョグも、やっていることは同じでした。
整った構造のまま、負荷を少しずつ変えながら動く。
そこでズレが出れば、その時点で分かる。
分かるから、やり直せる。
この繰り返しによって、動作そのものが書き換わっていきました。
■ リアクティベーション®︎の本質
リアクティベーション®︎とは、新しい動きを獲得することではありません。
以前できていた動きを壊さずに使い直すための運動学習です。
だからアクティベートではなく、リアクティベーション、つまり「再活性化」なのです。
失われた機能を鍛えて作るのではなく、使える状態に呼び戻す。
第4章|足から始まった再生が、下がらない状態をつくった
■ 足を再生するところから始めた
リアクティベーション®︎を本格的に進めるうえで、最初に着手したのは足の再生でした。
足趾が動かない。
足裏の感覚が鈍い。
アーチが機能せず、接地が雑になる。
この状態では、どれだけ上で整えようとしても、テンセグリティの土台が成立しません。
ワラーチでの生活とランニングを通じて、足趾を使い、足裏全体で接地し、3点支持が自然に立ち上がる状態をつくっていきました。
足が地面を「掴む」のではなく、静かに受けられるようになる。
ここで、體の安定感が明らかに変わります。
■ 足が変わると、骨盤が固まらなくなる
足趾が動き、足裏アーチが機能し始めると、次に変わってきたのが骨盤でした。
それまでは、骨盤エクササイズを入れても、どこかで仙腸関節が固まりやすい。
ところが、足の機能が戻った状態で骨盤を動かすと、引っかかりが出ない。
左右差が残らない。
骨盤エクササイズが、「動かすための運動」ではなく、機能を取り戻すための運動に変わりました。
ここで初めて、骨盤が“ヒンジとして使える”感覚が安定します。
■ ヒンジに捻転ヒンジを加える
骨盤ヒンジが安定したあと、次に入れたのが捻転ヒンジです。
前後だけでなく、回旋を含んだヒンジ動作。
これを入れることで、動きの幅が一気に広がりました。
特にサッカーでは、切り返し、方向転換、ボールを受ける姿勢などが明確に変わります。
力を入れなくても、次の動作に入れる。
プレーのテンポそのものが変わった感覚です。
■ チューニング頻度が下がった
こうしたプロセスを経て、體の状態は明らかに変わりました。
以前は、週1回は必須だったチューニング(アスリート施術)が、現在は月1回でも十分な状態です。
それにもかかわらず、サッカーは週2回で、強度は決して低くない。
この条件でも、筋拘縮が蓄積しない。
疲労は出ても、翌日には抜ける。
違和感が残らない。
■ 下がらなくなった理由
特別なことはしていません。
足を再生し、テンセグリティの土台をつくり、骨盤の機能性を取り戻し、ヒンジと捻転ヒンジを日常と競技で使った。
それだけです。
結果として、「戻す」必要がなくなった。
それが、今の状態です。
第5章|競技が変わり、管理の前提も変わった
■ プレースタイルが変わった理由
足の再生から始まり、骨盤の機能性を取り戻し、ヒンジに捻転ヒンジを加えていく。
この順序が揃ったことで、サッカーのプレー自体が変わりました。
技術練習を増やしたわけではありません。
走り込みを増やしたわけでもない。
同じ頻度、同じ強度でプレーしているにもかかわらず、動作の切り替えが速くなり、無理な踏ん張りが消え、次の一手に迷いがなくなった。
これはスキルの向上ではなく、構造を崩さずに競技動作を行えているかどうかの違いです。
■ 捻転ヒンジが入ると、プレーが途切れなくなる
本物の捻転ヒンジが機能し始めると、受ける・向きを変える・次に動く、この一連の流れが分断されなくなります。
以前は、どこかで體が一度止まり、力を溜め直す必要があった。
今は、骨盤で受け、回旋が入り、そのまま次の動作に移れる。
速く動こうとしていないのに、間が消える。
これが、競技中の体感として最も大きな変化でした。
■ それでも、競技は必ず筋拘縮を生む
ここで、重要な前提をはっきりさせておきます。
サッカーや野球のプロアスリートにおいて、「下がらなくなる」という状態は存在しません。
本気のゲームをこなせば、筋拘縮は必ず蓄積します。
それはケア不足でも、體の使い方が悪いからでもありません。
競技そのものが、人體の構造にとって負荷だからです。
サッカーの対人プレーやキック動作。
野球で硬球を100球近く投げる行為。
これらは、人体が進化の過程で想定してきた歩行や走行、投擲の延長線にはありません。
明確に、許容範囲外の負荷です。
■ プロには、必ずチューニングが必要になる
この前提に立つなら、結論は一つです。
サッカーや野球のプロアスリートは、ゲームがある週には必ずチューニングを行うべきです。
これは回復のためではありません。
疲労抜きでもない。
本気の競技で生じた筋拘縮を、その週のうちにリセットするためです。
テンセグリティが成立している體ほど、筋拘縮は一点に集まりやすい。
だからこそ、放置すれば次の破綻につながる。
■ 構造が整うと、管理の質が変わる
私自身の場合、以前は週1回が必須だったチューニングが、現在は月1回でも十分になりました。
それでも、サッカーは週2回、決して低くない強度で行っています。
これは、壊れなくなったという話ではありません。
壊れ方が限定され、管理できるようになったということです。
構造が整うと、筋拘縮は蓄積しにくくなり、溜まっても抜けやすい。
結果として、チューニングの頻度と役割が変わる。
終章|MTR Method®︎は、私のメソッドにあらず
■ 最後に残ったのは、「やり方」ではなかった
ここまで書いてきた内容は、成功体験の共有でも、新しいトレーニング理論の提示でもありません。
チューニングで、足を再生し、骨盤の機能を取り戻し、ヒンジと捻転ヒンジを実装し、競技動作と身体管理の前提が変わった。
起きたのは、ただそれだけのことです。
そこに、「特別な方法」や「誰かだけが使える技術」は存在しませんでした。
■ 私は、何かを発明したわけではない
MTR Method®︎という名前は付いていますが、それは便宜上の呼称にすぎません。
私自身が感じているのは、「作った」という感覚ではなく、見つけて、整理したという感覚です。
人体はもともと、張力で支えられ、全体で負荷を分散し、壊れにくい構造を持っている。
ただ、現代の生活や競技環境の中で、それが使えなくなっていただけでした。
■ 構造は、誰の所有物でもない
足から整えれば、骨盤が動き、全身が連動する。
この流れは、私の體だけに起きたことではありません。
再現性があるからこそ、多くの選手が理解し、実装し始めている。
ここで一つ、はっきりさせておきたいことがあります。
この概念は、私のものではない
使えるかどうかは、立場や肩書きと無関係
人体の構造そのものが、答えを持っている。
私は、それを横から見て、言語化し、順序として並べただけです。
■ メソッドと呼んだ理由
それでも「メソッド」という名前を使ったのは、入口が必要だったからです。
概念だけでは、多くの人は辿り着けない。
順序がなければ、途中で迷う。
だから、足から始める。
次に骨盤。
そしてヒップヒンジから捻転ヒンジへ。
競技動作と管理へ。
この流れを示すために、名前を付けただけです。
■ 認定制度という構造について
概念が広がると、多くの場合、認定制度がつくられます。
誰が正しく扱えるのかを定め、運用を管理するためです。
その選択自体を、私は否定しません。
ただし、私はその制度や構造を採らない。
人体のテンセグリティは、認定によって成立するものではなく、體そのものが機能として示してしまう概念だからです。
資格が先にあるのではなく、現象が先に起きる。
私は、その順序を崩したくないだけです。
■ これから先の話
構造が整えば、すべてが解決するわけではありません。
プロの競技では、必ず筋拘縮は生じる。
だから管理は必要になる。
ただし、構造が整っていれば、壊れ方は限定され、管理は現実的になる。
この差は、競技人生において決定的です。
■ 結びに
MTR Method®︎は、私の所有物ではありません。
誰かが使い、検証し、現場で磨かれていくものです。
もしこの文章が、自分の體をもう一度「使える状態」に戻すきっかけになるなら、それで十分です。
私は、ただ先に通っただけです。
道(TAO)そのものは、最初から、そこにありました。
お知らせ Part1|結果にこだわるプロ野球投手のみなさんへ
投球が思うようにいかなくなったとき、多くの場合、その原因はフォームや筋力、技術に求められます。
しかし実際の現場で起きていることは、それほど単純ではありません。
多くの投手に共通して見られるのは、筋拘縮の蓄積です。
これはトレーニング不足やケア不足ではなく、揺らぎを処理しきれなくなった結果として、體が選んだ「応急処置」です。
筋肉チューニングとリアクティベーション®︎は、この筋拘縮を一つずつ解除し、テンセグリティ構造を本来あるべき張力状態へ戻していくアプローチです。
新しい動作を教えることはありません。
フォームを矯正することもありません。
筋肉を鍛え直すこともしません。
行うのは、失われていた構造の再起動だけです。
筋拘縮が抜け、張力の通り道が回復すると、多くの投手が共通して口にする変化があります。
力を入れていないのに、球が走る
並進が自然に立ち上がる
投げ終わりが軽い
翌日に疲労が残りにくい
これは新しい能力が加わったのではなく、もともと持っていた能力が戻った結果です。
構造が戻れば、投球はもう一度、成立します。
MTR Method®︎は、即効性を謳うものではありません。
魔法のような方法でもありません。
ただ、壊れていなかった構造を、正しく呼び戻す。
その一点に、徹底的に向き合っています。
投球に違和感を抱えながら、「まだ何かあるはずだ」と感じている方にだけ、静かに届けば十分です。
ご関心のあるプロ野球の投手の方や、プロフェッショナルを目指す育成年代の親御さんは、是非お気軽にお問い合わせください。
お知らせ Part2|テンセグリティに興味のあるプロアスリートのみなさんへ
パフォーマンスが上がらない原因は、筋力不足でも、技術不足でもないことが多くあります。
多くの場合、問題はごく一部に残った筋拘縮(トリガーポイント)です。
トリガーポイント(Trigger Point)とは。
— 續池均(kintsuzuike)@MTR Method Lab®︎ (@kintsuzuike) January 22, 2025
筋肉の中にできる「しこり」のようなもの。
特定の部位に過度の負荷やストレスがかかることで発生する筋肉のこわばり。
私たちはこれを「筋拘縮」と呼んでいる。… https://t.co/hIt7e0Ze3E pic.twitter.com/eeZJI9keLa
この小さな拘縮の蓄積が體のいたるところに存在します。
この拘縮が、
並進を止め
骨盤ヒンジを壊し
縦軸を不安定にし
結果として肩や肘、末端に負担を集めます
どれだけ身体操作を学んでも、この“詰まり”が残ったままでは、テンセグリティ構造は立ち上がりません。
だから私たちは、全身を鍛えることもしないし、動きを作り直すこともしません。
まず行うのは、チューニングによって筋拘縮をピンポイントで取り除くことです。
構造を壊している一点を外す。
それだけで、體は自然に連動を取り戻します。
これが、遠回りをしない、最短距離のアプローチです。
筋肉チューニングとリアクティベーションによって、人体が本来持つテンセグリティを回復させる。
フォームを直す前に。
力を足す前に。
構造を、元に戻す。
ご関心のあるアスリートの方や、プロフェッショナルを目指す育成年代の親御さんは、是非お気軽にお問い合わせください。
お知らせ Part3|個人戦術に興味のあるサッカー選手や指導者のみなさんへ
個人戦術とは、技術の体系化です。
この前提に立つと、欧州の指導者(Jリーグ監督)や、欧州で指導を学んだ指導者が増えているにもかかわらず、いまだに欧州フットボールの本質が日本に浸透していない現状に、強い違和感を覚えます。
私は、技術を身体操作の観点から見直してきました。
そこで浮かび上がってきた問題は、日本で「標準」とされている技術そのものが、あまりにも特殊であるという点です。
代表的なものを、二つだけ挙げます。
① 止める・蹴る
ピタ止め&パター式インサイドキック(1軸キック)を覚えると身体操作的にコントロールオリエンタードが成立しにくい
コントロールオリエンタードができないため、コンドゥクシオンが不自然になる、もしくはできない
② 逆足の早期強制
早い段階から逆足で蹴らせることを義務化することで、正対ができなくなる(利き足が武器にならない)
結果として、立ち位置そのものがズレる(逆足が使えることで半歩のステップをサボり、結果的に手数が増える)
この二つだけでも、その先の技術習得は大きく変わってしまいます。
ターンの仕方。
ボールを受ける位置。
次の選択肢の生まれ方。
ここに、守備の概念の欠落が重なると、それはもはや欧州のフットボールとは似て非なるものになります。
日本のサッカーで、無闇矢鱈とトランジションが多くなる理由は、戦術以前に、そうした技術に基づいた個人戦術が根付いているからです。
育成年代を見ても、フィジカル要素の強い「個の能力」に依存した力技のチームが勝つ傾向は、ジュニアユース、ユースまで含めて顕著になっています。
こうした問題点を、私がサポートしているJリーガーたちに伝え続ける中で、自然と蓄積されていったものがあります。
それが、「個人戦術アーカイブス」です。
欧州や南米では当たり前とされている、技術に基づいた個人戦術を整理した、教科書のような膨大な資料群です。
ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
能登復興支援チャリティTシャツのご案内
2024年元旦、私の妻の故郷・能登が地震で大きく揺れました。
あれから1年半。
報道が減る一方で、復興は思うように進んでいません。
「もう終わったこと」にしないために、私たちはチャリティTシャツを作りました。
私が運営するGrowithと、妻が立ち上げたima、2つのブランドからの小さな祈りです。
MTR Method Lab®︎がお届けする必読noteとサービス
JFL、J3で4年間ノーゴール。
誰もが「終わった」と思った選手が、J1で二桁得点を記録し海を渡りました。福田翔生。その飛躍の裏には、常に“弟を支え続けた兄”湧矢の存在がありました。
プロの世界は華やかに見えるが、実際は怪我や序列、SNSでの批判、心が折れそうになる瞬間の連続。
諦めは肝心。でも「諦めたらそこで終わり」。
何度も立ち上がり、ヴィジョンを言葉にし、夢をひとつずつ実現してきた彼らの姿を伴走者として2年半見つめてきました。
これは、福田兄弟の“境界線の向こう側”へ至るまでの記録です。
そして同時に、うまくいかずに悩んでいる若き選手たち、夢を追う子どもとその親御さん、人生を再生したいと願うすべての人に向けた物語です。
■ MTR Method Lab®︎公式YouTube
プロサッカー選手が信頼を寄せる“MTR Method Lab®︎”の公式YouTubeチャンネルです。筋拘縮を解き、パフォーマンスを最大化する独自メソッドや、施術・栄養・セルフケアの最前線から、個人戦術や選手の貴重なインタビューを発信中です。

■ noteマガジン
プロアスリート向けコンディショニングメソッドの概要です。筋肉チューニング(ケア)、栄養戦略(Growith)、身体操作(リアクティベーション)、個人戦術指導、含めプロサッカー選手のフルサポートは延べ150名を超えました。お陰様で育成年代の選手のご利用も増えています。
■ noteメンバーシップ
有料記事をリーズナブルな料金でご購読いただけるメンバーシップを3つのコースで開設しました。
①MTRスタンダードプラン:過去に公開したサッカー専門記事の中から再現性の高い記事を厳選し、毎月2本以上(15日・30日)を公開します。
②體と心を整えるプラン:毎月2本以上の有料記事を公開します。
■ Growith −MTR Nutrition−(戦略サプリメント)

Growith公式LINE【アスリートサポートGrowith -MTR Nutrition】ではサポートプログラムを実施しています。ジュニアから社会人まで「Growithを日常的に取り入れている」そんな選手の皆さまを、私たちは応援します。年齢・カテゴリー・レベルは一切問いません。Growithを“感じて”、そして“広めて”くれる選手を大募集しています。セット品やキャンペーンを除きGrowith商品が"いつでも10%OFF"、"何度でも使える"お得なクーポンを進呈しています。
■ 筋肉チューニング整体院UROOM
肉チューニング整体院「UROOM」は、慢性的な痛みや不調に悩む“痛み難民”の方々を救うために誕生しました。體を「部分」ではなく「全体のつながり」として捉え、筋肉・骨格・血流を最適化する独自のメソッドで、根本改善と再発予防をめざします。特に大腰筋や骨盤の機能性を重視し、姿勢・動作・呼吸の調和を取り戻すことで、体本来のしなやかさを引き出します。高いリピート率(約60%)を誇り、アスリートからご高齢の方まで幅広く支持されています。

■ 個人戦術指導
MTR Method Lab®︎ではプロサッカー選手および指導者向けに個人戦術アーカイブスとして身体操作性を考慮した個人戦術の知見を共有しています。この個人戦術は欧州フットボールの原理原則をまとめた膨大な資料になります。
■ ノンフィクションマガジン
『Mountain Trail Running ー山が教えてくれたことー』シリーズのスピンオフ短編です。サガン鳥栖44番、堀米勇輝選手の再生物語。たった4ヶ月の出来事が走馬灯のように駆け巡った記憶。怪我ばかりでJ2で燻っていたベテランがなぜJ1の開幕スタメンを飾れたのか。
MTR Method™️の開発責任者である著者が、自身の體の再生を目指し試行錯誤した軌跡のノンフィクションです。體についてはまったくの門外漢が好奇心と探究心で、新たな世界へ挑戦します。
