『パナソニック—暮らしを支える総合電機メーカー』調査ノート製造業界シリーズ③全6話
こんにちは!
今回は松下電器こと、Panasonicの回です。現代の日本の経営者の中にも創業者の松下幸之助の考え方に影響を受けた人は沢山いるのではないでしょうか?
【永久保存回】就活・転職にも役立つ『各業界』研究ノート🗒️👇
製造業界シリーズ:『未来を創るモノづくり—製造業の軌跡と展望』
1話はこちらから👇
①『製造業界の細分化と代表企業—日本のモノづくりを支える巨人たち』
②『日産—技術で未来を駆ける革新のDNA』
③『パナソニック—暮らしを支える総合電機メーカー』
④『旭化成—化学と素材で未来を創るイノベーター』
⑤『日本製鉄—鉄と技術で築くグローバル産業の基盤』
⑥『製造業の未来—モノづくりのその先へ』
全6話です!
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暮らしを支える総合電機メーカーとしてのパナソニック
あの日、私はいつものように会社から帰る道すがら、鞄の中にしまったノートがやけに重く感じられた。もちろん、物理的な重さではなくて、“頭の中で処理しきれない情報の詰まった重さ”というか――いま進めている「製造業界シリーズ」の続きとして、今回はパナソニックを深掘りしようと思っていたので、自然と気持ちが高まるのと同時に、その責任感みたいなものが肩にのしかかってくる感じ。まだ視界は夕暮れの色で少し明るかったけれど、早くうちに帰って、あの“うさぎ先生”と一緒に調べものを始めたいという衝動に駆られていた。
うちは都心のマンションの一室で、同居人――というか、私の部屋に居候しているのは“うさぎ先生”と呼ばれる白いウサギ。元大学教授で、マーケティングや心理学、AIに詳しい博識な人(厳密にはウサギ?)だけど、ある闇の組織に狙われてこんな姿に変えられた……とだけ聞いている。最初は驚いたけれど、いまでは私の良き相談相手で、会社の企画でもヒントをもらうことが多い。製造業界シリーズも、先生のアドバイスがなければきっと思うように進まなかったと思う。
会社から帰宅し、マンションのドアを開けると、いつものようにソファでまどろんでいるうさぎ先生を見つけて、私はほっとしたような、やっぱり妙な安心感を覚える。「ただいま。先生、今日は早めに帰ってきちゃいました」そう声をかけながら靴を脱ぎ、部屋に入る。すると先生は顔を上げ、耳をぴくりと動かして「おかえり、ユキくん。いつもより帰るのが少し早いね。今日はパナソニックの調査をすると言っていたけど、本腰を入れるつもりかな」と言う。なんだか私の考えていることが手に取るようにわかっているようで、正直すぎるその返答に苦笑してしまう。
たまった疲れを癒やすために、まずはパパッと夕飯を作ろうと思い、冷蔵庫を開ける。すると、そこには買い置きしてあった野菜と肉、そしていくつかの食材が並んでいた。冷蔵庫はもちろんパナソニック製……といえば面白いのだけれど、実際はそのあたりで買った一般的なメーカー品。だが、私は心のなかで「パナソニックの冷蔵庫か……うちにもあったらいいのに」と勝手に想像する。実際、うちの母の家には昔から“ナショナル”の文字が入った古い冷蔵庫があって、いまでもちゃんと動いているのだ。
夕飯を適当に炒め物で済ませ、食後の片づけをしてひと息ついたころ、時計を見るともう夜の9時を回っていた。少しだけ甘いものを口にしつつ、「さて、始めましょうか」とテーブルにノートPCと“ビジネスモデル調査ノート”を広げる。先生もソファの上からちょこんと移動してきて、私の隣に落ち着いた。ウサギの姿なのに、まるで人間のように私をサポートしてくれるのが不思議だけど、いまでは何の違和感もない。そうして私はパナソニックという大企業の情報をまとめ始めるのだった。

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