『旭化成—化学と素材で未来を創るイノベーター』調査ノート製造業界シリーズ④全6話
こんにちは!
今回は旭化成についての調査ノートです。生活に一番近いのに一番認識されていない不思議な業種。ありとあらゆる所の軸となっている企業なのです。この記事を機会に素材というものを考える機会になれば幸いです!
【永久保存回】就活・転職にも役立つ『各業界』研究ノート🗒️👇
製造業界シリーズ:『未来を創るモノづくり—製造業の軌跡と展望』
1話はこちらから👇
①『製造業界の細分化と代表企業—日本のモノづくりを支える巨人たち』
②『日産—技術で未来を駆ける革新のDNA』
③『パナソニック—暮らしを支える総合電機メーカー』
④『旭化成—化学と素材で未来を創るイノベーター』
⑤『日本製鉄—鉄と技術で築くグローバル産業の基盤』
⑥『製造業の未来—モノづくりのその先へ』
全6話です!
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旭化成—化学と素材で未来を創るイノベーター
私が「製造業界シリーズ」の次なる企業として旭化成を取り上げると決めたのは、パナソニックをまとめ終えた晩に、うさぎ先生との何気ない会話がきっかけだった。先生は例によってソファでくつろぎながら、「自動車や電機も面白いけど、化学・素材産業を見ておくと、日本のモノづくりをさらに深く理解できるんじゃないかな」と言っていた。私はその言葉に背中を押され、「じゃあ次は旭化成にします! ヘーベルハウスとか繊維とか、いろんな事業が頭をちらついてはいるけど、実際どんな会社なのか、ちゃんと知らないかもしれない」と、あっさりと次の企業を決めたわけだ。
翌日、会社を終えてマンションに帰る途中、私はコンビニで飲み物を買い、持ち歩いている小さなノートに思いついたことをメモしていた。旭化成って、私にとっては「ヘーベルハウスを作ってる会社」か「リチウムイオン電池の素材をやってる会社」というくらいのイメージしかなくて、その歴史や理念、あるいはどれだけ多彩な分野に関わっているのかは、正直あまり把握していなかった。先生の話によれば、繊維メーカーとして始まりながら、いまや医療・ケミカル・素材・住宅など幅広く展開し、日本の化学・素材産業を牽引する存在だという。これは明らかに“イノベーター”と言えるんじゃないか、とワクワクしながら私は歩く。
部屋に着いてドアを開けると、「ただいまー」と言いつつ、鞄をソファの脇に置く。うさぎ先生は今日は珍しくテーブルに近い場所でメモを見ているようだった。白い毛並みでモフモフのウサギが、まるで人間みたいに文字を読む光景は未だに不思議なものだけれど、もうずっとこの暮らしが続いているので、私には当たり前の光景だ。
「先生、今日から旭化成をじっくり調べようと思うんです。パナソニックのときみたいに、歴史と理念、それから功績と今後の展望をまとめたいんですよね」
「うん、いいね。旭化成は化学・素材をベースとしつつ、ヘーベルハウスなど住宅事業、それに医療やリチウムイオン電池素材など多岐にわたる。繊維メーカーとして始まったのに、ここまで多角化できたのはなぜか。そこに企業の理念やイノベーションの姿勢が関係しているはずだよ」と先生は耳をぴょこんと動かしながら答える。
私は夕飯を簡単に済ませることにした。コンビニで買ってきたお弁当を温め、テーブルに置いて食べ始める。先生はウサギなので同じようには食べないが、一緒の空間で寛いでいるだけで、なんだか活気が生まれる気がする。食べ終わってすぐにノートとPCを広げ、「よし、じゃあ早速まとめに入りますか」と宣言。先生もうなずき、「いいよ、僕も適宜サポートする」と言いながら私の隣に移動してくれた。

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